地下水汚染で問題になっている硝酸態窒素は地下水に到達しやすいと言われているのはなぜですか？

地下水汚染で問題になっている硝酸態窒素は地下水に到達しやすいと言われているのはなぜですか？

No.2 回答者： kantansi 回答日時： 2023/05/07 14:10

硝酸態窒素は、水溶性が高く、微生物によって分解されにくいため、地下水に到達しやすく、かつ長期間残留することが知られています。

また、硝酸態窒素は、化学的に安定であるため、地下水中で分解することなく移動し、地表水や海洋に流入して、水環境の汚染につながることがあります。

硝酸態窒素の主な源は、農業や家庭での肥料や動物の排泄物、人工肥料の使用、排水や工業排水などが挙げられます。これらの源から排出された硝酸態窒素は、地下水に浸透して浸透水中に含まれることがあり、その結果、地下水中で高濃度の硝酸態窒素が検出されることがあります。

さらに、地下水は地表水と比較して流量が遅く、浸透水が地下水を汚染すると、地下水中の汚染物質の濃度が長期間にわたって高濃度のまま維持される可能性があります。これが、地下水中の硝酸態窒素が問題となる理由の1つです。

No.1 回答者： isoworld 回答日時： 2023/05/06 16:59

硝酸態窒素は雨水や撒き水にはよく溶けて、土壌の中に深く浸み込んでいきます。

硝酸態窒素は土壌に吸い取られないので、なおさらです。