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この2~3年「実家が太い」「実家が細い」という表現をよく見聞きするようになりました。
身近な人と直接会って話をするときもそうですし、ブログやSNSなどでもよく見る表現です。
少し前までは身近な範囲の人は実家が太い・細いではなく、お金持ちのボンボンとか良いとこのお嬢さんみたいな表現をする人が多かったです。
昼間は呉服店で働き、生活費の不足と成人式の振袖代を稼ぐためにかけもちでスナックで働いていたことがあり、ママや先輩がよく「太客」「実家が太い」という表現をしていました。
太客や実家が太い・細いと言うのは世間一般の会話だと思って、本業の呉服店で上得意のお客様を「○○さんって太客ですよね」と話したら、店長(30歳前後の女性)が血相を変えて「そんな水商売みたいな言葉遣いはしないで、下品!」ときつく注意されました。
年配のパートさんも、「お客さんの前じゃなくて良かった(バッグヤードでの会話だった)」とか、「○○さん、よくうちは実家が太くないからって大変言ってるけど、これからはそんな言葉遣いはしないほうが良いよ」と教えてくれたので、太いとか太客というのは一般的に使わないほうが良いのだと思って生きてきたのですが、最近は毎日のように実家が太いという表現を目にします。
調べたら太客は水商売・風俗用語のようですね、実家が太いという○○が太いについては調べてもよくわかりませんでしたが、元々の語源は水商売用語なんでしょうか?
もう20年近く前の話ですが、店長の注意の仕方とパートさんの諭し方がもうこの表現は使ってはいけないんだと自覚するような言い方だったので、いつの頃からか身近で実家が太いという表現をよく聞くようになって最初はびっくりしました。

A 回答 (3件)

元は水商売の隠語ではありますか


近年はSNSなどで、そういう人の生活や言葉などもフラットに広まったり
実録、コミックエッセイのような漫画でそのような人の生活も身近に知られるようになり
使う人が増えたのでしよう
なかなかに便利な言葉ですし

言葉というのはそのようにして時代と共に変わっていく部分があります

それでも、ネットではスラングなどさかんに使われる場ですが
現実の真面目な場や上品な場で使える言葉ではないでしょう
若者はともかく、一定以上の年配の人はいやがる人もいるのでは?

例えば今では普通に皆が使う
「モテる」や
小さい子がやる
「指切りげんまん」も
江戸の遊女が由来だとされています。

言葉というのは、そのようにして時代と共に扱いや使い方はかわります。

今はSNSの発展でそのスピードや広まり方はかなり早くなっていると思います。

幼い子供に親が
もともとは遊女が客に心変わりしないように約束させる手歌遊びを進んで教える
私が子供の頃には指切りげんまんはそんな扱いでした
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この回答へのお礼

元は水商売の隠語なのですね。
最近は水商売と無縁の人も使っている気がしますが、一時的なものか、今後もその傾向が続くのか…。
ありがとうございました。

お礼日時:2023/07/16 16:33

良い質問ってのは、質問文の中に答の糸口が既に見えています。

このご質問もそれで、「実家が太い」と「水商売用語」の2要素が答を導くでしょう。いったん分けて考えて、そのあと併せて考えます。
まず、「太客」が昔からの水商売用語とおっしゃるのは、その通りでしょう。また、呉服店は花柳界が得意客でもあります。だから逆に敏感に、花柳界の隠語を忌避したのでしょう。隠語と申しますのは、水商売でもお客さんの前では「太客」と言わないからです(まるで金蔓みたいだから)。

次に、「最近は毎日のように実家が太いという表現を目にします」とおっしゃるのも本当でしょう。「目にします」というのは、ネットで見かけるということですね。
つまり、「実家が太い」は(一部業界の隠語だったのが)比較的最近ネットスラングとして広まったと思われます。下記のTogetter(ツイッター上の議論をまとめたもの)をご覧になってください。

最近「実家の経済状況が裕福」という意味で「実家が太い」という言い回しを見かけるが、一体どこから来て、いつ広まったのか。
Togetter 2018年9月18日
https://togetter.com/li/1268063
〔引用開始〕
最近、「実家の経済状況が裕福だ」という意味で「実家が太い」という日本語をよく観測するんですけど、辞書には無い新しい使い方っぽいですよね(引用者注:最近、ついに三省堂国語辞典第8版で「太い」の新用法として追加されたそうだ)。〔中略〕
今のところ必ず「実家が太い」というコロケーションでしか使われないのも面白い。〔中略〕
ネットスラング「実家が太い」〔中略〕
日本国語大辞典(精選版)に、「太い」→「金や品物などたくわえが多い。財宝豊かである。」との意味および1868年の用例が載っておりました。
〔引用終り〕

コロケーションとは連語という意味です(coは共に、locationは位置する。「実家」と「太い」が文中でよく一緒に登場するということ)。
このように、「実家が太い」と「太客」とは進む道が分かれて、前者はネットにも載って拡がったが、後者は業界の隠語にとどまったと思われます。質問者さんが「太客というのは一般的に使わないほうが良いのだと思って生きてきた」のは、今も間違っていないでしょう。

それなら、なぜ「実家が太い」の用法は広まったのか。
ここで想起されるのは、たとえば「アルバイト」です。戦前からの外来語ですが、ドイツ語で「働く」という意味であり、副業という意味合いはありません。学生がアルバイトするといえば、学生の本分たる勉強・研究をすることです。
しかし、昔の日本の学生はそれを知っていながら、ふざけて「学生の副業としての労働」の意味で使いました。そこに小気味よさを感じていたのでしょう。
一方、「太客」はお客さんに失礼な言い方ですが、「実家が太い」は失礼というより、「ご実家はお金持だそうで」と言い囃す(うわさする、茶化す)意味もあったのではないでしょうか。アルバイト(副業)は誤用で、太い(お金もち)は隠語なのに、わざと使うことに面白みを感じて、広まったのではないかと考えられます。
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この回答へのお礼

スナックのママや先輩は、金払いの良いといいますか、ポーンとお金を出してくれるお客さんでそれは一回だけでなく、中長期に渡ってお店を支えてくれるお客さんを太客と言っていました…どう書いて良いか、ニュアンスが難しいです。
ありがとうございました。

お礼日時:2023/07/16 16:36

太客(ふときゃく) 「太客」とは「風俗や水商売における大金を支払って遊んでくれる大切なお客」です。

所謂、遊び人と呼ばれる人もお金がないとセコくなってしまいますが、余裕があると一番高いお酒を注文したりチップを弾んだりと大判振る舞いを日頃からします。ホストにとって細客とは、お店には来るものの、あまりお金を使わない女性のことをいいます。 どのぐらいかどうか決まっているわけではないものの、新宿の歌舞伎町にある有名店の場合、10万円(月)未満のお客さんに対して細客と呼びます。
太客は隠語です、太客は大体太ってる人も多いので目の前で言ったら馬鹿か、ビンタを食らうか、スカンを食らうかでしょう。
知ったかぶりの話はしない方がいい。
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この回答へのお礼

お客さんの前では太客とは言っていませんでしたが、スタッフ同士の裏の会話で○○さんは太客みたいな会話を平気でしていました。
私はダブルワークが長続きせずに早々に辞めたのですが、スナックで身に着けた人前であまり出さないほうが良い単語をふとした拍子に使ってしまいそうになり、辞めてすぐは苦労した思い出があります…業界用語はそれ以外の場では使わないほうが良いですよね。
ありがとうございました。

お礼日時:2023/07/16 16:38

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