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捕まえたかったのはノネコやったのに、しかけにはアマミノクロウサギが掛かってしまっていた、という事件がありました。

ノネコって山猫とは違うんですか?
静岡県の竜ヶ岩山(りゅうがしやま)で猫を見ましたが、それと同じですか?

あっちの県にいたのもノネコ、こっちの県にいたのもノネコやとしても、その猫が同じ種類の猫とは限りませんかね?ノネコとは猫が野生化したものだとwikipediaに書いてありますが、ということはもともとがペットとして飼われていた猫ですから、もともとの猫の種類が同じかどうかによりますかね?
つまり、たとえば和歌山県のとある山にいるノネコがもともとシャム猫で、京都のとある山にいるノネコがもともとペルシャ猫ならば、その二つは、ノネコではあるけれど別の種類の猫ということになりますよね。ノネコとはそういうものですか?

A 回答 (2件)

ノネコの理解についてはWikipediaに書かれているとおりです。


イエネコが、人に頼らず野生で生きていくようになった形態です。
イエネコとノネコに遺伝的な違いはありません。
同じ種です。

イエネコとは何かというと、私達が猫と呼んでいるあの生き物です。
数千年前に人類がリビアヤマネコを家畜化した亜種です。

ネコ - Wikipedia
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8D%E3%82%B3

いっぽう、ヤマネコとは、ネコ科でネコらしい生き物のうち、
家畜化を経ていない野生の種でなおかつ小型の総称です。
総称なので、たくさんいます。
そしてどれもイエネコとは別の種です。

たとえばライオンやトラは誰でも知っていると思います。
ライオンやトラはしかし、「小型」ではないのでヤマネコとは認識されません。

たとえば、サーバルは
>サバンナや草原・森林などに生息し、沼沢地や河川の周囲を好む
そうで、山には生息していません。
また、人間は飼っていた時期がありますが(数年前に禁止された)、これは「家畜化」ではありません。
しかし、サーバルは「野生のネコ科で小型の種」に該当するので、ヤマネコの一種です。
サーバル - Wikipedia
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83% …

ネコ科のうち、中型の種、ピューマやユキヒョウをヤマネコと呼ぶかは人によってまちまちです。


次に、失礼ですが、質問者さんは種の定義について理解があいまいな部分があるようです。
どうやら、品種という概念の把握が曖昧なようです。

私達が猫として知っているあのペットの猫はぜんぶ、種の名前はイエネコなんですね。繰り返して恐縮ですが。
その中にシャムやペルシャやターキッシュアンゴラやらノウェジアンフォレストキャットやらいたとしても、これらは「品種の違い」であって、種は同じイエネコなんです。

>あっちの県にいたのもノネコ、こっちの県にいたのもノネコやとしても、その猫が同じ種類の猫とは限りませんかね?

いいえ、同じイエネコです。
「生き物としては同じ種」です。

品種とは、あるひとつの生き物の種のなかで人間が作り出したバリエーションを言います。
品種とは少し違うけれども、人間は人種がいろいろあっても全部「ホモ・サピエンスという一種の生き物」であるように、
品種が違ったとしてもイエネコはすべてイエネコです。


Wikipediaにも
>生物学上は野良猫もノネコも同じ種でありイエネコであるが、動愛法上で保護されている愛護動物から外す目的で定義されたノネコは愛護動物である野良猫(のらねこ)とは異なる呼称で区別されている。

>野猫(ノネコ)は山野に自生するイエネコ

等とかなり丁寧に説明されていますよね。


野猫 - Wikipedia
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8E%E7%8C%AB
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この回答へのお礼

よくわかりました。ほんまにありがとうございます。
そしたら、イエネコとヤマネコは交配しないのですね。

あっちの山のノネコもこっちの山のノネコも同じ種類なのはわかりました、ありがとうございます。ただ、ビジュアルの違いはやはりありますよね?私の例文でいうなら、和歌山県の山のほうはシャム猫のビジュアルでしょうし、京都の山のほうはペルシャ猫のビジュアルですよね?200年経とうと300年経とうと変わらないですよね?日本人が日本の山で300年暮らし、フランス人がフランスの山で300年暮らしたってその両者が同じビジュアルになることはないですから、それと同じでしょうから。

お返事ほんまにありがとうございます。

お礼日時:2023/02/17 23:30

No.1です。



まだ少し誤解されているようなので(いえ正直に言うとかなり誤解されているようなので)もう少し追記します。

>あっちの山のノネコもこっちの山のノネコも同じ種類なのはわかりました、ありがとうございます。ただ、ビジュアルの違いはやはりありますよね?私の例文でいうなら、和歌山県の山のほうはシャム猫のビジュアルでしょうし、京都の山のほうはペルシャ猫のビジュアルですよね?200年経とうと300年経とうと変わらないですよね?日本人が日本の山で300年暮らし、フランス人がフランスの山で300年暮らしたってその両者が同じビジュアルになることはないですから、それと同じでしょうから。

この段について。

まず質問者さんの仰る意味がよくわかっていないように思います。
仰る「シャム猫」というのは、たまたま、ノネコになったシャム猫の個体を指しているのではなくて、
「和歌山と京都でノネコの群れがいたとして、それぞれずっとその地域だけで代を重ねれば、それぞれ和歌山群と京都群のような特徴的な遺伝子プールを持つ群になるはずだ」という意味ですか?

それとも、本当に「和歌山にシャム猫のノネコがいるのなら、和歌山のノネコは全部シャムネコのはずだ」という意味ですか?

シャム猫とペルシャ猫にビジュアルの違いはあります。
ビジュアルだけでなく、気質などにも違いがあります。
こういった違いは全部、人間が作り出した違いです。
家畜(イヌやネコといった、一般人はペットと認識している動物含む)は人間が、特定の特徴を伸ばしたことでビジュアルおよび気質などに違いが生じました。
そういう特定の特徴を持つ血縁を固定化することで品種は作出されます。

さて、シャムネコもペルシャもこれらの猫の品種の一つです。
そして、同じ品種同士だけで子を作っていけば、子どもも(血統書がなくとも)それぞれ和歌山はシャム、京都はペルシャの形質を遺伝させていくでしょう。
ですが、実際にはそうはなりません。
なぜかというと、「同じ品種だけで交配していく」ということがないからです。
仮に和歌山でシャムネコのノネコがいたとしても、その地域のノネコ全部がシャムネコということはあり得ません。
また、仮に仰る意味が品種ではなく、シャムだのペルシャだのは例えで、「その地域独特の遺伝子プールがあるはずだ」という意味でなら、同じ本州の同じ近畿内という地理的に近い範囲ではほとんど差はないでしょう。

>日本人が日本の山で300年暮らし、フランス人がフランスの山で300年暮らしたってその両者が同じビジュアルになることはないですから、それと同じでしょうから。

和歌山と京都だと、「和歌山県人が和歌山県で暮らし、京都人が京都で暮らす」ぐらいの差しかないですね。

しかも、しょっちゅう外から人が入ってきて結婚したり、行き来したりがあるでしょう。
猫も同じで、このぐらいの距離なら同じことが起こります。
それに、ノネコとノラネコは遺伝的にはまったく同じ種のため、交配することがあります。

そして、人種が生まれたのと同様、ノネコとして生存に不利な形質を持つ個体は淘汰されていきます。
そのため、数世代経つと、ノネコの多くはトラ毛かキジ猫の毛柄に収束していくのだそうです。
ですから、日本の本州にいるイエネコ(ノネコ、ノラネコ)だとビジュアルも気質も日本人とフランス人ほどの差はありません。
和歌山県人と京都人がビジュアルに差がないのと同じです。
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この回答へのお礼

私がイメージしていた場所は山でした。竜ヶ岩山で見た猫はどれも同じビジュアルでしたので、そこに違うビジュアルの猫が入ってきて交配することをイメージしていませんでした。
アマミノクロウサギのしかけが山でなく、野良猫のいる所にしかけられたものならYusuraさんのいうことは、Yusuraさんのアンサーを拝見しなくてもイメージできました。野良猫にはシャムもペルシャもターキッシュアンゴラもいるんやからまじるやろと。でも私はなんとなく、山にしかけたのかと思ったんですよ。それで、竜ヶ岩山の猫のビジュアルは一種類だったので、山にはたとえばシャムしかいないとイメージしたのです。
まあ、そしたら山であろうとも、別のビジュアルの猫がどっかで入ってくるのかもしれませんからね、そしたらビジュアルもシャムではなくなっていくのでしょうね。
>数世代経つと、ノネコの多くはトラ毛かキジ猫の毛柄~
>日本の本州にいるイエネコ(ノネコ、ノラネコ)だとビジュアルも気質も日本人とフランス人ほどの差はありません。
そうなんですか、ありがとうございます、勉強になります。

いろいろ教えてくださいまして、ほんまにありがとうございます。

お礼日時:2023/02/18 01:07

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