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漫画・センゴク権兵衛での淀殿における「お籠り」について分からない部分があります。
当時の淀殿と秀吉の間に子供が授かるように、子宝祈願としての寺社への「お籠り」をするシーンについてです。

普通の子宝の願掛け祈願かな? と思いきや、そうではなく、どうも淀の丸も秀吉も、更にはその場所を用意した寺社までも全員が、祈願だけではない実態としての他人の男とそういう行為をした上で子供を為す、ということを承知していたようです。
それでその他人の男は最終的に処分されるところまでもを、これもまた全員承知していたようです。
無論、これは漫画の中での脚本ですので、実態とは全く異なるとは思うのですが、しかし当時の慣習や考え方がこの通りであったのか、と言うのが気になります。

確認したいポイントとしては、当時の慣習や考え方として、漫画のシーン中での下記のこと(鶴松・秀頼が実施云々と言うことではなく、寺社に願掛けをした際にそうした営みをする習俗があったか)は、当時にあって漫画にそれを反映したのか、それとも漫画独自の独自の展開として書いたのかを知りたいのです。

私がもやもやしているのは、
・世間での体裁を整えるための子供さえ授かれば、自分の子だねでなくとも他人の男の子だねでも良かった。これは養子として迎えるのではなく、営みと出産を前提としての実施とする習俗があったか。
・そういう子だねを用意する男には何も知らされておらず、最終的に処分が決定している、使い捨ての人間であったか。
・秀吉のレベルの人間が、自分がねんごろにしている女性をどこの誰とも知らぬ他人の男に貸し出すものか、あるいは、そうしたことがあった後に、それで妊娠した子供を自分の子供として認識するか。

と言うところです。
この部分で私の認識とストーリー展開に齟齬を起こしており、できれば認識を整理し、あらためたいと思っています。

どなたかご存知の方がいらっしゃいましたら教えて下さい。

A 回答 (2件)

淀殿=織田信長の姪なので、織田の血筋を残す意味はあったでしょう。

秀吉自身、羽柴時代に、信長の子供をもらって自分の養子にしています。また、同じパターンで徳川の次男秀康を一時的にですが、養子にしてたりします。
秀吉としては、自分の実子ではなくてもやむをえないでしょう。
秀頼の父親候補に関しては、何人も名前が挙がってますし、血統がよければ、それでよし。
秀頼の時は、朝鮮出兵の最中でもあり、秀吉は九州に長期出張中。浮気公認だったかも。
 淀君という呼び名で判るように、茶々は淀城を与えられそこの主人。男を連れ込んでも、世間にはバレない。
 
子供を授かるためのお籠りは、新興宗教っぽい山伏などが実施。捕物帳などでよく描かれてます。性におおらかな時代だったようです。
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漫画は空想・虚構の世界を描く物なので、作者が好き勝手に造り挙げる


のです、だから面白いのです。

漫画に対して現実の世界を描いたのは劇画と呼ばれています。
漫画と劇画には明瞭な区分けが有りません。

歴史に虚構の部分が含まれているので、歴史をテーマにした作品は、
虚構と史実が入り混じり、更に作者が虚構を積み重ねるので複雑に
なります、虚構と史実とのバランスの取り方が作者の技量なのです。
虚構ばかりだと歴史から離れてしまうので面白くないでしょう。
漫画や劇画で深く考える必要はないかと。

歴史小説の分野でも、当時の事を見知っている人はいないので、
作家の虚構が入ります、ごろつきの坂本龍馬が幕末のヒーローの誕生
になっちゃう事もあるのです。
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