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ちょっとこわいですが、
飛行機が着陸態勢に入ってから
いきなり大きな地震が起きたら
やはり大事故になりますよね?

もうこれは運でしょうか?

まだ着陸まで余裕があれば
着陸をやめて他の空港へ行くとか出来そうですが
タイヤを出して今にもってときに
滑走路が大きく揺れたらとおもうと
ちょっと怖いです

こういう事態も想定して訓練とかされれるのでしょうか?

A 回答 (6件)

"絶対"ということはありえませんが、結論から言うとまず大丈夫です。



管制官は有感地震があると着陸機に対しては着陸復行(Go Around)を指示します。その後、滑走路と誘導路の健全性が確認されるまで、離着陸は見合わされ、誘導路を走行中の飛行機もその場で待機を指示されます。先日の新潟地震では、羽田空港も安全確認のため10分程度閉鎖されました。

問題は、現に離陸滑走・着陸滑走を始めてしまった機体への影響ですが、これについても大きな危険要素となるケースは極めて稀で考えにくいと思われます。
滑走路の舗装強度は、AIP(航空路誌)に各空港公示されていますが、大型機の発着する空港の滑走路では一般道路とは比べ物にならない強度、たわみ強度が確保されています。
空港自体は埋立地などに建設されることも多く、液状化を心配する向きもありますが、舗装強度は過去最大級の地震にも耐える強度で、仮にクラック等が発生しても表面のみで強度としては大きな影響ありません。クラックでも恐いと思われるかもしれませんが、日本の空港の舗装品質は世界的にはかなり平滑でよく出来ているほうで、海外の空港の滑走路の舗装は日本と比べかなり「ガタガタ」です。ですからクラックは乗り心地には悪影響ありますが、絶対的に危険ということも無く、それでも万一のことを考えて保守整備がなされているということです。

滑走路は正常として、操縦に対する影響も考えなくてはなりません。震度5ともなると、高速道路の車両通行にも影響しますから、飛行機も直進性に問題が出てくる可能性があります。
しかし直進性については、高速域では路面状態より空力的影響(風の変化等)の方が影響が大きく、低速域については比較的すぐに停止可能なことから、地震の影響のみで滑走路を逸脱するようなことはまず考えられません。ちなみに、普段着陸して滑走路を出るまで、飛行機はかなりの距離を滑走しているように感じられると思いますが、あれは乗り心地やブレーキの寿命を考えて緩やかにブレーキを使っているからであって、緊急時などブレーキを最大限に使うと、普段経験する半分以下の距離で停止可能な性能をほとんどの航空機は持っています。そのかわりこれをやると、固定されていない機内の物は前方に吹っ飛び、ブレーキからは数分間黒煙がもうもうと上がります。

離陸については、#4の方のご指摘は的を射ています。たしかに離陸は着陸に比べ、性能に余裕が無いので離陸継続か中止かの判断が難しい場合があります。
しかし直進性は路面状態によらず、高速域では空力的に確保されますし、低速域では比較的停止までの時間が短いことから、離陸中止に大きな危険はありません。

最後に、訓練について。
地震の状態を模擬して離着陸する訓練を行っているという話は聞いたことがありません。しかし、大規模災害で空港閉鎖になり、羽田空港や成田空港が長時間閉鎖になったような場合、他の空港に逃げることになりますが、このようなケースを想定しての判断、地上支援体制も含めた緊急訓練は行われています。

最悪中の最悪を想定すれば、空港の位置する平野部の大部分が海面下に沈むような地球規模の天変地異などであれば危険かもしれません。しかしその規模の災害では飛行機に乗っていなくても、街中でもかなりの確率で大怪我をすることになるでしょう。むしろ空港のような広い場所にある航空機内ならば、怪我をする可能性は極めて低いと私は考えています。

ですから、安心して飛行機に乗ってください。
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少し補足させていただきます。

飛行機が最も危険な状態の時間帯は着陸する瞬間でそれはスピードと浮力が最も小さくなり、主翼と地面が最も接近しているためです。これは、何らかの回避行動をしようにも、旋回は不可能(主翼を傾けないと旋回できないため地面に激突する)、上昇するにも加速まで時間がかかる、あとは着地しかありません。皆さんは大規模な地震が発生したときに、地面(土)がどのようになっているか想像したことがあるでしょうか?大型地震でゴルフや交通量の少ない直線道路を走行していたっら経験できますが、実はそれがコンクリートの道路でも同じで地面は旗がはためくように大きく波打ちます。地震波が通過していくのが見えるぐらいです。震源地からの距離や地盤の状況で異なりますが、その大きさは数十センチから数mにもなります。その時飛行機が着陸した場合、最悪の場合下からの突き上げや地面の揺れにより片側だけの車輪が先に接地したりして、その車輪を瞬間的に反対に揺さぶるため非常に危険な状況になります。仮に阪神大震災のような地震で痛み空港に着陸していたら、その飛行機が安全に着陸できる可能性はないと考えられます。これはあくまで確率の問題です大きな地震の時はどこにいてもどのような乗り物に乗っていても同じですが、飛行機は滑走路当たり1機でその数分間だけなので他の乗り物よりは確率は限りなく小さいと思います。
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可能性として危険だと思うのは、接地直後に地震で脚が折れたときでしょうか? 縦方向にはある程度衝撃を吸収するように作っているとおもいますが、横のゆれに関してはなんともいえません。



もし脚が折れた場合、減速も含め、コントロールが効かなくなることがありえます。でも、ある意味、離陸直前も怖いかもしれませんね。こちらは燃料満載ですから。
ただ、地震とわかれば離着陸は中止となるでしょうしから、危険なのは離着陸の瞬間のごく短い時間だけでしょう。”運”としかいえないでしょうね・・・。

なお、旅客機は、強い衝撃で脚が翼を突き抜けることは起こりうるものとして設計しています。必要以上に怖がることはないでしょう。
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滑走路というのは規模にもよりますが、かなり頑丈に作られていますので、そう簡単に壊れるものではありません。

国際線の空港などでは数百トンある大型機が叩きつけるように降りるのですからかなりのものです。

まだ着地していなかったり、着地しても速度が大きな場合はタッチアンドゴなどでのりきるでしょう。ただ速度が落ちてきてからだと、とくにジェットエンジンではエンジンレスポンスがレシプロエンジンに比べて低いので厳しいこともあるかもしれません。いずれにせよ渇走路は頑丈ですのでまず大丈夫です。

軍用機だと、滑走路が爆撃を受ける場合もありますので、短い滑走路で着陸するような訓練もやっていると思います。
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こんばんは。



地震を想定しているかどうかは分かりませんが、タッチアンドゴー、ゴーアラウンド、或いはローアプローチという訓練を行っているのを見たことがあります。

地震があれば管制官から無線で報告が有るでしょうからパイロットはいつでも着陸をやり直せる体勢にあるらしいです。

ただ地上滑走の状態まで速度が落ちた場合はどんなことになるか。

新幹線も地震には勝てませんでしたから。
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運ですね。



不運にも脚が折れたら、胴体着陸あるいは片脚で接地することになるかと思います。

>こういう事態も想定して訓練とかされれるのでしょうか?

不時着、緊急着陸の訓練はしていますが、地震に関する練習はしてないと思われます。
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