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大学の工学部の機械工学科、電気電子工学科、情報工学科、土木工学科、建築工学科って同じくらい数学と物理を使うんですか?

A 回答 (2件)

機械工学は「材料力学」「流体力学」「熱力学」などが必須ですから、物理では主に「力学」、そのための数学としては「微積分」「線形代数」が必要です。



それに対して、「電気電子工学科」では、物理では「電磁気学」が必須で、そのための数学としては「微積分」「ベクトル解析」「複素関数」などが必要です。必要によっては「電子」や「光子」の気持ちになって「量子力学」などのミクロの世界に分け入る必要もあります。

「情報工学科」は、物理では電気・電子に近いですが、純粋な「数論」「論理学」といった数学の世界に近いかも。量子コンピュータなどを扱うには「量子力学」なども必要。
それ以外にも、情報工学やAIをどの分野に適用するかなどによっては、「応用先」の経済学や医学などの学問も必要になるでしょう。「金融工学」などの分野もありますから。

土木、建築はあまりよく分かりませんが、「ミクロ」なものよりは「マクロ」なものが多いので、「機械工学」の方に近いでしょう。さらに大きな構造物の「構造力学」や「耐震シミュレーション」なんかも必要になるのでしょうね。

いずれにせよ、「工学部」は現実の「モノ」を相手にした実用的な問題解決なので、そこで使う「物理」や「数学」はそのための「実用的な手法・ツール」に過ぎません。抽象的な「お勉強、試験のための理想的な条件下での演習問題」ではなく、あくまで「現実の問題解決に必要なものをかき集めて使う、必要なら近似法・実験式から数値計算して答えを出す」という泥臭いものです。

従って、どんな問題を解決したいのか、という目的に応じて「いろいろ変わる」ものであり、何を専攻するかで必要なものは限られます。
ただし、「いろいろな手法を知っていた方が、いざというときに役に立つ」ものでもあるので、「全体について広く浅く、特定分野については狭く深く」というメリハリをつけて学ぶことになると思います。
たかだか4年間なので、できることは相当に限られます。社会人になって仕事をする中で「範囲」と「深さ」を広げていく必要があります。大学だけでは完結しません。
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電気電子工学科は高等数学の塊みたいに数学の世界になります。

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