冬の天気と関東

冬になると冬将軍や寒波の影響で、「○日～○日は全国の広い範囲で大雪に見舞われますので、早めに備えを済ませてください。」としばしば気象予報機関から呼びかけがありますが、関東平野(特に東京都心付近)だけはあてはまらないことが多いのでしょうか？

No.1 回答者： zircon3 回答日時： 2023/01/21 16:41

一般的な西高東低の冬型の場合、日本海の水蒸気を含んだ湿った空気は本州の背骨にあたる山脈にぶつかって日本海側に雪を降らせ、関東平野には乾いた空気が吹き込みます。

そのため快晴の日が多くなります。

関東平野、特に東京・千葉・神奈川に雪が降るのは「南岸低気圧」と呼ばれる状況が発生した場合です。
関東のすぐ沖合を低気圧が通る場合です。
空気は低気圧に向かって吹き込みますが、関東のすぐ沖合に低気圧があるとそこへ向かって北にある空気が関東に降りて来て雪を降らせるという状況になります。