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ジャンボジェットなどは複数で操縦するのでしょうか?機長や副操縦士などでどのような役割分担をしているのでしょうか?
前に、機長が倒れて一人で操縦したというニュースを見たことがありますが、一人でも操縦できそうですが・・・。
新幹線だって基本的に一人乗務ですし。

A 回答 (18件中1~10件)

一人が急病になった時の為や、人的ミスをなくすためですね。

あとこれは個人的な考えなのですがよく墜落事故のニュースにでてくるボイスレコーダが録音していても一人だと何もしゃべらずにいてしまうことがあるからではないでしょうか。
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誰も謂っていないもう一つの理由。


フエイルセイフの一部だけど、完全に重ならず。

理由は電脳が発達し過ぎて、一人の人間の能力を
追い越しつつ在り、複数の人間が逆に必要になっ
た、です。

昔、飛行機の操縦室には五名のクルーが乗組み。
(現在は通信士と導航士が失職し、第二操縦士も
風前の灯)
→プロペラ四発機の時代ですよ。

さて、人間を減らした代わりに電脳が作業するの
は結構な話ですが、逆にキケンな面も。

一昔前なら、人間が操縦していたならば諦める様
な悪天候でも運行可能になった為、万一、電脳が
発狂すると、より危険な状況から操縦を交代(電
脳→完全手動へ)する事となり、人間一人の技量
では回復出来ない恐れがあるのです。

航空機の重要部品・機器類は、一般より遙かに厳
しい基準と検査体制の下、安全性を確認して居り
ますが「絶対に壊れない事」を保証しません。
百万時間、無故障かも知れないが一秒後に発狂す
る可能性も。

濃霧で視程がゼロでも、今は電脳の助けを借りて
着陸可能です(空港にも設備が必要だが、可能は
可能)。が、着陸数秒前に電脳が発狂したら..
直ちに人間機長に代わらねば大惨事は間違無く。

しかし人間が操縦していたならば、そもそも視程
ゼロの空港には降りないから、この種の事故の確
率は減ります。

つまり、電脳が可也の部分を代行しているが故、
万一の際、人間の側も電脳と同等以上の技量を要
求されるのです。

電脳で楽になる所か、より高い訓練が必要に成る
のです。

現在。電脳の能力が一人の人間の技量を追い越し
つつあるので、この様な事態を前に複数の人間が
必要になるのです。

電脳が発狂後、素直に人間に交代出来れば良いの
ですが、電脳が頑として制御権を放さずの事態も
考えられるので、機長の負荷は益々重きに。
天才機長でも、殆ど余裕は無い筈です。

いや、こんなの想定済みで対策するよと謂う方も
居られるでしょうが、想定済みの事故は不思議と
発生しません。予想外だから事故に成ります。

「電脳の能力」が複数の人間を必要とする。

それから、人間同士のフェイル・セイフですが、
場合により機能しません。

副操縦士はクルーの中で唯一人、機長に助言出来
る立場にありますが、ベテラン機長と新米副操縦
士の間では、そうなりません。機長の独裁になり
ます。回りがそう謂う傾向だと、機長雖も人間だ
から、やがて天狗になり、挙げ句、事故になった
..いや、航空史上最悪の大惨事を招いた...
例もあります(1977年3月27日に金糸雀諸
島・テネリフェ国際空港で発生した惨事の事)。

フェイルセイフは何処に行った?
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飛行機は、一般の方が考えているよりかなり危険な乗物です。

統計的に事故率が少ないのは、一般の方が思いもしないような万全の安全対策がなされているからです。

二人で操縦する(実際に操縦するのは一名で、もう一人は無線交信、スイッチ類の操作など補佐的な業務をします。業務分担は厳密に定められています)のは、簡単に言えば「人間は必ずミスをするから」です。

#12の方が挙げられた事故などは、かなり極端な事例ですが、こういうことも実際ありましたし、ここまでいかなくても小さなミスは人間なら必ずするし、1人より2人、2人より3人の方がミスに気付きやすくなるのは自明です。もっとも、今の飛行機とそれをとりまく運航システムは、単純な小さなミスひとつで墜落するようなものではありませんが、ミスが重なったところに悪天候や機械の故障などが重なると危険領域に近づきます。

ちなみに、将来技術が進めば、パイロット一人で運航するような旅客機はできるでしょうか? この説に私は懐疑的です。一人で操縦するのは#12の方が指摘するようなリスクが大きいため、おそらく2から1でなく、1を飛び越してゼロになるでしょう。数十年以上先のことだとは思いますが。
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#13の補足


完全なATCを実現する上でも、実は列車上の安全装置よりも、中央官制センターの存在が何より最も重要だったりします。

先日の新潟中越地震において新幹線が脱線したのは記憶に新しい所ですが、新幹線自体もともと揺れているので地震等感知することができません。
地上にある地震計が捕らえて、ATCによる地上子による自動非常ブレーキが即座に働いたおかげで、人命には影響のなかった事故ではなかったと思われます。(他にも、対向車がいなかったのもありますが)
もし、地震に気づかず、そのままの速度で走行していれば、新幹線がおもいっきり空を飛んだかもしれません。もしくは、先頭車両がすべて潰れたかもしれません。

#14の補足の補足
新幹線のATCは在来線のATCとは違い、減速に関しては完全にATC任せにする形で運転します。なので、信号275から信号240等に移行する時、275で走行していても240になるまで常用最大ブレーキがかかります。
駅停車のATCも、信号30(あたり)までは完全自動ですね。

在来線のATCの場合は、信号が変わった時点でその速度を守っていないといけないというのがありますが、ブレーキは常用最大ブレーキです。

また、航空機では、アメリカテロ事件等の教訓の上で、何らかの理由で機長・副操縦士の両名が操縦できなくなってしまった場合に備えて(機内有毒ガス散布等)、完全な自動着陸システムを開発しているらしいです。(自動操縦だけなら実用化されています)
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機長が倒れて一人で操縦したというニュースを見たことがあるんでしょう。


一人でも操縦できますが、その一人が倒れたら、誰もいないってことですよ。
だから、機内食も別々のメニューを食べます。

新幹線は、ATSで止まればすむけど、飛行機は困るでしょう。

この回答への補足

補足させていただくと、新幹線は、停止させるATSではなく速度制御させるATCですね。

補足日時:2005/04/06 00:29
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少し疑問におもったのですが、同じ空を飛ぶ物にヘリコプターがありますが


人員輸送用等の観光ヘリなんかも、大型の自衛隊ヘリなんかも、実は1人操縦用です。
しかしながら、メーター類は、確かに多いものの十分1人で視認できる程度の数しかないです。

そういうのを考えると、空の上でのフェイルセーフは
他の理由があるからこそ、初めて実現できるものではないでしょうか?

アポロ宇宙船は操縦は2人(3人乗りですが、1人は月着陸船操縦手)、スペースシャトルも2人で操縦します。実際にはコンピュータを搭載しており、ある程度は自動操縦ができるにもかかわらず、コックピットはメーターだらけです。

3人乗りのジャンボジェット機は、操縦桿以外にもスイッチ、そして、メーター類まで、天井まであったとイメージしていただければ、どれほどの安全確認システムがあったか伺えると思います。
当時のB747は、コンピュータなんてありませんでしたからね。

ちなみに、この3人乗りは、2人は前を向くのですが、機関士は、横を向いて操縦します。
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この回答へのお礼

あのメータ類の数は確かにすごいですね。
新幹線で重要と言ったらスピードメータ(ATC現示速度)
ブレーキ圧力計、架線電圧計、モータ電流計
ぐらいでしょうか?

お礼日時:2005/04/06 00:29

若い人は知らないでしょうが、、、。


昔、
「機長! 何をするんですか!(やめて下さい、だったかな?)」
「逆噴射」
というのが流行語になった年がありました。
羽田沖の東京湾に逆噴射して突っ込もうとする機長を、副操縦士が必死に止めようとした(機体はまっぷたつに折れて多数の死傷者が出た痛ましい事故でした)のだったと思います。機長が精神を病んでいたのですよ。
ああいうのの記憶があると、機長一人の航空機なんて怖くて乗れませんが、、、。
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この回答へのお礼

そう言えば、そんな事故がありましたね。
最近は語られることがなくなりましたが、
幼げにも、紺と赤のラインが入った機体が真っ二つに割れているニュースを見た覚えがあります。

お礼日時:2005/04/06 00:39

こんにちは。


以前、中華航空機で同形機が、名古屋とどこかで連続して墜落した事故がありました。

その一週間位の後だったと思いますが、台湾の空港に着陸しようとした中華航空機の同形機の機長が着陸する時に、心臓発作を起こして死亡するという事故?がありました。

この時はすぐに副操縦士が操縦を代わり無事着陸しましたが、一人なら絶対墜落してた状況ですね。

まさにこういう時の為です。
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この回答へのお礼

なるほどですね。まさにこのようなときのためなのですね。ありがとうございました。

お礼日時:2005/04/05 18:18

>飛行機はなぜ複数人か。



 飛行機はなぜ複数のエンジンを持っているかとほぼ同じ考えなのでしょう。
これをフェィルセーフと言います。
万が一片方がトラブルに巻き込まれても片方で生還する。
FMSというコンピュターを2台3台積むのも同じ考えですが、数多ければ安全と安心してはいられなくて、操作が煩雑になる、コストがかかる訳で、パイロットは二人、エンジンは二基が安全上最低限必要な数と言う事でしょう。

実際は二人が同時に操縦する事は訓練でもなければなく操縦以外の無線、航法、機関の操作が主な仕事になるのでしょう。
またフェィルセーフの考え方とは別にフールプルーフと言う考えもあります。
人が間違えても機械が受け付けない仕組みで先の新幹線の居眠りもフールプルーフと考えると人が指示しなかったから機械が新幹線を止めたと言う事なのでしょう。
パイロットが二人と言うことはフェィルセーフでもありお互いに手順を確認する意味でフールプルーフでもある面もあり明確に分けられない面が人間的かもしれません。
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この回答へのお礼

>パイロットが二人と言うことはフェィルセーフでもありお互いに手順を確認する意味で…
そう言われると、新幹線の運転士も2人乗務のほうがいいような気がしますね。いくらレールの上を走り、ATCやCTCというシステムがあり飛行機より安全(?)といえども…。

お礼日時:2005/04/05 18:22

飛行機と新幹線の大きな違いは、新幹線は万が一運転手が失神しても安全に走行できますし、止まったら安全な状態になりますが。

飛行機は操縦していないと墜落してしまいます。自動操縦装置もスイッチを入れない限り基本的には作動しないので、瞬間的に失神や居眠りした場合などでは墜落の危険性があります。飛行機(特にジェット)はエンジンの吸い込み口が進行方向を向いていないと必要量の空気を吸い込むことができません。高速飛行中に失神などでラダー(方向舵)を以上に踏みすぎると飛行機が横向きになり最悪の場合、エンジンの停止や揚力がなくなり失速してしまいます。(ゲームではラダーで旋回できますが実際はできません)したがって、常に2人は必要です。私もグライダーに乗っていましたが、二人用なので教官の補助も受けることができます。
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この回答へのお礼

グライダーの操縦経験があるとはすごいですね!
貴重な経験を交えたご回答、ありがとうございました。

お礼日時:2005/04/05 18:25

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