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先日ある漫画を読んでいて思ったのですが、「名前」っていうものが人にもたらす影響ってすごいんですね。
皆さんは名前のもたらす意味ってどういうものがあると思いますか?「識別」は勿論、名前の与えられなかった人間はどうなってしまうのでしょうか、、、。
ちょっと大雑把でわかりにくい質問ですけど一緒に考えていただければ幸いです(^^
よろしくお願いしますm(__)m

A 回答 (9件)

こんにちは。


すごーく興味深いので、私も参加させてください。
あくまで個人的な考えですが・・・

名前=認識+存在だと思います。
例えば、人が人であることを認識するには、
人を「人」と名づけることが一番です。
猫が猫であるのは「猫」という名前が
つけられているからで、猫を「人」と
名づけてしまうと、それはもう
「猫」ではなくなるわけですよね。

私はこのgooで、mascoliaというIDを持っています。
なので、eveningcalmさんには私は「mascolia」として
認識されていると思います。
そこには「mascolia」としての私は存在しますが、
普段、本名を名乗っている私は存在しません。

名前を与えられなかった人はどうなるか?
周りから認識はされないと思います。
私たちは、人の記憶を手繰るときに
「あの人、名前なんていったっけ。
顔は思い浮かぶんだけど・・・」という風に、
名前を思い出そうとしますよね。
「あ、そうだ。確か○○さんだ」
と、名前まで思い出せたら、そこで初めて
その人を認識できます。
名前の無い人は、それがないわけです。
だから、個としてのその人はそこにはおらず、
「人間」としてのその人が存在するだけでは
ないでしょうか。

なんだか長文になったわりにはちゃんと
説明できていないですね・・・
すみません(^^;)

ほかの方の回答、私もすごく気になります。
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この回答へのお礼

お返事遅くなりました!m(__)m
ご回答有難うございます!名前は認識と存在の両方を併せ持っているのですね、、。
名前が無ければ人間としては存在するが個としては存在できなくなる、それはこの色んな人のいる社会においてなにを意味するんでしょうね?
ご回答有難うございました!^^

お礼日時:2005/02/04 13:36

これは友達から聞いたことですが、名前は「縛り付ける」ものなのだそうです。

これを何かでは「呪」といっている…のだそうです。

名前が無くなったら
また、呪が一つ消えるのですから、また一つ自由になるのでしょうね。
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私も参加させて下さい。



名前って結局アイデンティティのようなものだと、思うのですけど・・・
名前を付けた(もらった)時、この世の中に実態的・実在的に現れるものだと

先ず、戒名が死んでからつけてもらうように思っておられるようですが、
戒名は生きている間につけても構わないんですよ、
死んでからしかもらえないと云う規則は在りません。
ただ戒名には、使う文字によってあの世でのランクが在ると云われています。
(この意味では戒名であの世に実在として現れるってことかな)
高僧やお寺に多大な貢献をした方には、位の高い名前がつけられます、

現在は、ほとんどの人がお寺(信仰)と関係なく生き死んでいくのでお布施の大小で使う文字を選ぶようです。
これは、金儲けばかり考えている強欲坊主の常套手段です。
本来その人の行いでつけられるべき名前が戒名です。
また、戒名がなければ供養が出来ません。住所のない手紙が届かないようなものです。


どこかの心理学系の本に書いて有りましたが、
親は、子供の名前に自分の夢を託す、とも有りました、例えば、都会にでて一旗上げる予定だった人が
家の都合で、田舎に帰り家を次いで、出来た長男の名前は“いずる”だったそうです。
親の希望だとか愛情が込められているのが、子供の名前でしょうね。
名前を与えられない子供は、ネグレクトの証明のようなものでしょうね
愛の反対は憎しみではなく、無視ですから。そんなことは想像したくないですね。

また、ミハエル・エンデ原作の映画『ネバー・エンディング・ストーリー』では、
「虚無」が勢力を増し、子供の国ファンタジアを壊し、ファンタジアが崩壊寸前に追い込まれたとき
ファンタジアの女王が、「わたしに新しい名前をつけて!」と人間の子供に頼みます、
新しい名前をもらい、ファンタジアが新しく再生する、なにか非常に象徴的な物語のように思えます。

適切な名前を与えることで、不確かなものを実体化して捕えることができますが、
逆に不適切な名前を与えられたことで、誤解を招いたり本来の力を発揮出来なかったりすることもあります。
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名前の付いてない物を実感を持って把握するって難しいですよね。


アイデンティティとは記憶の中にある自分の反応の傾向を認識する事によって作られていくのだ、と何かで読んだ事があるのですが、記憶にも主語がないと客観的な認識しか持てないんじゃないか、という気がします。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます!
名前の付いてない物を実感、むずかしいですね~。たとえ名前の無いものが存在したとしても各々心の中で適当に呼び名、ニックネーム的なものを勝手につけるでしょうし。それすら許されない真の無名とはいったい何なんでしょね。どんな気持ちなんでしょうか。。。
このたびはご解答ありがとうございました!!

お礼日時:2005/02/26 12:46

昨年、子供が生まれ名づけのため、ひさし振りに名前についてあれこれ考えることがありました。



>名前の与えられなかった人間はどうなってしまうのでしょうか?
なかなか、面白いテーマですよね!

人の名前は、親が最初に子供におくる贈り物
そこには、子供への成長に対する期待や希望が込められているもの・・・
でも、もし名前が無ければ・・・・
きっと、名前を呼ばれない子供は、親の愛情を感じなくなってしまうかもしれませんね!

また、親しい友達同士は、苗字ではなく下の名前で呼び合いますよね。
苗字では、距離がある人間関係も名前で呼び合うようになるころには、グッと距離が近くなる・・・
特に恋人同士が、苗字でなんかで呼び合わないように
でも、名前が無ければ・・・
人間関係にも影響がでてくるんじゃないかな・・・
名前が無いだけで、友達や恋人ができなかったり・・・

人間関係やコミュニケーションの上でもスゴク名前って重要な働きしてるのかもしれませんね!

ウチの子供も自分の名前の由来を聞いてくることが大きくなったらあるかもしれませんが、気に入ってくれるといいんですけどね(^^;
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます!
>人の名前は、親が最初に子供におくる贈り物
その通りですね!名前と共に人は生まれるんですね。もし名前が与えられなければ、友達や恋人が出来ないばかりか自身の存在すら理解できないかもしれません。あるいは名前が与えられなかったとしても本能的に人は自分で自分のこと適当に名づけたりするんでしょうか。
自分はまだ学生なので勿論未婚ですがいつか子どもができたときに、名前を考えるときにまたこの疑問が脳裏をよぎると思います^^
ご回答有難うございました!!

お礼日時:2005/02/26 12:43

こんにちは。



名前は、識別するための記号であるとともに、
そのもの(人)の固有性を示しているのではないかと思います。
名前があるということは、それ以外ではない、ということを示しています。
なので、名前がなければ他諸々に溶け込んでしまい
それを抽出できなくなってしまうでしょう。
それを、存在しないに等しいと言えるかどうかは解りません。
この、名前に満ちた世界に生きているものにとって、
名前を持たない存在について想像するのは難しいことですね。
だからこそ、哲学のテーマになるのでしょう。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます!
なるほど、、。個を持たないということは回りに知らず知らず溶け込んでいってしまってそれは存在しているとは言いがたい状態になってしまう、ということかもしれませんね。
>名前を持たない存在について想像するのは難しいことですね。
ほんとに難しいですね~。だからこそこのような皆さんの面白い意見が聞けて楽しいのですが^^
ご回答有難うございました!

お礼日時:2005/02/04 13:50

実際のアメリカの話、、、とうか通説?ですが、


平凡な名前を付けると、同じ名前より目立とうとして
大成する人が多いそうです。

浦沢直樹さんの「モンスター」の中にも名前のない怪物が
出てきたなー。

 名前がない、っていうのは通常では難しいですが、
無人島で育った赤ん坊は自分で名前を付けるんでしょ
うか?
狼に育てられてアマラとカマラも、名前は覚えられた、
発音できたのかな?

乱文でした。
 
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます!
そうなんですよ~このとある漫画とはまさにモンスターなんです^^;
なまえのないかいぶつの絵本を読んでいてむらむらとこの疑問が湧いてきたのです。
アマラとカマラの話は有名ですね。名前を覚えれた、というのはやはり狼に育てられたとはいえ人間だったからだと思います。
ご回答有難うございました!^^

お礼日時:2005/02/04 13:44

直接的な答えじゃありませんが、、、





ゲド戦記って本が『名前』の重要性についてよく表現していると思います。


魔法使いの本でアースシーというところが舞台です。
そこでは名前以外に『真の名』があります。
生まれた時名前を親からもらい、その後賢者から『真の名前』をもらうという習慣がある世界です。

<真の名前>
真の名前は絶対的に信頼できる人にしか教えませんので、主人公は生まれた時もらった『ハイタカ』という名前を通称として使ってます。

真の名前を相手に教えるということは命を預けるようなものです。
どういうことかというと、『おこげちゃん』が通称の人が、「おこげちゃん死ね」と言われても、それは仮の名前なので言葉の効果がありません。
しかし真の名前はその人の正体を現しており、真の名前で呪いの言葉を叫ぶと、その死ねという言葉の力となり、ものすごいエネルギーとなって人に襲い掛かかる。
だから心を許せない相手には真の名前を教えないのだそうです。
親にすら教えません。


ハイタカは竜と対決するが、全然歯が立たない。
いろいろ調べた結果 竜の真の名前がわかり、「お前はカレシンだ」と言ったところ、途端に竜は攻撃をやめ、交渉に応じてくれました。
真の名前を知ったことで、竜の全て つまり弱点までも知ったわけだから、竜は知られたことで降参したのです。



<識別>
主人公のハイタカは傲慢な少年ですが、それでも視界の端をちらつくような影の存在が気になります。
「影など光で押し潰してやる」と自分の力がものすごいと自覚しおごっているので、なおさらちらつく影の存在がうっとうしい。
それで影を見つけ出して自分の世界から追い出すために影を探す旅をします。
しかし、その影の名前を知らないので、どちらに探しに行ったらいいのかわかりません。
真の名前さえあれば、正体がつかめるし解決できるが、相手の名前がわからないことで、どう進んだらいいのかわからない。
地の最果てまで行ってついにハイタカは影を見つけ出し、魔法の杖を落とし両手を広げ影を抱きしめ、その名前を言います。
影の真の名前がわかった。 (わからなかったものが識別できた。)
名前っていろんなものを含有しているんですね。


ネットではハンドル名を使います。
ハンドル名を呼び暴言を言っても、やりかえされます。
しかし、お前の本名は山田太郎だと当てられたしまうと、すっごく慌てると思います。
今まで散々暴言を吐いていた人はきっといきなり小さくなり謝ってくるでしょう。
ハンドル名はその人の体を表していない仮の名前。
本名はかなり実体に近い名前だと思います。

茶色とクリーム色で、ほっそりしていて、足が4本あるって言うより「キリン」って言った方がよりイメージが決定するし。

なんか雑談になってしまってすいません ^^;
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます!
ゲド戦記ですか~、日本の言霊に似てますね~。
名前が行動を支配してしまうというのは昔からやはり名前というのがどこか世界を構築している重要なものとして認識されていたんでしょうね。
にしても影を追い出そうとするのはなんだか興味深いです。物語中で影というのはどういう役割を果たしているんでしょう、今度探してみますね!
ご回答有難うございました!

お礼日時:2005/02/04 13:41

名前を与えるというのは存在を認めるということですから元来非常に大きな権威のあるものです。

明治維新までは武士や例外的な人以外には姓が与えられていなかったことも武士が名を命より大切にしたことも全てこのことに関係があると思います。名づけ親のことを英語でゴッドファーザーというのも命名者が持っている大きな権威を示していると思います。子供を産んだ親が勝手にそのこの名前を付けられるようになったのは、まだ20年くらいの歴史しかもっていないと思います。権威なき命名が逆に人の存在感を希薄にしたということも重大な問題なのではなでしょうか。亡者には名前がないと思います。無名というのは存在を認められていないということになります。人が死ぬと名前を呼ばれても答えることがなくなりますが,仏教では戒名という名をお坊さんが与えます。返事をしなくなっても戒名を持つことによってその人は存在を続けることができるということなのでしょう。ほかの宗教では戒名に相当するものが無いものもあるかもしれません。クリスチャンネームというのは生前に付けられた戒名のようなものなのかもしれません。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます!
戒名ですか、、。どこかで聞いたことがあります。
死んだ後も消えない名前があるというのは幸せなことなのかもしれませんね^^
また戒名についても調べてみますね、有難うございました!

お礼日時:2005/01/31 21:56

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