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短歌だと思いますが
明治期のめちゃめちゃ崩し字で1部のひらがなだけしか
判りません。
現代文でもってどういう意味を詠っているのか
ご教示頂ければ嬉しいです。

「国語力のある方解読宜しくお願いします。」の質問画像

A 回答 (1件)

後撰和歌集に選ばれた藤原守文という人の和歌です。



久(く)さのい登(と)耳(に)
ぬ久志ら玉登
三衣(え)都(つ)る
盤(は)
秋のむ寿(す)へる
つゆ耳(に)所(そ)あ利
希(け)る

現代の表記では、
草の糸に ぬく白玉と 見えつるは 秋の結べる 露にぞ有りける

後撰和歌集は勅撰和歌集で、20巻、約1426首。成立年代は不明ですが、村上天皇の命により編集がはじまったのは951年だそうです。
明治といえば、かなが整理された時期ですが、平安時代を懐かしがって変体仮名をちりばめて古い和歌を書いたのでしょう。

後撰和歌集 巻第五 - 日文研データベース
https://lapis.nichibun.ac.jp/waka/waka_i002.html
[詞書] 題しらす
番号外作者 藤原守文 (999)
草のいとにぬく白玉と見えつるは秋のむすへるつゆにそ有りける
くさのいとに-ぬくしらたまと-みえつるは-あきのむすへる-つゆにそありける
異同資料句番号:00270
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この回答へのお礼

早速とても深い内容のあるご回答と含蓄あるご教示をたまわり
誠にありがとうございました。
本当に感謝・感謝で目からウロコです。

お礼日時:2023/06/12 14:33

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