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アニメ界で延々と作られる巨大なロボット(orメカ)が戦うという発想を作ったのは誰なんでしょうか?
日本以外に外国の映画が元だったりするんでしょうか?
アニメ以外にSF小説などで元ネタがあったりするんでしょうか??

A 回答 (9件)

うろおぼえですが・・・


18世紀(?)に発表された「フランケンシュタイン」が大ブームになり、所謂人間が作り出したヒューマノイドが人間(製作者)に対して牙を剥くというシチュエーションが流行りました。この頃から擬似生命体による同種のシチュエーションが多く発表され、ロボットという存在が語られ出してからも概ねこの種の内容だったようです。後年、アイザック・アシモフがこれを嫌い、人間の為に奉仕するロボットを生み出しました。科学を発展させる為に、このフランケンコンプレックス(フランケンシュタインの様に人間が生み出した物が必ず破局を齎す、つまり新しい技術や概念は皆嫌われてしまう)を覆したかったようです。以降、人間の為に働いたり戦ったりするロボットが多数登場し、アトム等はその影響を強く受けて誕生しました。その頃は多くのロボットが人工知能により自らの意思を持っている事が多く、前の回答者様が仰っているようにヒーローとしての存在でした。鉄人を初めとする初期の大型ロボットは再びフランケンコンプレックスを強く意識し、自らの意識ではなく操る人間次第で悪にも正義にもなるという設定を与えられました。これには、鉄人の誕生エピソードからも判る様に、ロボットがヒーローから兵器への変貌(若しくはそれ以前の状態に戻る)を遂げた事を意味します。そうした背景の中、漫画家、永井豪の発想で、人間が乗り込み、操縦するロボットが生み出されます(永井豪の話によれば車を運転中に渋滞に巻き込まれ、もしこの車の下に巨大な足が生えてみんなまたいで行けたらと思った事が原点らしいです)。以降、ロボットがヒーローではなく人が乗り込み操縦するロボットが闊歩することになりました。・・・・なんて長々書きましたが、殆どはうろ覚えなので間違いの指摘、訂正を望みます。
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この回答へのお礼

とても興味深いエピソードをありがとうございます。
人間以外の意思を持った存在はフランケンシュタインが元で次にアイザックアシモフ→日本のロボット漫画という流れなのですね。
とてもわかりやすいです。
アトム系の世話をするロボとガンダム系の操縦ロボは概念が別ですよね・・

お礼日時:2005/03/15 22:16

質問者の5567さんの御質問の意図は、



>アニメ界で延々と作られる巨大なロボット(orメカ)>が戦うという発想を作ったのは誰なんでしょうか?

ですね。

これはずばり永井豪さんで、作品は「マジンガーZ」(1972年12月~)です。永井先生が現在まで続くこのブームの仕掛け人です。

確かに初期のアニメは「アトム」「エイトマン」「鉄人28号」とありますが、前者はスーパーヒーロー本人の活躍であり巨大ロボットではなく、「28号」は巨大ロボットものでもちょっとカテゴリーが違いますね。リモコンだし。

当時、昭和46年4月から放映された「仮面ライダー」が爆発的な人気となり、等身大ヒーローブームが起きました。原作者の石森章太郎(石ノ森章太郎)氏はその先駆者として「イナズマン」「変身忍者嵐」「好き好き魔女先生」等変身ヒーローを生み出し、他「バロム1」(さいとうたかお先生)等時代は一気に変身ヒーローものに染まった時代でしたが、その流れに対抗する潮流を作り上げたのが永井豪先生の「マジンガーZ」でした。

その後のインタビューで、永井豪先生は
「当時流行の変身ヒーロー物のお株を奪ってやろうと思った。(自作の)ブームの予感はあった」と確信犯的な発言をされています。

その後アニメは巨大ロボットもの一色に染まったのは周知の通りですね。永井先生も石ノ森先生と同じく時代の要請でロボット物を山のように描かされる羽目に。「マジンガーZ」以降「グレートマジンガー」「ゲッターロボ」「キューティーハニー」などなど。
他の製作会社の作品は山のようにあるので割愛ね。
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この回答へのお礼

マジンガ-Zは知っていましたが
なんとなく永井先生はデビルマンのイメージがあったので意外でした。
やっぱり自分の中でロボットもの=ガンダムのイメージが強いので・・・。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/03/15 22:12

ユダヤの伝説の“ゴーレム”の話も調べる価値があるかもね。



人型の土塊に秘術を施し人間が使役する巨人(魔人)と化す、という意味では操縦型のロボットの元祖と言えなくもない。

先日図書館で映画のDVDを見つけたが、案の定サイレントだった(泣) 
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この回答へのお礼

無機質なものに魂を入れるという神話は他にもありそうですね。
巨人というのがロボット原点っぽいかな。
そういうつながり、見えてくると面白いです。

映画は、ロボットの映画ですか?あらら・・

お礼日時:2005/03/14 23:10

こち亀で、ロボット三等兵の話が出ていたなー、


と調べてみたら、こんなHPが見つかりました。

巨大ロボットアニメとしては、鉄人28号が、
最初みたいですねー。

封神演義の中でも、黄巾力士(こうきんりきし)も
巨大ロボットといえば、ロボットですねー。
話的には、紀元前1000年前くらいだと思うけど。
演義で作者不詳だからなー。

参考URL:http://www5a.biglobe.ne.jp/~kou-ka/a/robotto/rob …
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この回答へのお礼

わざわざ調べていただいたんですか?
ありがとうございます!
紀元前にもロボットという概念が会ったことに驚きました・・

お礼日時:2005/03/14 22:47

ことアニメに限定するのならやはり「鉄腕アトム」が


最初ではないでしょうか?
アトムは巨大なロボットではないにしても、他のロボ
ットとの格闘シーンはありましたからね。
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この回答へのお礼

アトムですか。
手塚先生は何を見てアトムを思いついたんでしょうね?
予断ですがそのころのロボットってみんなフォルムが丸いですよね・・
どうもありがとうございました

お礼日時:2005/03/14 22:35

 ロボットとはちょっと違うかもしれませんが、ギリシャ神話にクレタ島の番人をしている青銅の巨人タロスの記述があります。

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この回答へのお礼

元をたどれば神話になる可能性もありますよね
こういうのが聞きたかったんですw
ありがとうございます
調べてみます!

お礼日時:2005/03/14 22:06

元祖は#1の方の答えられた「鉄人28号」なのかもしれませんが、分類すると



一般の人間(主人公)が巨大ロボットに搭乗することで、超人的存在(ヒーロー)となる→「マジンガーZ」(72年)原作:永井豪氏

巨大ロボットが実質上の戦争の兵器となり量産もされる→「機動戦士ガンダム」(79年)原作:サンライズ(富野喜幸氏?)

戦う巨大ロボット同士が人格を持つキャラクターとして描かれる→「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」(85年~アメリカでは84年)原作:タカラ・ハズブロ・マーベルプロ???

あたりがそれぞれのルーツとなっていると思います。いずれも続編や亜流作品が作られました。

ちなみに海外ではロボットが登場する作品は「スターウォーズ」のロボットのように大方は人間の手下という位置づけでしたが、日本の作品ではロボットがヒーローになるというアイデアが世界規模では斬新だったようです。
例えばフランスで「UFOロボ グレンダイザー」(75年 原作:永井豪氏~マジンガーZの路線)が「ゴールドラック」という名で放送されると社会現象になるほどの好評を博したそうで、80年代前半にアメリカでタカラのオリジナル変形ロボット玩具が大好評になったことから一連のトランスフォーマー作品が生まれるなど、発想は日本のコミックやアニメ、あるいは玩具作品にあるようです。

ただ、これらは私の知る限りで、探ってみると別の古い歴史があるのかもしれません。どこからが発案者でどこからが便乗者かは正直わかりかねます。
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この回答へのお礼

>日本の作品ではロボットがヒーローになるというアイデアが世界規模では斬新だったようです。

私も諸外国と日本の
ロボット/ヒーローアニメの違いについて考えてみたのですが確かにロボットそのものが目当てになるのは日本だけですよね
とてもわかりやすいです。
ありがとうございました

お礼日時:2005/03/14 22:05

最初はよく分からないけど、


H.G.ウェルズの「宇宙戦争」まではさかのぼると思う。
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この回答へのお礼

SF小説ですね
読んでみたいと思います
ありがとうございました

お礼日時:2005/03/14 21:32

横山光輝の鉄人28号が最初かな?

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この回答へのお礼

ありがとうございます
それは日本アニメーションとしてですよね?
世界的にも総合的にも初でいいのでしょうか?

お礼日時:2005/03/14 20:57

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