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よくかじりを防止するためにオイルスプレーをハブボルトに吹くとは言いますけど?

アルミホイールでテーパーナットです
テーパー部分には油分が付くと締め付けトルクが変わると思うので逆に脱脂しましたが。
あとハブボルトにも緩んでこないようにパークリ吹いて脱脂しましたが間違ってたんでしょうか?

質問者からの補足コメント

  • ネジ工学としてはすごく詳しく書かれていますね

    実際のところ極端な脱脂や塗布は不要で手脂で充分てところなんですね

    締め付けるほどボルトが伸びて逆に緩むのは知っていましたが脱脂するほど緩むのは初耳でした

    とても参考になりました

    No.4の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2022/10/03 20:34

A 回答 (5件)

サービスマニュアルにはグリスを薄く塗布と書いてありますね。


ついでに、ホイールですから風雨にもさらされるので、油分があった方がいいです。
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オイルを吹くまですることはありませんが、脱脂は絶対にやってはダメです。


 ジムカーナやラリーをやっているヒトでホイールボルトを折るのは、大概『ゴミ掃除の為に』パーツクリーナを吹いて脱脂をやっているヒト達です。

 何故ねじを脱脂して締め付けるとボルトが折れるのか?の説明は長くなるので省略しますが・・・機械設計を学んだヒトにとっては『常識』レベルの話です。興味をお持ちなら、『ねじ設計法』を勉強してください。ねじを脱脂して安心しているヒトが『どれほどのメカオンチか』良く判ります。

 メーカーではホイールボルト/ナットは、『軽潤滑状態』で締め付ける様に設計しています。これはオイルを吹いたり(レーシングマシンの様に)グリス潤滑するほどではなく、作業中の汚れた手や手袋で『ボルトを撫でる程度』の潤滑です。
 昔のヒトは、ねじの緩み防止の『おまじない』として『鼻のアブラをチョイと付けて』などと言いましたが、実は理に適っていたというか、その『ヒトのアブラでの潤滑』が、結果的に設計の狙い通りだったというワケです。

>よくかじりを防止するためにオイルスプレーをハブボルトに吹くとは言いますけど?

 市販車の改造車でなく、ゼロから設計されているガチのレーシングマシンでは、ホイールボルト/ナットに限らず、強度部材のねじは必ずグリス潤滑します。理由は『ボルト軸力の安定化』が第一で、副次的に『ねじのカジリ防止』を狙っています。
 塗るグリスは汎用グリスなどでなく、極圧剤入りの高価なグリスを使います。(レース屋では、ブレーキ用の銅グリスを使っているところが多いです。)
 オイルスプレーを吹いているヒトは、それを知っていて『マネ』しているだけです。スプレーのシリコンオイルは極圧性能が低く、締付トルクの安定化には寄与しますが、『カジリ防止』には殆ど役に立ちません。(締付トルクの安定化と緩み防止を狙うなら、ロックタイトなどの『緩み防止剤』を塗れば完璧ですが・・・締付トルクが大きいねじにロックタイトを塗ってしまうと、緩め作業で『ボルトをねじ切る』ほど緩まないんですよ・・・)

>あとハブボルトにも緩んでこないようにパークリ吹いて脱脂しましたが

 それは、『そんな気がする』だけです。
 『気がする』だけで工学的な根拠がある様に思い込むことを、我々(レーシングカーデザイナーです)は『機械工学』をもじって『気がする工学』と呼んでいますが、ねじを潤滑して緩みに弱くなる技術的根拠はありません。
 これも細かく計算すると判りますが・・・ねじ部を潤滑して緩み易くなるのは、グリス潤滑のμ(摩擦係数)よりも2ケタ小さくないと起こりません。どれほど高性能なグリスを塗っても、さすがにそこまでμは低下しません。

 そもそも、ちょっと考えてみてください。
 エンジン内部や変速機内部は、スプレーオイルやグリスなど足元にも及ばない、とんでもない浸透性と潤滑性の超高性能オイルが入っていて、しかしそれで中のねじが緩むなど聞いたことがありませんよね?(エンジンを組む時、ねじにはタップリとエンジンオイルを塗りながら組みます。絶対に脱脂なんかしませんよ。)

 結論としては。

※ホイールボルト/ナットを潤滑する必要はありませんが、パーツクリーナーなどでゴミを流したら、ボルトを『素手で』グリグリ撫でてから締めましょう。ナットのテーパー部も同じで、手で触ってから組みましょう。(或いはグリスや古いオイルを溶かす作用が強いCRC5-56を吹いてねじ部を洗い流し、ウェスでよく拭き取ってからねじを締めるという方がスマートかも。)

※脱脂しっ放しは最悪の『悪癖』です。非常に危険なので、絶対にやってはいけません。

 尚・・・最後に御参考。
 ホイールボルト/ナットをグリス潤滑する場合は、

※グリスはブレーキ用のカッパーグリスが良いですが、モリブデン系でもそれなりに焼付き防止になります。

※グリスはナット側のめねじの先端近くに、米粒大で構いません。座面は『グリスを塗った指でひと撫で』しておけばOKです。
 ナットを締め込むとおねじ~めねじ間の面圧で伸びるので、ベアリングのグリスアップの様にベタベタに塗る必要はありません。(ベタベタに塗ると溢れたグリスが飛び散って、ホイールが汚くなったり、万が一ローターの方に飛んだら大惨事です。)

※グリス潤滑の場合、締付トルクを10%程度低くします。
 それでは緩む様な気がしますが、無潤滑で正規の締付トルクで締めた場合と同等かそれ以上の軸力が出ているので、締付トルクを下げても『緩み易さ』は変わりません。
 逆にグリス潤滑して正規のトルクで締めるとボルトが伸びてしまう可能性があり、その方が緩みます。(思い違いしているヒトも多いですが、ねじは『強く締めれば締めるほど』緩む、という現象も起こり得ます。ホイールナットに限らず、『締めても締めても緩む』ねじがある場合、締め過ぎて緩んでいる可能性もあるので、その部分のねじの状態を見直した方がいいでしょう。)
この回答への補足あり
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ネジに潤滑剤はNGです。



うっかり付いたら除去します。

ボルトとナット共に、締め付け前に、緩み防止に
パーツクリーナーでゴミと油分を取り除き、
手で締めた後トルクレンチで規定値で締めます。

ボルトやナットはサビや汚れと油分があると
締めた時オーバートルクとか、締付け後緩む原因に
成るので、しっかりクリーニングしてください。

輸入車のメルセデスやポルシャ、BMWなどは
ホイルボルトは再使用しないそうです。
ボルトの劣化と汚れななどで緩む、折れる危険が
あるため。
時速250km/hオーバーの世界ですので、部品の
管理は国産と違う様です。

そこまでではないが、再使用には細心の注意を
したいです。
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山でドリフトするとか、レースで過酷な走行をするならアリですが、世間並みの乗り方なら塗布しない方がいい。

後者の場合、脱脂は正解です。

どちらにせよナットは最初は手で絞め始めましょうね。
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ハブボルトやナットにに潤滑剤を噴くと、規定のトルクで絞めてもボルトをねじ切ることがあります。


一番良いのは全てをパーツクリーナーで脱脂することですね。
基本的にはハブとホイールも摩擦力で固定しています。一定の摩擦力を得るには、ボルトの軸力を計る必要がありますが、かなり特殊な物が要りますので簡易的にトルク管理をしています。条件により同じトルクでも、軸力は大きく変わります。ましてや潤滑剤を噴いたら危ないです。
普段のタイヤ交換なら、ナットやホイールの接触面を、綺麗なウエスで拭くくらいですけど。
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