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ライブディオにチャンバーをつけるとなると、オイルの量を増やすとか混合ガソリンを作ったりした方が良いのでしょうか?オイル量を増やした方が良いのであれば、調整の仕方も教えて貰えたら幸いです。

A 回答 (2件)

チャンバーとは、排気脈動の一種を利用して排気ガスを押し戻し、中間トルクを太らせるもので、チャンバーだけ交換してもせいぜいトルク特性が変わるだけです。


 故に大概の場合、オイル量の変更は不要です。

 もし取り付けるチャンバーが、高回転域でのヌケが極端に良いなどかなりレース寄りのもので、キャブのリセッティングを行わないとダメな症状が出たら、その時初めて、キャブのリセッティングと共にオイル量を変更する必要が出て来ます。

※分離給油の『オートマチック・オイル・ミクスチャ』では、エンジン回転数とスロットル開度によってのみ、オイル量が決まっています。(ガソリン量は関係ありません。)
 キャブセッティングを濃くする方法に変更したら、その分オイルを増やさなければならないリクツになりますが・・・

※2ストのチューンでは、ガソリンにオイルを混合して対処します。
 どのくらいオイルを混ぜればよいか?っというのは結構『カンと経験』で決めてしまっていますが、よく用いられるのは1:80~1:100ぐらいです。
 もっとも、この混合比が適正なのかどうかは、実はよく判っていません。混合しなくても焼付かないかもしれませんし、逆にホントはもう少し濃くしなければならないかもしれません。

※それよりも。
 『オートマチック・オイル・ミクスチャ』は、上述した様にエンジン回転数とスロットル開度の両方でオイル量を決めており、実際のところどういう走行条件でどれほどオイルをブチまけているのか、ちゃんとオイル量を計測しない限りよく判りません。
 そこでキツいチューニングを施した場合は、オイルポンプを取り外し、潤滑は完全に混合ガソリンに頼るというのが、レース屋がよくやる手です。
 この場合の混合は、1:25です。分離給油が登場する前、混合時代の市販2スト車は1:50がデフォでしたが、チューンしているなら市販車よりも濃くする必要があります。

※オイルポンプのリセッティング(吐出量の変更)は、ワタシはお勧めしません。
 オイルポンプの吐出量を増やすには、プランジャポンプを作動させている『コントロールカム』を切削で作り直す必要があり、手作業では困難です。また切削加工の工作機械を持っているとしても、どの回転数でどのくらい増やす必要があるか、カムプロファイルを決める為のデータが全くありません。(計算でカムプロファイルを決める方法があり、その計算に基いてカムを削れば概ねOKですが・・・計算の為にはいくつか経験則的な数字が必要で、そういう数字が無ければ実験を行うしかなく、個人のチューニングで『出来る範囲』を超えています。それもあって、市販の2ストエンジンをレース用にチューンした場合は、ポンプを外して混合ガソリンとしています。)

※ちなみに。
 オイルポンプを外して混合に頼る潤滑方法だと、エンジンブレーキで焼付きます(スクーターの様なヴァリオマチック式ATでも、高回転からスロットルOFFにすると、遠心クラッチが切れずにエンジンブレーキが働きますよね?混合2ストでは、この状態が長く続くとエンジンが焼付くということです)。
 レースでは、スロットル全閉時間はそれほど持続しないので混合で構いませんが、街乗りだと峠を下るなど長時間スロットルOFFの走行パターンがあり得ます。スロットルOFFとは潤滑油が途切れるということを意味し、下り走行では『潤滑油をエンジンに送る為に』特殊なスロットル操作が必要になります。(2スト車は、分離給油になって初めて、峠の下りが攻められる様になりました。混合時代の2スト車は、峠の下りは攻めるどころではなく、焼付かせないことが最優先のスロットル操作が必要になります。)
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チャンパーを付けただけならほぼ関係無いです。

キャブが同じなので。
同時に、若干の感覚は変わりますが、チャンパー本来の性能は出ません。キャブもエンジンもノーマルのままなら、いわゆる、音だけ早いってやつ。
キャブを少しだけ濃いめにセッティングすれば、もうちょっとパワーが出ますが、もちろん100%ではありませんし、キャブセッティングは神経衰弱をやるのと等しいので相当な根気が必要です。
調整の仕方なんて、今どきはネットにいくらでもありますから、それを調べ上げる方がよほど簡単です。
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