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期末で枕草子の「中納言参りたまひて」が出るのですが、話の中で何が洒落ることによって面白みがあるのかが分かりません。どなたか教えて下さい。

A 回答 (4件)

【中納言参りたまひて[第百二段]】


中納言隆家が扇子の見事な骨を手にいれたが、それに合う紙を探しているとか、
大変素晴らしいもので、周りの者は見たとこがないと自慢していたので、
清少納言が端で聞いていて、
「見たことがない骨とは扇の骨ではなく「くらげ」の骨でしょうね」

【くらげの骨】
くらげは骨がないので誰も見たことがないので、
清少納言はそれを皮肉って言ったのでしょう。
見たことがない骨、それは、くらげの骨という洒落ですね。
中納言隆家は「コレは一本やられた」と笑ったという事ですね。
こういう話ですね。

日記にこのことを書き記す事は自慢するようで気がすすまないが、
皆が書き記すようにいうので書いておこうと最後に書いています。

参考URL:http://s2.kcn-tv.ne.jp/users/kamitaka/makura/n10 …
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「中納言参りたまひて御扇・・・」のやつですよね?



これは、
中納言の「誰も見た事のない扇の骨」という発言を
清少納言が「それではその扇の骨はくらげの骨でしょう」と切り返した部分がしゃれですね。
くらげには当然骨がありません。
だから、"誰も見た事がない骨"との形容に、清少納言は、ではくらげの骨でしょう、と返したわけです。

この部分のことで合っていたでしょうか…?
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それでは、私も



その答えは、橋本治著『桃尻語訳 枕草子』(中)67ページにあります(笑) 
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余談ですが、橋本治によれば、この段の「一つだって落とすな」って箇所は、「多分史上最初の楽屋オチ」とのことですよ。
少女漫画って、楽屋オチ多いけど、日本女のDNAなんですかねぇ?

参考URL:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309405 …
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その答えとなるのが、



 ◎古典解釈シリーズ『文法全解 枕草子』旺文社

の164ページに書かれてあります。


この本は、高校生の参考書がある書店になら置いてあるはずなので、
是非、自分の目で見て確かめてください。

本の色は、白と黄色とオレンジが渦巻いているのですぐに分かると思います。

参考URL:http://www.obunsha.co.jp/
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