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高一化学です
この問題、どうやったらこの答えにたどりつくのか教えてください

「高一化学です この問題、どうやったらこの」の質問画像

A 回答 (3件)

No.2 です。

ちょっと補足。

#2 に書いたように、原子や分子を「アボガドロ定数」(= 6.02 × 10^23)の個数だけ集めたものが「1 mol」であり、その質量が「原子量」「分子量」「式量」に「グラム」を付けた数値になります。
そうななるように決めた数値が「アボガドロ定数」(= 6.02 × 10^23)ということなのです。原子や分子1個は極めて軽いが、このぐらいの個数を集めると「グラム」のオーダーになって、現実的に「測定できる」ようになる。
それが「mol」の意味です。

化学反応は分子・原子どうしで起こりますから、「同じ mol 数どうし」あるいは「反応式の係数に相当する mol 数どうしが反応する」ことになるので、物質の量を「mol」で表すと便利なのです。
「同じ mol なら原子・分子の個数が同じ」ということです。

たとえば
 2H2 + O2 → 2H2O

「水素分子2個と酸素分子1個が結合して、水分子2個になる」
なのですが、そんな「分子」は目に見えないし、「本当にそうなの?」といわれても確かめようがありません。分子1個、2個を切り離して見るわけにはいかないので。
だったら、全部を「アボガドロ定数」(= 6.02 × 10^23)の個数だけ集めたことにすれば
「水素分子 2 mol と酸素分子 1 mol が結合して、水分子 2 molになる」
ということになって、各々の分子量(つまり「モル質量」)をかければ
「水素ガス 4 g と酸素ガス 32 g が結合して、水 36 g になる」
ということになります。
これなら「気体の重さ」や「水の重さ」をちゃんと測れば、そうなっていることが直接確認できます。つまり「目に見える量」になります。

つまり「mol」という概念(量の表し方)は、「原子、分子のミクロの世界(目に見えない世界)」と「重さや体積が測定できる現実世界、マクロの世界(目に見える世界)」をつなぐ「架け橋」なのです。
ものすご~っく大きい数なので実際に数えた人はいませんが、そういう「概念」ということ。
それは「分子」であっても「原子」であっても「イオン」であっても、「ミクロの世界のものを、現実世界の量に変換する」という考え方です。

従って、
 2H → H2
「2個の水素原子が結合して1個の水素分子になる」
という関係は
「水素『原子』 2 mol が結合して 1 mol の水素『分子』になる」
ということです。
分かりますか?
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物質の量の測り方である mol の考え方を理解できていませんね?



原子であれ分子であれ、それを「アボガドロ定数」(= 6.02 × 10^23)の個数だけ集めると、それが「1 mol」の物質量になります。

そして、原子や分子を「アボガドロ定数」(= 6.02 × 10^23)の個数だけ集めると、その質量が「原子量」「分子量」「式量」に「グラム」を付けた数値になるのです。(というか、そうななるように決めた数値が「アボガドロ定数」(= 6.02 × 10^23)ということ。原子や分子1個は極めて軽いが、このぐらいの個数を集めると「グラム」のオーダーになる)
それが「mol」の意味です。

化学反応は分子・原子どうしで起こりますから、「同じ mol 数どうし」あるいは「反応式の係数に相当する mol 数どうしが反応する」ことになるので、物質の量を「mol」で表すと便利なのです。
「同じ mol なら原子・分子の個数が同じ」ということです。

つまり、例を挙げれば
・炭素(原子量12) を「アボガドロ定数」(= 6.02 × 10^23)の個数だけ集めると(つまり 1 mol の物質量)、その質量は 12グラム。ということは、炭素12 のモル質量は 12 g/mol。

・酸素(原子量16)を「アボガドロ定数」(= 6.02 × 10^23)の個数だけ集めると(つまり 1 mol の物質量)、その質量は 16グラム。ということは、酸素16 のモル質量は 16 g/mol。
 気体の酸素は酸素原子が2個結合した「分子:O2」の形なので、分子量は 32。従って酸素分子を「アボガドロ定数」(= 6.02 × 10^23)の個数だけ集めると(つまり 1 mol の物質量)、その質量は 32グラム。ということは、酸素ガスO2 のモル質量は 32 g/mol。

・CO2 (分子量44) を「アボガドロ定数」(= 6.02 × 10^23)の個数だけ集めると(つまり 1 mol の物質量)、その質量は 44グラム。ということは、CO2 (分子量44)のモル質量は 44 g/mol。


あなたの質問は、「モル質量」までは必要ない、「mol の最も基本的なところ」の話です。
つまり
「1 mol がアボガドロ定数個 = 6.02 × 10^23 個」
であれば
「0.15 mol は何個か」
という問題です。

もちろん、前提として NaCl の全量が
 NaCl → Na(+) + Cl(-)
に電離しているという前提での話です。

答は
 6.02 × 10^23 [個/mol] × 0.15 [mol]
= 0.903 × 10^23
≒ 9.0 × 10^22 [個]
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有効数字を除けば答えあってますが…

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