こんにちは。
参考書の関係代名詞の頁で主格whoの例文が載ってました。
He was reading a book who he borrowed from the library.
「彼は図書館で借りた本を読んでいます。」
となってるのですが
前後に文が連なっていない単一の文なのに
どうしてtheになっているのかわかりません。
(theが付くという事は前に文が存在しててlibraryが既出してなくてはなりませんよね)
「彼は図書館で借りた本を読んでいます。」
を単に訳すだけなら
He was reading a book who he borrowed from a library.
としたら間違いないのでしょうか?
No.8ベストアンサー
- 回答日時:
>>という事はborrowという動詞がlibraryの冠詞には大きく関わっているのですね。
。仰る通りです。稚拙な説明を補完いただいた質問者さんのご理解に感謝します。
実際、borrowがstealなら、a libraryは成立します。
He was reading a book he had stolen from a library.
彼は図書館から盗んできた本を読んでいた。
stealという動作とlibraryの機能・サービスが一致せず、libraryはもはや建物、あるいは場所と位置付けられるからです。この場合は、the libraryよりもa libraryが一般的でしょう。仮に「He was stolen a book he had stolen from ( ) library.の括弧に最も自然と思われる冠詞を入れなさい」という設問があったとすると、ネイティブの殆どは(a)とするはずです。
He was reading a book he had stolen from the library.も間違いではないですが、この場合聞き手は、この図書館について分かったつもりになる(彼の近所の図書館なんだろうな、とか)求められます。
しかしこの文のポイントは明らかに「本を盗んだ」という部分であり、図書館というのはたまたま盗んだ先だったというだけのことです。敢えて聞き手にそれがどの図書館だったか分かったことにしてもらうほどの重要性は持っていません。そういう点でthe libraryとするのは少々不自然さが感じられてしまいます。
さてご質問の「theは既出の名詞に対する冠詞ではないの?」ということに対しては、皆さんが説明されているように「必ずしも真ならず」が回答です。
が、一方で、逆にa/anは既出の名詞にはつかない、ということは例外なく正しい、ということはできると思います。
The man had been gazing beyond the street for hours.
男「は」何時間も通りの向こうを眺めていた。
A man had been gazing beyond the street for hours.
男「が」何時間も通りの向こうを眺めていた。
小説の書き出しとして、この二つの和文から読み手が受ける印象の微妙な違い。これがそのまま二つの英文(The manとA man)の意味するところの違いと理解して頂いていいかと思います。
この回答への補足
ご回答有難うございます。
遅くなりまして申し訳有りません。
> >>という事はborrowという動詞がlibraryの冠詞には大きく関わっているのです
> ね。。
> 仰る通りです。稚拙な説明を補完いただいた質問者さんのご理解に感謝します。
大変恐縮です。
> 実際、borrowがstealなら、a libraryは成立します。
> He was reading a book he had stolen from a library.
:
> the libraryとするのは少々不自然さが感じられてしまいます。
納得です。
> さてご質問の「theは既出の名詞に対する冠詞ではないの?」ということに対して
> は、皆さんが説明されているように「必ずしも真ならず」が回答です。
納得です。
> が、一方で、逆にa/anは既出の名詞にはつかない、ということは例外なく正しい、と
> いうことはできると思います。
これもしっかり憶えて置きます。
> The man had been gazing beyond the street for hours.
> 男「は」何時間も通りの向こうを眺めていた。
> A man had been gazing beyond the street for hours.
> 男「が」何時間も通りの向こうを眺めていた。
「は」と「が」がこんな違いがあったのですね。
迚も参考になります。
No.6
- 回答日時:
彼がどこの図書館で本を借りてきたのか話し手が具体的に知らず、見当もつかないような場合は a library といいます。
それに対し、例えばこの会話をしているのが大学の中で、大学の中の図書館であるということが当然わかっている場合は、 the library と言います。
つまり、1番さんが言っているのもそういうことです。
図書館を限定できるかどうかです。
限定できない場合は、a でも間違いじゃありません。
というか、a library といわないと不自然でしょうね。
No.5
- 回答日時:
不定冠詞a/anと定冠詞theの使い分けについて「これだ」という説明は私などには本当に難しくて、うまく言えるかどうか自信がありませんが、思うところを書いてみます。
He was reading a book he borrowed from a library.
・・・少なくとも文法的には正しいですが、不自然であり従って英文として適切ではありません。
ご質問のようにlibraryは既出ではないですが、それでもここはthe libraryとするのが適切です。
というのは、この文でのlibraryという名詞は「建物」としての図書館というよりも、「蔵書を貸し出す機能・サービス」を示しているからです。
He was reading a book he borrowed from the library.と言っても、言われた相手が、「その図書館でどの図書館?」とは聞いてきません。
が、仮にこれがlibraryでなく(book store)だった場合は、a book storeでないといけません。
本屋には通常本を貸し出さないからです。
He was reading a book he borrowed from a book store.といきなり言っても、相手は「へぇ。珍しい本屋があるな」と思うだけでしょうが、He was reading a book he borrowed from the book store.となると正に「その本屋ってどの本屋だ?(既出してないぞ)」ということになります。
逆に、建物としての図書館、例えば「私たちの町では今新しい図書館が建設中です」という場合については、They are building a new library in our town.となり、They are building the new library in our town.は間違いになります。この場合は、質問者さんが言われるようにlibraryが既出である必要があるからです。
同様の例はthe hospitalにも当てはまります。これもhospitalを建物としての「病院」ではなく「医療を提供する機関」という意味で使う場合、例えば"I went to the hospital."はhospitalが既出でなくても(いきなりこう言っても)成立します。
こう言われた相手も「どこか悪いの?」と聞き返しては来ても「その病院ってどの病院?」とは聞いては来ません。
逆に、I went to a hospital.と言うと、相手は「何をしに?」と聞き返すことになります。
the hospitalとしないことで「医療を受ける以外の目的で病院に行った」と示唆してしまうからです。
更に分かりやすい例ではradioがそうですね。
これも「機械」としてのラジオはa radioですが、「ラジオというメディア」の場合はthe radioです。
I bought a radio.
I am listening to the radio.
以上がご質問への一つの回答(になっているかどうか)ですが、不定冠詞と定冠詞の使い分けの説明としては不十分だと思っています。
既出でなくともいきなりtheが冠されることは、実はlibararyやhospitalのような特殊なもののみならず、あらゆる名詞について有り得えます。
例えば小説か何かの冒頭のセリフで「男は何時間も通りの向こうを眺めていた」なんてのがあった場合、この「男」はThe manとなります。
The man had been gazing beyond the street for hours.
この場合のThe manについては、(ちょっと説明が難しいのですが)書き手と読み手の間で、この男が既出であることししようという暗黙の了解が成り立っている(厳密に言うと、書き手が読み手にそれを強制している)からです。
ですから読み手は「その男って、どんな男?何人?」などど言及してはいけないことになっていますし、実際、そんなセリフに出くわしても我々はその男について分かったつもりになって読み進めますよね。
ある面この説明は、問題のthe libararyについても成り立ちます。
実際これが日本語の会話であり誰かにいきなり「彼は図書館で借りた本を読んでいた」と言われたとします。
聞き手、話し手、そして文中の彼が近所に住んでいれば「ああ町の図書館か」と分かるでしょうし、仮にそうでなくても、町に二つ図書館がある場合でも、話し手と聞き手が別の町に住んでいても、聞き手が「どの図書館?」と聞き返すことはありませんよね。
お互いがそれ(彼が行った図書館)がどの図書館か分かっていることにして話を進めようという了解が成り立っているからです。
まだまだ説明がし切れていませんが、もう一つ不定冠詞、定冠詞の用法の例を挙げて、あとは質問者さんのご寛容に甘えたいと思います。
Can I have a copy of this contract?
この契約の写しをもらえますか?
Yes. But what do you do with the copy?
ええ。でもその写しをどうするのですか?(写しを悪用されるのではないかと訝っている)
Yes. But what do you do with a copy?
ええ。でも写しなんかどうするんですか?=原本でなくていいのですか?(依頼の意図を計りかねている)
この回答への補足
詳細なご説明大変恐縮です。
> というのは、この文でのlibraryという名詞は「建物」としての図書館というより
> も、「蔵書を貸し出す機能・サービス」を示しているからです。
これは迚も興味深いお話です。
go to school/church
「通学する/礼拝に行く」
と
go to the school/church
「学校/教会(という建物)に行く」
の違いに似てますね。。。
因みにschoolやchurchと違ってlibraryは
He was reading a book he borrowed from library.
という風に無冠詞にはできないないのですかね。
> He was reading a book he borrowed from the library.と言っても、言われた相手
> が、「その図書館でどの図書館?」とは聞いてきません。
> が、仮にこれがlibraryでなく(book store)だった場合は、a book storeでないとい
> けません。
> 本屋には通常本を貸し出さないからです。
という事はborrowという動詞がlibraryの冠詞には大きく関わっているのですね。。
> 同様の例はthe hospitalにも当てはまります。これもhospitalを建物としての「病
:
> the hospitalとしないことで「医療を受ける以外の目的で病院に行った」と示唆して
> しまうからです。
:
> I am listening to the radio.
これも参考になります。
> 例えば小説か何かの冒頭のセリフで「男は何時間も通りの向こうを眺めていた」なん
:
> になっていますし、実際、そんなセリフに出くわしても我々はその男について分かっ
> たつもりになって読み進めますよね。
これは納得ですね。
> Yes. But what do you do with the copy?
> ええ。でもその写しをどうするのですか?(写しを悪用されるのではないかと訝って
> いる)
"do with(所持する事)"に重点が置かれてますね。
> Yes. But what do you do with a copy?
> ええ。でも写しなんかどうするんですか?=原本でなくていいのですか?(依頼の意
> 図を計りかねている)
この文では"copy"に重点が置かれてますね。
No.4
- 回答日時:
theは既出していなくても特定・限定の意味を持ちます。
今回の場合、彼が本をかりた図書館は1つだけです。彼が借りた○○図書館は1つであり、決してもうひとつはありません。
a としてしまうと library =図書館 という名詞のひとつとなってしまいます。
彼は図書館でほんをかりました。・・・世界中にいくつもある図書館の中のひとつから借りたのですが、その図書館と同じものは、2つは決して無いのです。
なので、限定するということで the がつきます。
いわゆる英語的な表現というか、日本語で説明するのがとてもむずかしいもののひとつですね。
#1のかたのようにたずねるときを考えると多少わかりやすくなります。
駅への道を教えてください。
Please tell me the way to the station.
この場合常識的に考えてその場所から一番近い駅に行きたいんだと考えられます。そうするとその駅を東京駅という1つの駅とします。東京駅は1つしかないですよね。だから、the がつきます。
もし、a にしてしまうと世界中のどこかひとつの駅への道になってしまいます。
どうですか、少しは理解の助けになったでしょうか?
No.3
- 回答日時:
それよりも関係代名詞がwhoというのはあり得ませんね。
当然whichであるべきです。図書館がお互いにどれを指しているか分かっている場合はtheでおかしくありません。もしこれが学校内である場合で学校図書館を指す場合は当然the libraryになりますね。また「図書館という施設」という意味でtheを使う場合もありうるでしょう。
勿論a libraryであってもおかしくありません。これだけの文だとどちらも正解と言えるでしょうね。
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