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 私の妹の友人が近いうちに脾臓を摘出する手術を受けるらしいです。

 なんでも、血小板が異常に少なくなっていて、その原因として血小板の抗体が多く作られすぎていることが考えられ、故に、抗体を作り出す脾臓を摘出すれば、血小板が正常値になるかもしれない、というのが医師の判断だそうです。

 本人の自覚症状としては、血小板が少なくなることにより貧血があり、怪我などで出血した場合、血液が凝固しにくいので、致命傷となる可能性があるとのことです。

 ただ、素人考えとしては、脾臓を摘出することによって生じるデメリット(後遺症)がありはしないかと不安です。また医師の判断にしても、100%治るというのではなく、治るかもしれないというものなので、脾臓を摘出しても治らないかもしれません。

 識者のご意見をお聞かせ願えたら幸甚です。

A 回答 (5件)

>脾臓を摘出することによって生じるデメリット(後遺症)がありはしないかと不安です



デメリットはもちろんあります。一方メリットも間違いなくあります。医師はメリットとデメリットを比較した結果を患者さんに説明するのが仕事です。
患者さんの哲学や考え方次第ではどんなにメリットがあってもすごしでもデメリットがあるのなら嫌だ、という考え方をもたれることも有るかもしれません。その場合は同意が無いのですから治療は成立しません。もちろんこの場合の同意とはお友達ではなく本人の同意です

細かいところまでは訳しませんがITP治療のガイドライン(参考URL)では脾臓摘出の適応又は非適応は特定の臨床的状況によって明確に規定されるとありますから、医学的根拠は十分に有るのだと思われます。

参考URL:http://www.hematology.org/education/idiopathic.cfm
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>脾臓がなくなれば、赤血球は産生されなくなってしまうのでしょうか?



小児期は肝臓や脾臓でも一部造血能はありますが、成人ではすべて骨髄での造血になります。
脾臓摘出の影響は赤血球産生よりもむしろ、免疫機能の若干の低下にあります。が、生きていく上にはあまり支障がありません。免疫能の補助としては(年齢にもよるかもしれませんが)肺炎球菌ワクチンの接種は主治医が時期を見て検討されると思います。
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その方は特発性血小板減少性紫斑病という疾患ではないかと思われます。



特発性血小板減少性紫斑病の治療には副腎皮質ステロイドという薬が使用されますが、それが充分に効果を発揮しない場合は、次に脾臓の摘出手術が行なわれます。
以前は脾臓摘出にはほとんどデメリットはないと考えられていましたが、肺炎双球菌による致命的な感染症が起こりやすくなることが知られています。
これに対しては、肺炎双球菌のワクチンを接種することが行なわれます。(残念ながら私はワクチン接種の有効性までは知りません)

もし病名が特発性血小板減少性紫斑病で、今までに薬物療法が充分な効果をあげていなければ、脾臓摘出が行なわれるはごく普通なことです。
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書かれてるものだけでの判断は難しいですが、脾臓には体内の赤血球を分解し新しい赤血球を産生する機能もあります。

どう考えてもデメリットのほうが大きいと思います。
予測だけでオペに踏み切ろうなんて慎重さがあまりない医師のように感じますが、実際に会ったわけでもないので何とも言いようがありません。
もっと別の治療法や原因の追究をしてからではだめでしょうか?もっとも生活にはくれぐれも注意してください。出血など特に。血小板を増やす薬は出ると思いますが・・・
お大事に

この回答への補足

>脾臓には体内の赤血球を分解し新しい赤血球を産生する機能もあります。

 ということは、脾臓がなくなれば、赤血球は産生されなくなってしまうのでしょうか?

補足日時:2005/06/25 20:21
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まったくの素人ですが、脾臓を摘出すると老年になってある種の(肺炎球菌?による)感染症にかかりやすくなるというような報告がアメリカで出されたと聞いたことがあります。

ただし記憶があいまいですからあまり参考にならないと思います。
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