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グライダーの墜落事故があったそうです。
http://www.asahi.com/national/update/0820/TKY200 …

近所の河川敷でグライダー飛行をしているのをなんどか見ました。
のんびりと旋回していてとても気持ちよさそうでした。

記事によると快晴で、無風、運転手も教員免許をもったベテランだそうです。
事故の原因はどのようなことが考えられますか?
また、グライダーというのはもともと安全な乗り物なのでしょうか?(ヘリコプターなどと比べて)

よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

グライダーに限らず、乗り物は何でも危険が付きまといますし、それこそ歩行者だって事故に遭います。

そういう意味において絶対安全な乗り物なんていうものはこの世に存在しません。

ということで、比較論として考えた場合、特に危険な乗り物とは言えないでしょう。なぜなら動力のある飛行機にしても、着陸時はエンジンの出力を通常は絞ります(例外は空母に着陸する艦載機、アプローチ時は戦闘出力にして、速度はAOAの調整で落とす。着艦に失敗すると海に落ちますから、すぐに離陸できるようにしているのです。)。

つまりグライダーと同じなのです。確かに動力機であれば、エンジンをふかして着陸復航を行う自由度がありますが、それにしてもジェットエンジンの場合であるとストットルレスポンスが高くありませんから、すぐにはエンジンの出力は上がりません。したがって民航機などでは通常、着陸復航は位置エネルギーを保持している状態、すなわち飛行中に行います。軍用機ではあえてタッチアンドゴーを訓練としてやりますけどね。

したがって着陸直前のグライダーと飛行機に違いはないことになります。それ以外の高度を高くとっている場合でも、双方とも位置エネルギーをもっているわけですし、基本的に変わりません。むしろ可燃性の燃料を積んでいないだけグライダーの方が安全とも言えるのです。

ヘリコプターとの比較がありますが、これも考え方次第で何とでも言えます。安定性についていえば、グライダーも含め固定翼機は正の安定性をそもそも持っていますが、ヘリコプターは安定性が負ですので、常に操縦によって安定を維持しなければならない宿命にあるので、ヘリコプターの方が不利です。しかしヘリコプターも含めた回転翼機は、機体の前進速度がなくても揚力を維持できますので、不時着の場合は有利です。たとえば最近では沖縄の大学構内に米海兵隊のヘリコプターが不時着しましたが、周囲の建物の被害は軽微でした。あれが固定翼機なら建物自体が損壊していたでしょう。
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#4です。

書き忘れていましたので、追加しますが。グライダー、特にソアラーの場合、滑空比が20以上にも及びますので、万が一の場合、着陸場所を選ぶ自由度が大きくなります。動力機ですと、せいぜい滑空比は10以下ですから、エンジンがすべて故障したりすると、高度によりますが、近くにしか降りることができません。そういった場合、グライダーの方が安全とも言えます。

飛行機の場合、高速化したことにより高翼面過重、低アスペクト比の機体が増えたので、滑空は苦手になりました。日本にも以前、栄光という戦闘機があったのですが、これなどは翼が申し訳程度しかないので、マニュアルには不時着は推奨されていませんでした。エンジンが故障したらベイルアウトしかなかったんです。

あと回転翼機はどうしても滑空比は小さいですね。その代わり狭いところでも不時着できますけどね。
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グライダーは危険ですよ。


風に対して羽の揚力で浮き上がる仕組みなのですが、風や機体の角度によっては失速してしまうのです。

エンジン付のものは、強引に機体を進めることで、一定の揚力を生み出しているので、風の影響は比較的少ないと思いますが。
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グライダー、自力での上昇が困難です。


着陸態勢に入り、高度を下げ、減速してしまえばもうやり直しはできません。降りるしかないです。

また、何かの理由で高度が下がりすぎたようなときも、回復は困難な場合があります。
そういう意味では、エンジン付きの飛行機に比べると、余裕が無いことがある、という意味で危険な要素はあります。
逆に、エンジンなど、故障しやすい装置がない分、機体異常に関しては心配が少ないでしょう。
この両者をどう考えるか、になると思います。

今回の事故、”グライダーは戸建て住宅が続く密集地を避けるように、墜落していた”というのは、やはり不時着が避けられないと判断した時点での決断なのでしょうね。すばらしいことだと思います。
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快晴無風でも、この季節は熱せられた地面により、局所的な上昇気流もおこりそうですね…素人考えですが。


また機械的なトラブル(中には飛行前の点検では発見できないジワジワと進行する問題もあるでしょうし)も考えられますが、現段階では何ともいえないかと。

危険度と言う意味では、壊れるところが少ない(動く部品が少ない)だけに、ヘリコプターよりも整備に掛かる手間が少ない=故障によるトラブルは少ないとは言えますが、逆に慣れてくると整備が充分じゃない機体で飛んでしまう人もありそうです。
いずれにしても機械的トラブルは関係者の意識レベルの問題なので、一概に「どっちが安全?」とも言い切れないかもしれませんが。

今回の事故に関しては、不時着場所が空き地と言う事で、パイロットの方も周囲への被害を抑える努力をされたのだと思います。
ご冥福をお祈りします。
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