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スバルBTZとトヨタの86ってOEMなんですか?だから生産コストが下って安いのですか?

A 回答 (3件)

>スバルBTZとトヨタの86ってOEMなんですか?



 BRZと86ですね。
 御指摘通り、スバルで生産され、トヨタにOEMで供給されています。(OEM=Original Equipment Manufacturer=相手先ブランドによる委託生産という意味。生産は一部で言われている呑龍工場ではなく、スバル市の本社工場です。)

>生産コストが下って安いのですか?

 共同研究だとか、BRZと86でセッティングが違うとか色々言われてますが、要するに『コストダウン』です。
 量産車に於いては、最大のコストダウンが見込めるのは『量産効果』です。(部品の単価は、量産に入った途端1/3~1/10に下がります。)
 その為には最新の生産ラインを作り、時間当たりの生産性を可能な限り上げなければなりません。
 逆の見方をすると・・・沢山生産しても、『売れなければ』コストダウンにならないワケで、そこで別ブランドによる水平展開ということです。

 86/BRZは、スバルファンは好意的発言(或いは『スバルでしか製造出来ない』などの願望的発言)をしていますが、実際のところ、構造的にトヨタの製造ラインで作れないところはありません。(唯一、水平対向エンジンだけは、トヨタで作ろうとするとかなりの設備投資が必要になると思われますが、それならエンジンだけスバルから買ってくれば済む話だし、そもそも水平対向である必要は無いかもしれません。)

 スバルで製造しているのは、明らかに製造拠点集中によるコストダウンです。
 86/BRZは、元々はトヨタ単独の企画によって開発がスタートしましたが、もしそのままトヨタだけで開発して製造・販売していたら、販売価格は現状よりも高価になっていたでしょう。
 86に比べBRZの方の販売実績は惨憺たるものですが、それでもトヨタにしてみると『少しでも沢山作り、現状の販売価格を維持したい』ところでしょうし、一方スバルにでは『トヨタにOEM供給しないなら、今すぐにでも製造を止めたい』と言ったところでしょう。
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スバルの車体は「BRZ」のことでは?



BRZと86は基本フレームは同じ車です。
ただ、ブランドをスバル系とトヨタ系とに分けただけではなく、スバル得意の水平対向エンジンにトヨタ得意の直噴システムを組み合わせて技術連携を図ったものだというのがアピールされています。

生産台数が多くなれば規模の経済性がはたらいて、生産コストを抑えることができますが、それが目的というより、技術連携により双方の技術レベルを高めることと、研究開発の費用と期間を圧縮することを狙ったようです。

なお、生産拠点はBRZも86も、ともに群馬県にあるスバルの本社工場だということです。
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これはOEMではなくて、共同開発車です。


両車に搭載されるエンジンは、スバル製の2L水平対向4気筒FB20ベースに、トヨタの直噴技術が組み合わされたもので同じものです。
じゃあ何が違うかといえば、「サスペンション」のセッティングで、トヨタ 86は前輪が柔らかめで後輪のほうが固めのセッティング、一方スバル BRZは、前輪がやや固めで後輪は柔らかめの設定ということ・・・
前者(86)はドリフト走行を楽しめるセッティング、後者(BRZ)は安全にスポーツ走行を楽しめるセッティングという具合に差を設けています。
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