プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

1階が仕事場、2階が自宅という住居に住んでいます。1階にお客様が来た時などに2階で小さい子供が走る足音などが気になるので、2階に防音のカーペットを敷こうと思っています。
近所の家具屋やホームセンターに行ってみたのですが、店員もよくわかっていないようで防音レベルの数字についてくらいしかわかりませんでした。
予算が高くなってもよいので、できるだけ音を防ぐようにしたいのですが、防音(吸音)効果の高いカーペットのおすすめがありましたら、メーカー、製品名を教えて下さい。また、素材について防音(吸音)効果が高いものがあれば、教えて下さい。

A 回答 (4件)

音といっても、いくつかの種類があります。


分かりやすい分け方で言うと、コツコツ音とドンドン音。
コツコツ音は、おもちゃを落としたりしたときに出る、硬いもの同士がぶつかった音ですね。
これは、カーペットを敷くことで、軽減されますし、ゴムなど、樹脂製の敷物で軽減することもできます。(実際には、コツコツ音からドンドン音に変えるだけみたいなものかも)

ドンドン音については、上階の床が振動する音なんです。
つまり、床が振動しないようにするか、振動が伝わらないようにするしかありません。
カーペットでそんな働きをさせるようになんて、なかなかできませんから、#1さんがおっしゃるように、「効果的な防音カーペットは存在しない」ということになります。
ドンドン音がどれくらい発生するかは、カーペットの切れ端を机にでも置いて、こぶしでたたいてみれば分かります。「ドン」という音がしないカーペットは存在しないはずです。
厚さ数センチメートルのフニャフニャしたカーペットなんて売ってないでしょうし、歩きにくくてしょうがないですよね。
当面は、コルクかゴムなどのシートを敷いて、その上に毛足の長いカーペットか防音カーペットなどを敷いて対処するしかないでしょう。
実際にどれくらい効果があるかは、家の構造や、お子さんの体重・歩き方などによります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。詳しく教えていただきよく理解でき、#1さんの回答についても納得できました。教えていただいたように、コルクやゴムのシート、防音カーペットなどを併用して、その他の方法も検討していきたいと思います。

お礼日時:2005/03/01 09:16

先の回答で答えが出ていますが、カーペットのような薄い素材では、重量衝撃音はほとんど吸収できないと考えた方がよいです。



カーペット、ゴム、フェルト、コルクなど柔らかい素材はクッション性があります。クッション性により衝撃音を低減しているといえます。クッション性は物理的なモデルとしては圧縮バネと考えられます。バネは一定の量変形するとそれ以上縮まなくなります。

同じ床の衝撃により発生する音を重量衝撃音と軽量衝撃音と分離して考えるのは、軽量衝撃音はカーペットなどの表面仕上げのバネの範囲内で衝撃を吸収できる範囲の音、重量衝撃音というのはバネがつぶれてしまってから床の構造材の部分で発生している音ということを意味しています。

すなわち重量衝撃音というのは床の構造を改良しない限り防ぎようのない音といえます。

それならば、重量衝撃音といわれる歩行音にも対応できるようにバネの長さを長くして防ぐという考えもありますが、しかし柔らかく長いバネは人の歩行や重量物を置くことにより変形し(沈み)ます。
あまり大きな沈み量があると日常生活上問題になります(例えば深くつもった新雪の上を歩くことを想像してい見てください、歩くことが困難です)。

この沈み量を日常生活上問題にならない量以下に抑えながら、防音するにはカーペットのようなものでは対応できません。現実問題としては、半導体工場などで空気バネという特殊で高価な装置を使って行っている例はありますが、住居ではまず使用するようなものではありません。

建物の構造がわからないので、床の補強方法はわかりませんが、営業上どうしても対策したいというのなら、床の補強などが必要です。既存の建物の床構造を絶縁したり空気バネを採用するよりは安くできると思います。

ただし、床の衝撃音は、沈み込み量に応じて低い音が発生します。すなわち重いものほど低い音が発生しています。重量衝撃音は低音(ドスンドスン、ドンドン、トントンなどと表現されるような音)が主成分で、軽量衝撃音は高音(カーン、キーン、カチャ、コツコツ、コトコトなどと表現されるような音)が主成分です。

歩行による音の成分は、実際は音の周波数としては様々なものが同時に発生しており、そのうち高い周波数の音は、軽量衝撃音対策により低減できます。
カーペットを敷くことにより、この軽量衝撃音に分類される高い音の部分は低減できると思います。

すなわち低い音を問題にしているのなら、カーペットの効果は期待しない方がいいといえますし、高い音だけでもカットしたいというのならカーペットでも多少の効果は出ると言うことになります。
ただし、体重の増加により低音の発生が多くなりますので、お子さんの成長とともに効果は低下して行くともいえます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。詳しく教えていただいて、大変参考になりました。
みなさんの回答を拝見しますと、子供の足音については防音カーペットで防ぐことは困難なようですね。防音工事の業者と相談するなど、他の方法も含めて検討したいと思います。

お礼日時:2005/03/01 11:08

昨日お返事書いたのですが、どうやらシステムトラブルでうまく投稿されていないようなのでもう一度掲載します。


>効果がまったくないということはないと思うのですが(逆にそうでなければ、防音カーペットの意味がないと思うのですが)

クッション効果により緩和するという意味はあるでしょう。でもそれであれば防音カーペットである必要はありません。なるべくやわらかいものにすればよいです。

足音のうちドスンドスンという重量振動音に対しては基本的に効果はないと考えてください。防音カーペットはあくまで軽量振動音(たとえばフローリングの床にスプーンを落とした音など)などの周波数の高い音に対してのみ効果があります。楽器などに対しても効果はあります(ドラムの低い音:バスドラなどはだめですが)。

ですから防音カーペット自体は意味が無いということはありませんが、ご質問者が解決したいであろう足音の重量振動音に対しては効果は期待できないのです。
ただ床面がふわふわしていれば確かにそもそも重量振動音の発生を抑制できるから、それであれば防音カーペットでなくても安くて有効なものは幾らでもあるでしょうという話です。
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この回答へのお礼

最初の回答をいただいた時にはよく理解できなかったのですが、#2さんの回答や今回の回答で納得することができました。何度も教えていただき、ありがとうございました。

お礼日時:2005/03/01 10:30

防音カーペット自体の性能はどれも50歩100歩です。


また残念ながら子供が走り回る音に対して効果的な防音カーペットは存在しません。
対策は非常に難しい案件の一つです。現在の構造がどうなっているのかにもよりますので、防音の専門業者に相談された方がよいでしょう。
何かを買ってきて簡単に対策できるようなものではありません。

この回答への補足

確かに業者に相談して本格的に防音の工事などをすれば良いのでしょうが、とりあえず防音カーペットなどで音を小さくしたいと考えています。
走り回る音に効果的な防音カーペットは存在しないということですが、足音を完全に消すことはできないという意味でしょうか。ホームセンターなどで防音カーペットを見た時にふつうのカーペットよりも厚く、クッションの効果で足音などが小さくなるのかなと思いました。効果がまったくないということはないと思うのですが(逆にそうでなければ、防音カーペットの意味がないと思うのですが)どうなのでしょうか。

補足日時:2005/02/28 22:07
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/02/28 22:06

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