アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

3歳7ヶ月の娘の目のことでお聞きします。昨年秋に両眼とも間歇性外斜視の手術をし、今秋にも2回目の手術を受けます。昨年までは視力は年齢程度とのことで、即弱視などにつながるものではないということでした。術後は斜視もかなり改善しましたが、片方の目で横を見ると、反対側の黒目が内側に斜め上にあがります(両眼とも同じ)。

先月の眼科の受診で、両眼とも0.4程度とのことで眼鏡の処方箋をいただき「治療のためです」とのことで現在眼鏡をかけさせています。当初「かわいそう」と思いましたが私なりに子どもの遠視や斜視についてネットなどで調べ、今は「この子には必要であり大切なことだ」と認識しています。

同様の経験を持つ方や職業上詳しい方などにお聞きしたくて質問します。(どうしても病院だと診察時間が短く、聞きそびれてしまって・・・。)

個人差もあるとは思いますが、娘の目がどの程度の遠視・乱視なのかを教えて頂ければと思います。眼鏡の処方箋では
遠用54mm 
右SPH+1.0 CYL-2.0 AXIS180
左SPH+2.0 CYL-1.75 AXIS180  です。よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

視能訓練士をしています。



>片方の目で横を見ると、反対側の黒目が内側に斜め上にあがります(両眼とも同じ)。

…いわゆる「下斜筋過動」という両眼の眼筋のバランスが悪いことにより起こる状態で、斜視を持つ患者さんに時々見られます。
術後、正面を見ている際に上下斜視が生じず、斜位に持ち込む機会が多いのであれば、子供さんがものを見る時に必ず斜視の状態にならないよう正面を向かせる癖付けを心掛ける必要があります。テレビを横目で見たりするのは避けてください。学校へ行くようになったら、できる限り黒板や先生をまっすぐ見れる様な席につかせてもらえるよう、学校側にもお願いしてもらいます。
特に、両眼視機能が発達する視力感受性期(8歳頃まで続きます)の間は、上記の点に注意しなければ、立体視等の両眼視機能は発育しません。

斜視手術は1度の手術で終わる人の方が少ないです。ましてや、外斜視の場合は戻りが起こりやすく、複数回の手術を受けられる人が多いです。間歇性外斜視の場合、角度や斜視の頻度により、手術の機会を検討します。

3歳に満たない子供さんの場合は、視力検査にきちんと応じることが難しいため、実際の視力を評価しにくいことがほとんどです。眼鏡処方箋の度数を見る限りでは、この程度の度数であれば中には眼鏡無しでも視力が出てくる子もいるため、眼鏡無しで様子を見ていたのでしょう。度数的には、遠視自体はさほどでもなく、乱視を主に矯正しているとお考え下さい。この程度の乱視では、敏感な子は視力があまり出てこない場合もあります。視力発達の盛んな幼少期にしっかりとピントの合った映像を見せなければ、一生弱視を残してしまいます。3歳半を越えて視力が出ておらず、ある程度視力に影響を及ぼす可能性がある屈折異常を持つ場合は、とにかく眼鏡を掛けてもらいます。この眼鏡はおっしゃる通り、薬と同じですので、視力が安定するまではしっかりと掛け続けていただく必要があります。

また、斜視になる眼がいつも決まっていると、その眼が弱視になる可能性が出てきます。
視力発達時期が終了する頃までは、定期的に眼科を受診し、斜視の程度、視力、屈折異常の変化等をフォローしてもらうようにしてください。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

丁寧な回答をありがとうございました。遠視の程度が軽いということで、今後の成長や手術に伴う改善が期待できることに安心しました。

また、乱視の方も親として責任をきちんと果たすつもりで眼科の受診や眼鏡の使用をしていきます。

お礼日時:2005/09/11 13:45

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!