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電話などで、最後に名前を確認するとき、
「失礼ですが・・・」と言われることがあります。
これは、日本語として正しい表現なのでしょうか?

私としては、「失礼ですが」と名前を聞かれることがとても不快です。

礼儀作法として正しいのであれば、この考え方を改めないといけないと思っていますが
自分としては不快な表現なので使わないようにしています。

日本語として(礼儀として)正しい表現なのか、
また、「失礼ですが・・・」に隠されている本当の意味を教えてください。

A 回答 (9件)

質問者に同意したいような、したくないような気分です。

(はっきりせずすみません。)

「失礼ですが」と切り出すのは、自分がまだ相手の名前を知らないこと=相手がとるに足らない存在であるという意味になり、結果的に相手をおとしめるのを避ける気持ちだと思います。

「失礼ですが」と切り出すことによって、「あなたの名前を知らないのは私の落ち度なのですが」と断る意味になり、相手を高める意味になります。

ちょっと極端な説明になりましたが、日本はウチ・ソトの区別に敏感で、名前を知らないということは、すなわち相手を「よそ者」扱いすることにつながりかねないという事情がある(あった)わけです。

礼儀としては、意味のない表現ではないと思いますが、「今時そういう言い方は……」と抵抗を感じるのも事実です。

ただ、質問者は、ビジネスの関係にしろ、そのほかの場合にしろ、相手の名前を尋ねるのにどのような表現をされるのでしょうか? 補足をお願いします。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

「失礼ですが・・・。」には
「あなたの名前を知らないのは私の落ち度なのですが」という意味が隠されていたのですね。
これで、不快にならずにこの言葉が聴けそうな気がします。

私は、名前を尋ねるときは
「(恐れ入りますが)お名前(頂戴して)よろしいですか?」と尋ねています。
カッコ内は状況に応じてつけたりつけなかったりしています。
自分の質問と皆様の回答を確認すると「よろしいですか?」という表現も間違っているような気がしてきました。
もう一度考え直してみます。

お礼日時:2004/12/03 00:57

 失礼なのは人の名前をたずねることではありません。

人の名前を知るという行為自体が失礼なのです。
 世界中の大半の民族にある習慣のようですが、名前というのは聖性を帯びるものであるために、軽々しく人に教えたり、また他人が呼んだりしてはいけない、と古代においてはされていたようです。万葉集などに見られる風俗ですが、「名を訊く」ということがそのまま求婚の意で用いられたこともあります。名前を教えあうような親しい仲というのは夫婦のような間柄でしかありえない、ということなのでしょう。今でも「のろいをかけられてしまうから」という理由で名前を教えるのを嫌う民族はたくさんありますし、日本でも「人を(苗字でなく)名前で呼ぶのは失礼(子供や親しい人、目下の人にのみゆるされる)」という風習にかたちをかえて残っています。
 「失礼ですが名前を教えてください」というのは、そういう民族的な伝統の残滓のひとつです。今では「名前を教えるという手間をあなたにかけさせて申しわけない、失礼ですが」というふうに解釈されていますが、民俗学的に言えば「親しい仲でもないのにあなたの名前を知ってしまうというわたしの行為を許してください」の意味ではないでしょうか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

「失礼ですが」という言葉を、回答者様のような意味で使っている方は実際いるのでしょうか?
古典の中での言い回しなら、このような回答になるかもしれませんが、
あまり現代的な解釈ではない気がします。

お礼日時:2004/12/04 23:58

> 「失礼ですが・・・。

」という言葉、省略されているので不快に感じるのですね。

私はおっしゃるとおり、省略されているから不快に感じるのだと思います。
暗に「察しろよ!」と言われているようで…。
ぼかして言う→相手は察する-というのが日本人の「美徳」らしいですから(笑)

私は、#4さんのご意見の

> これを使うのは大抵、ビジネスでの電話などでしょう。とすると、普通は最初にお互いに名乗りますね。
だから、聞いたはずだけど、(それを忘れてしまったので)聞きにくいけどもう一度お聞きするそんなところからの表現かな、と思っています。

という場合を想定しました。

一度お聞きしたことを忘れてしまうという「大変失礼なことをしてしまった。」という意味で使うのだと思いました。
ですが、私自身は「失礼ですが…。」で”誤魔化さない”ようにしています。
「大変失礼ですが、もう一度お名前をお願いできますか(orもう一度お名前をうかがえますか)?」と言いますね。

参考までに、私の勤務先では「電話応対マニュアル」というものがあり、その中では、「すみません」、「恐れ入ります」は使ってはいけない言葉になっています。
「ありがとうございます」、「申し訳ありません」、「失礼いたしました」はO.K.
「すみません」、「恐れ入ります」は、感謝の意味にも、謝罪の意味にも使えるから不可なんだそうです。

あと、「お名前を頂戴できますか?」は、人によってはコレを不快に思う方もいらっしゃると聞いたので(名前は”モノ”ではないから、尋ねるものであって、貰う(頂戴する)ものではないから-という理由だそうです)、私は使わないようにしています。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

「すみません」「恐れ入ります」はNGだったのですね。勉強になりました。
「頂戴できますか?」という言葉は最初不自然に感じていたのですが、
周りが使っているのを聞くうちに、だんだん使うようになってしまったと反省しました。
いろいろ考え直す機会になり、質問してよかったと思いました。

お礼日時:2004/12/04 23:51

六件のご回答と質問者さんの言い方を拝見して、



私の言っている、

「失礼ですが、どちら/何方(どなた)様でしょうか。」

は間違いかもしれないと自身が無くなって来ましたが、

この表現は如何でしょうか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

「失礼ですが」だけで名前を聞く態度が不快に感じるので、
省略せずに聞かれるのは、私は不快には感じません。

この質問をする前に、ビジネスマナー電話編を確認したのですが、
「どちら様でしょうか?」と聞くのが一般的のようで、どのHPの例にも入っていました。
だから、大丈夫だと思いますよ。

お礼日時:2004/12/04 23:46

全く同感です。


私もこの中途半端な表現には非常に不快に思っています。
 相手の言い分は「失礼ですが・・」と明らかに質問途中で、「。」で終わっていないですからね。
その先は「察してちょうだいよ。」というずうずうしさを感じます。
横から返事するのもマナー違反なので、いつかあえて「はい?」と合図地をうって反応をみてやろうか。とも思うくらいです。

はっきりモノを言わない(言えない)日本人が好んで使っているのでしょうね。
「失礼」といった言葉を初めにつけて謝った、へりくだったニュアンスをかもし出しておいて、語尾をにごす。
「自分の失礼を承知でお伺いさせて頂きますが、お名前はなんとおっしゃるのでしょうか。」
というような、自分の状況と希望をはっきり相手に言えない気の小さい人が好んでいる。と思っていいと思います。

某電話会社のオペーレータで働く友人に聞いたところ、まさにこう言った、「その会話尻を相手(お客)に察しさせる」言い回しは使用しないよう指導されたそうです。

私は、電話の世界で「名を名乗ること」は常識だと思っていますので、名乗らない相手に対し、その名前を聞くことを「失礼な行為」と思っていません。
「お名前お願いします。」とニッコリはっきりさらりと聞いています。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

「察してちょうだいよ」というずうずうしさが、不快に感じるのかもしれません。
失礼だと思ってるなら、言うな!って思ってしまう私はひねくれ者ですね ^_^;

「失礼ですが」と言われるより、「お名前お願いします」とはっきり言われたほうが、すっきり気持ちよく名乗れますね。

お礼日時:2004/12/03 00:33

名前を聞くとき、「失礼ですが・・・」は非常によく使われる表現です。


失礼ですが、のあとに名前を聞く言葉が省略されている、と考えるのが適当かな? と思っています。

これを使うのは大抵、ビジネスでの電話などでしょう。とすると、普通は最初にお互いに名乗りますね。
だから、聞いたはずだけど、(それを忘れてしまったので)聞きにくいけどもう一度お聞きするそんなところからの表現かな、と思っています。
あるいは、最初に名乗らないのは失礼だと思うが、というところからきているのかも?

私自身、あまり適切ではない、と思います。でも、便利な表現なので、使ってしまうことも有りますね。
そして、「失礼ですが・・・」と聞かれてその状況で名前を確認しようとしている、と思えば素直に(?)名前を言います。

ただ、これを好ましくない、と思っている人は少ないかもしれませんが、やはりいます。私の周囲にも何人かいますね。ですから、使わない、という判断は間違ってはいないと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

一度聞いたはずなのに、もう一度聞くので「失礼ですが・・」
かなり納得できました。

やはり好ましくないと思われている方はいらっしゃるのですね。
確かに便利っぽい言葉ですが、これからも使わないようにします。

お礼日時:2004/12/03 00:28

「失礼ですが、お名前をお聞かせ願えますか」


といった言葉が省略されています。

私も「失礼ですが」で終わらせる言葉を不快に感じます。
「私、○○と申します。 失礼ですが?」と丁寧に言う人もいますが、いずれにせよ省略しているので不快に感じますね。

「私は○○と申します。 失礼ですがお名前をお聞かせ願えますか」
もしくは
「恐れ入りますがお名前を頂戴できますか」
と言うようにしています。

そこまで丁寧にしなかったとしても
「すみません、お名前をよろしいでしょうか」
でも、省略するよりましだと思っていますがどうでしょうか。


省略ですので正しい表現ではないと思いますが、一般的に普及したものは認められるようになってしまうのでいかんともしがたいですね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

「失礼ですが・・・。」という言葉、省略されているので不快に感じるのですね。

「恐れ入りますが」とか「すみませんが」がと言われるより、「失礼ですが・・・」と言われたほうが不快に感じるのですが、
聞きなれていないせいでしょうか?

お礼日時:2004/12/03 00:25

「こんばんは」


これは「今晩は綺麗な月夜ですね」などという、
会話文章が省略されて、
挨拶へと変化したものです。
 
このような日本語の特性を考えれば、
「失礼ですがお名前を教えていただけませんでしょうか?」
という言葉が省略されて、
「失礼ですが」
となるのも不思議ではありません。
しかし、まだこれは一般的にはなっておらず、
日常的に使うには問題があるでしょうね。
       
ちなみに日本人の美徳として、
「自分に厳しく他人に甘く」というものがあります。
このような微妙な言葉に関しては、
私は、その方針でいこうと思っています。
            
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

「失礼ですが・・・」と名前を聞かれる状況は主に会社の電話です。

「自分に厳しく 他人に甘く」
自分が不快だと感じることを人には行わないようにします。

お礼日時:2004/12/03 00:17

間違えたままの言葉が正しい言葉と変わっていくことがあります。


たとえば、<早急>「さっきゅう」が正しいのに「そうきゅう」でもいいとか・・。
それと同じで、みんなが使えばそれが正しい言葉になるのではないでしょうか?。

私は「失礼ですが・・」とは使いません。
隠されている意味は説明できませんが、以下のような言葉を使います。

「教えていただけますか?」の代りになる言葉があるのかもしれませんが
「恐れ入りますが、お名前を教えていただけますか?」または「差し支えなければお名前を教えていただけますか?」を使ってます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

みんなが使えばそれが正しい言葉になる・・。

会社の先輩が使っているのを聞いていると、それが正しい応対方法なのだと思って使ってしまうのかもしれませんね。

お礼日時:2004/12/03 00:14

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