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その事故で最初の24時間を生き残った人の中で、年配の人が48.5パーセントを占める。
Elderly people account for 48.5 percent of those who survived the first 24 hours of the accident.

上記は、フルートフルイングリッシュの日替わりテストの問題です。
次の文は、この問題の解説の一部要約です。
不定冠詞an accedentを使うと、平均して「(あらゆる)事故」で生き残る高齢者の割合に関する一般的な記述でなければならないことを意味します。

総称表現には、無冠詞+複数名詞、不定冠詞+単数名詞、定冠詞+単数名詞などがあり、不定冠詞+単数名詞で総称表現をする場合、文頭で使われるとの条件がつくと次の総称表現の解説サイトで説明がありました。
また、同解説には、定冠詞+単数名詞で総称表現する場合にも制限があり、固い文語体で使われる場合や、名詞が「発明品」「動物」や「体のパーツ」のいずれかの場合とあります。

参考:「「総称表現」とはいったい何?このやっかいな冠詞の世界へようこそ!」
https://www.makocho0828.net/entry/soushouhyougen …

しかし、この解説に反し、提示文では、an accedentは文頭でないにもかかわらず、総称表現として使われているようです。

つきましては、次の点ご教示願います。
●提示文でan accedentが、解説で一般論になると有るが、総称表現なのか。
 ●-1総称表現ではない場合、違うのであればどのような表現なのか。
 ●-2総称表現の場合、文頭以外で使われる総称表現、不定冠詞+名詞の見分け方やポイント

A 回答 (18件中1~10件)

総称に関しては,解析・理解をするのに非常に多くの知識と考え方を必要とする領域で,回答にためらったのですが,UY_Scutiさんが求めている部分にターゲットを絞って私の考えを述べたいと思います。



まず,総称とは何か。英語ではgenericと表現します。全てではないがその種の多くに当てはまることを表現するために使う名詞句となるでしょうか。よく無冠詞の複数形,a(n)+単数形,the+単数形の3種類が挙げられますが,実は,結果として総称名詞句になるだけであって,意味するところは大きく違います。

無冠詞の複数形は感覚的に捉えやすいと思いますが,まさに世界中に存在する「ほとんど~すべて」の個体集合を指しています。一気に指しています。一気に頭の中で眺めています。
Dogs are loyal animals. I like dogs.

では,a(n)+単数形はどうかというと,無作為に抽出しています。その無作為に抽出する「一つの」行為を見ています。aというのはoneから派生した単語ですが,この意味では非常にanyに近い意味を持ちます。無作為に抽出して(も)こうだよ,と述べているのです。どうやって抽出してもこうなのだから,全てのものがこうだと言えますね。
A dog could be human's companion.(色んな犬を世界中から無作為に抽出。その行為一つに焦点が当てられている)

最後にthe+単数形ですが,この単数形は普通の個体を表す単数形とは違います。

一匹一匹のdog,すなわち個体をtokenと言います。また犬という種類を言う場合の,犬の全体集合を代表する抽象的な表現「dog」をtypeと言います。the+単数形の単数形はtypeなのです。

次に,下の文を見てください。

We wanted to drive to Tokyo, but the engine stopped halfway.

ここでtheが付くのは明らかに車に備わっているのが容易に分かるのでtheが付きますね(この辺のお話はUY_Scutiさんに以前お話しましたので詳しくは省略します)。

地球上に色々な,存在が必然化したtypeがあり,必然がゆえにtheが付きます。(地球上に一つひとつ(必然的存在のものの)シンボルがおかれている様子を頭に描いてみてください)

このように抽象化した表現(type)ですので,これが固い文章に使われる傾向があると言われる所以です。

さて,a(n)+単数名詞句が総称表現になるのは文頭に置かれた場合しかないかということですが…そんなことはありません。下の文を見てください。

A customer wants to buy an inexpensive apartment with quality amenities.
(顧客は質の良いアメニティが備わった廉価のマンションを買いたがります)
an inexpensive apartment with quality amenitiesは総称表現です。(a customerもそうですが)

また,お示しのサイトでは,the+単数名詞の名詞部分に使用できる名詞が限定されていましたが,先ほどの説明でお察しが付くかもしれませんが,地球上にある全てのtypeが使用できます。文法書では限定された名詞を使って説明がされていることが多く,沢山の文法書を読んでそのような考えを持たれたのだと思います。

最後に標題の不定冠詞anを使った文ですが,
Elderly people account for 48.5 percent of those who survived the first 24 hours of an accident.
コンテキストに依存します。「色々な事故を通して48.5%」と言えるコンテキスト中で使用されれば,総称表現となり得ます。ただし,ピンポイントで48.5%と言う部分が,一つひとつ抽出した感覚と会い馴染め得ない(すべての例が48.5%と感じてしまう人もいるかもしれません。それは非常に不自然ですよね)ので,そこはan average 48.5 percentなどとすると良いかもしれませんね。

仕事の後に思いつくままに書いております。すみません,読みづらいところ,意味不明のところあるかもしれません。お許しください。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

>地球上に色々な,存在が必然化したtypeがあり,必然がゆえにtheが付きます。(地球上に一つひとつ(必然的存在のものの)シンボルがおかれている様子を頭に描いてみてください)
このように抽象化した表現(type)ですので,これが固い文章に使われる傾向があると言われる所以です。

英語の冠詞を勉強すればするほど、哲学の世界に入っているような錯覚に陥いります。それほどネイティブ(彼らは無意識に使っていると思いますが…)の名詞への認識に、ぼやっと名詞を使っている日本人の私からすると少し恐怖すら感じてしまいます。

すみません。理解力無い私に次の点もう少し説明いただけると有り難いです。
・存在が必然化した?
・必然がゆえにtheが付きます?
・(地球上に一つひとつ(必然的存在のものの)シンボルがおかれている様子?

>最後に標題の不定冠詞anを使った文ですが,
Elderly people account for 48.5 percent of those who survived the first 24 hours of an accident.
~中略~それは非常に不自然ですよね)ので,そこはan average 48.5 percentなどとすると良いかもしれませんね。

accoutedと過去形の既成事実の表現にしてan accedentとすると、ご回答いただいた意味ではなく、(数多く有る事故の中から一つ取り出した)ある事故では~という意味になり、全く問題ない表現になるとの理解で宜しいでしょうか。
仮にそうなら、accountの時制で現在ならan accedentをan average 48.5 percentに、過去形ならan accedentでも問題ない表現と言えるということになりますか。

Elderly people accounted for 48.5 percent of those who survived the first 24 hours of an accident.
(数多く有る事故の中から一つ取り出した)ある事故では、最初の24時間を生き残った人の中で、年配の人が48.5パーセントを占めた。

お礼日時:2024/04/03 11:27

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>ごめんなさい,私の説明が舌足らずでしたね。発話されないのは後置修飾の部分です。あくまで,この様な説明のためだけに付けられているということを言いたかったのです。実際の会話では言いませんね,ということでした。(説明のために付けられている後置修飾のことですよ)
>>No.16
The apple I bought yesterday has gone.
では,待つことなくI bought yesterdayと言われますので,同定は瞬時に容易です。話し手が昨日買った一つのリンゴです。

確認ですが、The apple【 I bought yesterday】has gone.の後置修飾【 】は発話されるということで宜しいですよね?
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もちろんです。これはUY_Scutiさんがご自分で準備なされた文です。逆にお聞きしますが,それには書かれていたのですよね?それとも,これは後から「説明」のために付けたものですか?そうではないですよね?御自分で質問のために発話文を引用されたのですよね?自明ではないでしょうか。

もし,The apple ∅ is gone.という文が発話された場合は,話は違います。例えば,

Joyce: Gee, I love apples. Juicy apples send me to heaven. I love apple pies, apple juice, apple crumble, apple sauce, apple cider... Boy, I love everything apple! You know, I saw Fuji apples at Lakewood Mall. Before I knew it, I bought some, and as soon as I came back, I put one of them on the table.

Molissa: No, the apple is gone. Look, nothing is on the table.

長くなってしまいましたが,ここでは説明としてThe apple [that Joyce put on the table] is gone.などと書きますね。この場合は[ ]内はもちろん発話されていません。

宜しいでしょうか。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

長年、冠詞に悩まされ続けてきたので、nikonikogambaroからご回答頂いた正しい知識や考え方を、私の頭に完全に固定化するために何度も確認しています。くどくて本当に申し訳ありません。そして有難うございます。

>もちろんです。これはUY_Scutiさんがご自分で準備なされた文です。逆にお聞きしますが,それには書かれていたのですよね?それとも,これは後から「説明」のために付けたものですか?そうではないですよね?御自分で質問のために発話文を引用されたのですよね?自明ではないでしょうか。
もちろん書かれたものです。くどくなって申し訳ありません。
自明ですが、少し不安になったもので確認させて頂いた次第です。
理解できました。

本当に勉強になります。

感謝感謝です!

お願いばかりで恐縮ですが、ご都合の良い時で結構ですので、別の質問の「提示問題で不定冠詞aで誤っている理由について(A whale is a large animal.)」についても是非nikonikogambaroさんのご見解をお伺いしたいのです。

お礼日時:2024/04/12 17:55

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>theがついた名詞句に後置修飾をつけて「だからtheがつきます」と学習者に「説明」をすることがありますが,それは説明のために書き加えているだけであって,実際は発話されていません。説明のためだけに(ある意味,無理やり)後置修飾をすることが多々ありますが,それはあくまでも説明のためだけです。ですので,実際には発話されないので「できる」とカッコを付けた次第です。「できる」だけで,わざわざそんな後置修飾はしない,あるいは往々にして不自然です。

theが発話されないとは、The apple I bought yesterday has gone.のいきなりtheは発話されますよね?
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ごめんなさい,私の説明が舌足らずでしたね。発話されないのは後置修飾の部分です。あくまで,この様な説明のためだけに付けられているということを言いたかったのです。実際の会話では言いませんね,ということでした。(説明のために付けられている後置修飾のことですよ)
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

>ごめんなさい,私の説明が舌足らずでしたね。発話されないのは後置修飾の部分です。あくまで,この様な説明のためだけに付けられているということを言いたかったのです。実際の会話では言いませんね,ということでした。(説明のために付けられている後置修飾のことですよ)
>>No.16
The apple I bought yesterday has gone.
では,待つことなくI bought yesterdayと言われますので,同定は瞬時に容易です。話し手が昨日買った一つのリンゴです。

確認ですが、The apple【 I bought yesterday】has gone.の後置修飾【 】は発話されるということで宜しいですよね?

お礼日時:2024/04/11 20:28

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私の説明が悪く、誤解を与えてしまっているかもしれません。
ご提示の例文では、東京に車で行くとの情報から、エンジンと言えばその車であることは明白ですし、(目の前にある机の上にある)本も、common ground上にあるため。後置修飾の必要がないことは十分理解できます。

私が言いたかったのは、「後置修飾等により限定された名詞の冠詞が不定冠詞a/anの場合の初出の意味の存否について」で質問させて頂いた次の提示文の「いきなりのthe」の場合です。おそらく、nikonikogambaroさんが「いきなりのthe」と表現されたのは、「common groundにない名詞につくthe」という意味で使われたのだと思います。

The apple I bought yesterday has gone.

この文のようにいきなりthe appleと言われても、聞き手はどのりんご?と次の情報を求めますよね。その場合の次の思考過程は、これまでやり取りさせて頂いた私が言う思考過程を経る、後置修飾を予測あるいは期待するということで宜しいですよね?(様々なネイティブのpathwayはあるけれども、この思考過程が次に来ざる負えない)
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少し整理しましょう。
まず,私が「いきなりのthe」と言っているのは,シンプルにthe + Nでassociative definiteと言われているものです。先の例文の後置修飾のないthe engineのような名詞句で文コンテキストにより想起されるものです。(文以外のコンテキストにより想起されるassociatve definiteもあります。)

例を増やせば,
He entered the room and turned on the light.
He hit me in the face.

これらはcommon groundにあるから聞き手が同定できるのです。

The apple I bought yesterday has gone.
では,待つことなくI bought yesterdayと言われますので,同定は瞬時に容易です。話し手が昨日買った一つのリンゴです。

もし,非常にゆっくりこの文が話されたらどうかを考えてみましょう。The appleと来た時点で後置修飾のみを期待するかというと否です。ここで考えるのは「え,何?何のリンゴ?」のみです。すなわち,これ以上何も考えません。(ここで止まって「何だろう,何だろう???」って考えれば,一つひとつオプションを思い浮かべ→何か同定を手助けするものが(既に)(テキスト中やテキスト外に)ないか,(テキスト中やテキスト外に)associative definiteを成り立たせるものがないか,これらが(これから)来ないかと考えるかもしれません)後置修飾が来れば,それが助けてくれるかもしれません。
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この回答へのお礼

ご回答有り難うございます。

>He hit me in the face.

これまで、疑問に思っていたのですが、自分の身体の一部を言う場合、theが使われることが多いと感じておりました。しかし、主語の身体でも主語の所有格が使われる場合もあるので、どの様な場合にtheを使いどの様な場合に所有格を使うのか疑問でした。
質問の中で更に質問をしてしまい恐縮ですが、次の点ご教示いただけると有難いです。
①主語の身体でtheを使う場合と主語の所有格を使う場合がある理由と使い分け
②-1He hit me in the face.のtheをhisにすることは可能なのでしょうか。
可能な場合、He hit me in his face.とのニュアンスや意味の違い
②-2不可能な場合その理由

>もし,非常にゆっくりこの文が話されたらどうかを考えてみましょう。The appleと来た時点で後置修飾のみを期待するかというと否です。ここで考えるのは「え,何?何のリンゴ?」のみです。すなわち,これ以上何も考えません。(ここで止まって「何だろう,何だろう???」って考えれば,一つひとつオプションを思い浮かべ→何か同定を手助けするものが(既に)(テキスト中やテキスト外に)ないか,(テキスト中やテキスト外に)associative definiteを成り立たせるものがないか,これらが(これから)来ないかと考えるかもしれません)後置修飾が来れば,それが助けてくれるかもしれません。

後置修飾が必ず通る思考過程の二番目だと思っていたのですが、あくまで同列の様々な可能性の一つに過ぎないということですね。これまでの思い込みを溶かすことができました有難うございます。

別の質問の「提示問題で不定冠詞aで誤っている理由について(A whale is a large animal.)」についても是非nikonikogambaroさんのご見解をお伺いしたいのですが宜しいでしょうか。

お礼日時:2024/04/11 20:12

スカッとさんおはようございます。


 総称表現ではありません。後に文が述べられて説明がありそうな感じがします。https://www.fruitfulenglish.com/mm_mems/mm_mems_ …さんの正解を確認する button を押すと別の頁が開きます。開かれたその頁に「If you truly want to make a general statement about such an average survival rate, you should use B's 'Elderly people account for 48.5」とありました。B's がわかりませんでした。B's をなかったことにします。一般的な陳述をする時 account が現在形です。主節動詞に現在と過去があります。従属節動詞に現在と過去があります。冠詞に定と不定があります。Account と survive と the accident の組み合わせでなぜ総称表現にならないのでしょうか?Survived が過去です。Antonio ‘Santi Giuseppe’ Meucci invented the telephone in 1871. です。Elderly people が総称表現にならないのはどうしてでしょうか?『a(an)+形容詞のみ』https://oshiete.goo.ne.jp/qa/4526831.htmlさんがあります。48.5 percent are accounted for のように it is worried としたくなります。『[061] 総称表現 【使い分け】』https://www.taishukan.co.jp/item/blog/?p=456さんに「総称表現は上例のように主語の位置に用いられることが多く、目的語の位置ではこの3つの言い方のうち、無冠詞複数形が用いられるのがふつうで、他は極めてまれです。」とありました。『It is worried that...の構造について』https://oshiete.goo.ne.jp/qa/13777644.htmlさんが良かったです。『『valued +名詞 ⇒「名詞側から評価された」という意味で使う』との説明の正誤について』https://oshiete.goo.ne.jp/qa/13765432.htmlさんに「
valueする主体はWeでありinformationではありません。

valued information
→受動態:Information is valued.
→能動態:We value information.
」とありました。Banderlux『Doundounba』

『受動態の意志表現の存否等について』https://oshiete.goo.ne.jp/qa/13776922.htmlさんに「具体的にはわざと負けてあげる場合に「将棋の勝負に息子に、わざと負かされよう」という受け身の意志も存在するのでは?
」とありました。Worried information です。能動態が Information worries us. です。The Indians are honest. です。『It is worried that...の構造について』https://oshiete.goo.ne.jp/qa/13777644.htmlさんがあります。石井隆之『日英の受動表現比較とθ役』https://cir.nii.ac.jp/crid/1050001202545571456があります。『"in the country"で国内という意味になる理由について』のNo.10さんhttps://oshiete.goo.ne.jp/qa/13747587.html?pg=1# …が「面接で部屋に入ってもらうintervieweeに説明する際に「部屋に一つしかない(厳密にいうとinterviewerのイスがあるわけですが…)イスに座って下さいね」と同時に言いたい場合などGo in and sit on the chair.など言うかもしれないですね。(ただ,そういう場合でもGo in. There is a chair in front of the interviewer. Please sit on itと言うほうが多いと思います)」と言っています。Token の数が0個である type の例として the ninth planet in our solar system があります。The accident のもつ token の数が0や1や2でないことがわかります。No.3さんの挙げた例文「A customer wants to buy an inexpensive apartment with quality amenities.
(顧客は質の良いアメニティが備わった廉価のマンションを買いたがります)
an inexpensive apartment with quality amenitiesは総称表現です。(a customerもそうですが)」が良かったです。『もしすべての人類が突然生き返るとどうなるのか?』https://gigazine.net/news/20170523-if-all-human- …さんに「人類が誕生したのは紀元前5万年ごろといわれています。紀元前5万年から数えて現代までに誕生した人間の総数は、1082億人と推定されています。」とありました。The person のもつ token の数が1082億個です。勉強になりました。ありがとうございました。


虎厳さんおはようございます。
 No.3がよかったです。勉強になりました。ありがとうございました。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

リズムが良い動画と貴重な資料有難うございます。
論文これから読ませていただきますね。

お礼日時:2024/04/10 13:23

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theがついた名詞句に後置修飾をつけて「だからtheがつきます」と学習者に「説明」をすることがありますが,それは説明のために書き加えているだけであって,実際は発話されていません。
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なお,既にお分かりだと思いますが,後置修飾があれば必ずtheが付くとは限りません。(また,思考プロセスとしては,theがきて,その理由を後からつけているのですが・・・あ,またこの話は別の機会にしましょう。止まらなくなるので(笑))
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この回答へのお礼

補足有難うございます。

すみません、No.13でもう一つだけ確認させてください。

>theがついた名詞句に後置修飾をつけて「だからtheがつきます」と学習者に「説明」をすることがありますが,それは説明のために書き加えているだけであって,実際は発話されていません。説明のためだけに(ある意味,無理やり)後置修飾をすることが多々ありますが,それはあくまでも説明のためだけです。ですので,実際には発話されないので「できる」とカッコを付けた次第です。「できる」だけで,わざわざそんな後置修飾はしない,あるいは往々にして不自然です。

theが発話されないとは、The apple I bought yesterday has gone.のいきなりtheは発話されますよね?

>既にお分かりだと思いますが,後置修飾があれば必ずtheが付くとは限りません。(また,思考プロセスとしては,theがきて,その理由を後からつけているのですが・・・あ,またこの話は別の機会にしましょう。止まらなくなるので(笑))
お時間の都合の良い時で結構ですので、是非お聞かせください。非常に興味があります。

お礼日時:2024/04/10 13:31

新学期の講義が始まり回答のスピードが遅くなりました。

専任教員は講義の数が多くてしんどいです・・・(涙)
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>後置修飾が「できる」というのであれば,それはcommon groundにあることになるかもしれません。(後置修飾を考えるというのは母語話者の行為ではなく,説明を考える際の行為です。ですのでカッコ書きで表現しました。)

後置修飾で先行する名詞を修飾する行為は、カンマがなければ被修飾の名詞を限定する行為(限定用法)だと認識しており、これまで無数の限定用法を見てきましたが、母国話者は、その限定行為は行わないということでしょうか。
また、仰る「説明を考える行為」は、叙述行為でカンマを付けた非制限や継続用法のことと理解しておりましたが、そのことを仰っているのでしょうか。
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もちろん,限定は普通に行われます。

theがついた名詞句に後置修飾をつけて「だからtheがつきます」と学習者に「説明」をすることがありますが,それは説明のために書き加えているだけであって,実際は発話されていません。説明のためだけに(ある意味,無理やり)後置修飾をすることが多々ありますが,それはあくまでも説明のためだけです。ですので,実際には発話されないので「できる」とカッコを付けた次第です。「できる」だけで,わざわざそんな後置修飾はしない,あるいは往々にして不自然です。
We drove to Tokyo, but [the engine that [the car that we drove] had] stopped halfway.
こんなことは絶対に言わないです。the engineはこの車のエンジンだと瞬時に分かるのです。母語話者は後置をして考えるなんてことはしません。説明のために後置修飾をしているだけです。日本語で考えてみましょう。「本取って」と聞いた人は「(目の前にある机の上にある)本取って」なんてカッコ内を語彙化して考えないですよね。これと同じです。瞬時に無意識化に行われるのです。英語の理解で書き換えや補いを行いますが,これらは全て学習者のために行われる行為で,説明のためだけです。母語話者は頭の中でそんなことは一切思いません。

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この場合の思考過程は、nikonikogambaroさんの表現をお借りすると、次のような感じで宜しいでしょうか。

これを聞いた人は「んっ!?the guy? 俺が分かるどのguy?知らんなぁ」と,まず瞬時に脳のCPUが考える。
→次の段階として、the guyを限定する後置修飾がくるのでは?との予想が来る。
※「このguyはtokenじゃなくてtypeではないのか」は、I met the guy...と実際に会ったと言っているので、tokenでありtypeはありえないので、この思考過程を経ることはない。
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後置修飾くるのでは?とは思いません。多種ある(後置修飾を含む)pathwayを考えるためにアシストしてくれる「コンテキスト」を求めるのです。そのなかには視覚的なものもあります。自分の過去の経験もあります。the guyでは考えにくいですが,誰もが知っている共通知もあります。無意識に近い感じで「えっ!どんなguy」と思うだけです。具体的に一つひとつ探っていくなんてことは瞬時にできません。

それと事実を述べていることは自明なのでtypeの可能性は探りません。UY_Scutiさんのおっしゃる通りです。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

>新学期の講義が始まり回答のスピードが遅くなりました。専任教員は講義の数が多くてしんどいです・・・(涙)
お忙しい中、いつもご丁寧に分かりやすくお教え頂き有り難いです。そして、nikonikogambaroさんの講義私も受講させていただきたいです。nikonikogambaroさんの講義を受けることができる生徒さんが羨ましいです。

>説明のためだけに(ある意味,無理やり)後置修飾をすることが多々ありますが,それはあくまでも説明のためだけです。ですので,実際には発話されないので「できる」とカッコを付けた次第です。「できる」だけで,わざわざそんな後置修飾はしない,あるいは往々にして不自然です。
We drove to Tokyo, but [the engine that [the car that we drove] had] stopped halfway.
こんなことは絶対に言わないです。

私の説明が悪く、誤解を与えてしまっているかもしれません。
ご提示の例文では、東京に来るまで行くとの情報から、エンジンと言えばその車であることは明白ですし、(目の前にある机の上にある)本も、common ground上にあるため。後置修飾の必要がないことは十分理解できます。

私が言いたかったのは、「後置修飾等により限定された名詞の冠詞が不定冠詞a/anの場合の初出の意味の存否について」で質問させて頂いた次の提示文の「いきなりのthe」の場合です。おそらく、nikonikogambaroさんが「いきなりのthe」と表現されたのは、「common groundにない名詞につくthe」という意味で使われたのだと思います。

The apple I bought yesterday has gone.

この文のようにいきなりthe appleと言われても、聞き手はどのりんご?と次の情報を求めますよね。その場合の次の思考過程は、これまでやり取りさせて頂いた私が言う思考過程を経る、後置修飾を予測あるいは期待するということで宜しいですよね?(様々なネイティブのpathwayはあるけれども、この思考過程が次に来ざる負えない)

お礼日時:2024/04/10 12:36

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しつこくて申し訳ないのですが、common groundに無い初出の単語でthe 名詞の場合は、後置修飾を予想するということで宜しいでしょうか。
もし違うのであれば、逆にネイティブが後置修飾を想定する場合をお教えいただけませんか。
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後から思ったのですが,この質問が「common groundに無い初出の指示対象で後置修飾されているモノでもtheが付くことがあるか」という質問であれば,回答はyesです。単数の場合は,一つの文で同時に,後置修飾部で説明する属性をもったモノが一つしかないということを伝えたい時にtheを付けます。また複数の場合は,一つの文で同時に,後置修飾部で説明する属性をもったモノがそこに挙げた文中のモノが全てという時にtheを付けます。

(突然の発話で)
I met the guy who I talked to at the shopping center yesterday.(ショッピングセンターで話した男は一人)
I met the guys who I talked to at the shopping center yesterday.(ショッピングセンターで話した男たち全員に会った)

コンテキストや例がない質問は大変回答が難しいです。どのような状況において,common groundに無い,どのようなtheのついた指示対象の場合,後置修飾を使って説明したほうが理解しやすいか,などといった質問をして頂けると回答がしやすいかもしれません。申し訳ございません。海外のサイトで英語の使用法に答えるサイトでは,ほとんどのサイトでコンテキストがない質問については回答しないというルールとなっています。網羅的に全ての可能性(あるいは多くの可能性)を考えるのは非常に大変な場合があるからです(それが難しいので多くの研究者が一端一端を捉えて研究を行っているという現状もあります)。私の回答能力がいたらなくて大変申し訳ないです。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

いつものことながら、まずこんな物わかりの悪い私のために根気強くお付き合いいただいていることに深く深く感謝いたします。

>後から思ったのですが,この質問が「common groundに無い初出の指示対象で後置修飾されているモノでもtheが付くことがあるか」という質問であれば,回答はyesです。単数の場合は,一つの文で同時に,後置修飾部で説明する属性をもったモノが一つしかないということを伝えたい時にtheを付けます。また複数の場合は,一つの文で同時に,後置修飾部で説明する属性をもったモノがそこに挙げた文中のモノが全てという時にtheを付けます。
(突然の発話で)
I met the guy who I talked to at the shopping center yesterday.(ショッピングセンターで話した男は一人)
I met the guys who I talked to at the shopping center yesterday.(ショッピングセンターで話した男たち全員に会った)

この場合の思考過程は、nikonikogambaroさんの表現をお借りすると、次のような感じで宜しいでしょうか。

これを聞いた人は「んっ!?the guy? 俺が分かるどのguy?知らんなぁ」と,まず瞬時に脳のCPUが考える。
→次の段階として、the guyを限定する後置修飾がくるのでは?との予想が来る。
※「このguyはtokenじゃなくてtypeではないのか」は、I met the guy...と実際に会ったと言っているので、tokenでありtypeはありえないので、この思考過程を経ることはない。

>コンテキストや例がない質問は大変回答が難しいです。~中略~網羅的に全ての可能性(あるいは多くの可能性)を考えるのは非常に大変な場合があるからです(それが難しいので多くの研究者が一端一端を捉えて研究を行っているという現状もあります)。私の回答能力がいたらなくて大変申し訳ないです。

コンテクストを例示しない抽象的な質問になって本当に申し訳ありませんでした。それにもかかわらず、この拙い情報が不足している質問にも可能な最大限のご回答を頂き恐縮する限りです。重ねて重ねて感謝いたします。

お礼日時:2024/04/07 17:27

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しつこくて申し訳ないのですが、common groundに無い初出の単語でthe 名詞の場合は、後置修飾を予想するということで宜しいでしょうか。
もし違うのであれば、逆にネイティブが後置修飾を想定する場合をお教えいただけませんか。
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この回答は難しいです。theの唯一的同定性ができるのであればcommon groundにあることになると解釈する人もいます。後置修飾が「できる」というのであれば,それはcommon groundにあることになるかもしれません。(後置修飾を考えるというのは母語話者の行為ではなく,説明を考える際の行為です。ですのでカッコ書きで表現しました。)theのpathwayの研究は未だに未完であり,場合の数は相当数存在し,相当数の学説が存在します。よって,網羅的な質問に対して回答ができるということは,研究がそれなりに完結に近い場合に可能で,現状では網羅的に回答するのは難しいです。

ごめんなさい!

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>I go to work in a car that I have bought recently.
I love a cat.
A friend of mine comes to pick you up at the station. His name is John McMaster.

1つ目の文について、ネイティブが①②のどちらの意味で認識するのかとその理由をお教えください。(おそらく①?これまでのnikonikogambaroさんとの議論で説明いただいていた内容も含まれると思いますが再度すみません…た確か一つしか購入していなくても初出で不定冠詞をつけることもよくあるとご説明頂いたと記憶しているので…)
①a carは初出で最近購入した車は1台のみ
②2台以上買った内の1台
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この文が突然出てきたとして解釈しますと,答えは①または②です。そうです,初出の場合,一つしか購入していなくとも紹介する場合はa(n)を使用します。もし,コンテキストで2台以上購入したことが分かる場合はassociative indefiniteで②となります。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

nikonikogambaroさんの様に正確に文法を把握していないので、もう少しだけお教えください…すみません。
>後置修飾が「できる」というのであれば,それはcommon groundにあることになるかもしれません。(後置修飾を考えるというのは母語話者の行為ではなく,説明を考える際の行為です。ですのでカッコ書きで表現しました。)

後置修飾で先行する名詞を修飾する行為は、カンマがなければ被修飾の名詞を限定する行為(限定用法)だと認識しており、これまで無数の限定用法を見てきましたが、母国話者は、その限定行為は行わないということでしょうか。
また、仰る「説明を考える行為」は、叙述行為でカンマを付けた非制限や継続用法のことと理解しておりましたが、そのことを仰っているのでしょうか。

お礼日時:2024/04/07 17:06

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>theの生起条件を満たすためのpathwayを考える際に後置修飾を考えるのは必然ではありません。考える場合もあり得るでしょう。聞き手が同定に使用するpathwayは様々です。the sunと来た時,後置修飾は考えないですよね。

仰ることは、理解できました。あくまでも、この表現を発話する前にどのような会話が行われているかによって思考過程は変わり、the sunのpathwayは、経由する思考過程が存在せず、the sun→太陽だと直結しますが、一般論が前段として論じられていない場合は、私の提示した思考過程を経るということで宜しいでしょうか。
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後置修飾を考慮するのはあくまでone optionだと思います。しかも,後置修飾を補って考えるのは,多くは非母語話者に説明をするためだけだと感じます。(他の多くのpathwayも同じだと思います)

We drove to Tokyo, but the engine stopped halfway.
We drove to Tokyo, but [the engine that [the car that we drove] had] stopped halfway.
母語話者は2番目の文のような思考はしません。ダイレクトにcommon groundにあるengineだなと瞬時に感じます。

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>UY_Scutiさん,素晴らしいです。時制と特定,総称の関係をよく観察されていますね。
お褒めいただき有難うございます。貴方のお陰で理解が深まりました。
もう少しだけ…。
これまで頂いたご回答から、不定冠詞+単数名詞が現在形で使われる場合は、総称表現の一般論となる傾向が強いように思うのですが、如何でしょうか。
是非ご見解を伺いたいです。
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下の例を見て下さい。不定冠詞+単数名詞が現在形で使われていますが,全て特定名詞句です。
I go to work in a car that I have bought recently.
I love a cat.
A friend of mine comes to pick you up at the station. His name is John McMaster.

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>それと追加ですが,過去であったしてもコンテキストにより過去の一般論である場合ももちろんあります
なるほど、現在では通用しない過去の一般論という可能性があるのですね。その可能性も留意しなければなりませんね。気づきませんでした。
難しいとは思いますが、その可能性もあると留意します。
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過去形はあくまでも過去しか見ておらず,現在を否定したり肯定したりするものではありません。ですから現在でも通用する過去の一般論の可能性もあります。

以上,少し補わせて頂きました。

(独り言です:
theは歴史的に,唯一的に限定するパワーが弱まっています。例えば,the sunは,(太陽系以外の他の系にも太陽のような恒星(sun)はあるかもしれないが)今のcommon groundは我々がいる太陽系なので,そこに必然的にあるから,あなたは,他のsunと混同せずに,すぐにどれを指しているか同定できるでしょ?だからtheを付けますよ,などという思考回路があってtheを付けるようになったかもしれない。しかし,現在は意味論的定性と言って(言葉の意味は分からなくていいです)theの同定しろよっていうパワーが弱くなってきて,名詞sunそのものの持っている唯一性(誰もがsunって言ったら一って分かりますよね)のみでtheがなくても唯一性が成り立つようになってきています。やがてtheが取れることも考えうるでしょう。今でも,theを取ってSunなどと表現することも多々ありますよね。)
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

>後置修飾を考慮するのはあくまでone optionだと思います。しかも,後置修飾を補って考えるのは,多くは非母語話者に説明をするためだけだと感じます。(他の多くのpathwayも同じだと思います)
We drove to Tokyo, but the engine stopped halfway.
We drove to Tokyo, but [the engine that [the car that we drove] had] stopped halfway.
母語話者は2番目の文のような思考はしません。ダイレクトにcommon groundにあるengineだなと瞬時に感じます。
しつこくて申し訳ないのですが、common groundに無い初出の単語でthe 名詞の場合は、後置修飾を予想するということで宜しいでしょうか。
もし違うのであれば、逆にネイティブが後置修飾を想定する場合をお教えいただけませんか。

>I go to work in a car that I have bought recently.
I love a cat.
A friend of mine comes to pick you up at the station. His name is John McMaster.

1つ目の文について、ネイティブが①②のどちらの意味で認識するのかとその理由をお教えください。(おそらく①?これまでのnikonikogambaroさんとの議論で説明いただいていた内容も含まれると思いますが再度すみません…た確か一つしか購入していなくても初出で不定冠詞をつけることもよくあるとご説明頂いたと記憶しているので…)
①a carは初出で最近購入した車は1台のみ
②2台以上買った内の1台

お礼日時:2024/04/06 15:54

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