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初歩的な質問で恥ずかしいのですが…

私の周りの片麻痺患者さんを見ていると、「上肢下肢体幹の、麻痺側」と同側の口輪筋に麻痺を有する方が多いような気がします。

顔面神経をはじめ脳神経が交差して、病巣と反対側に障害を起こす事はあるのでしょうか?

それとも単純に、
そういった患者さんは穿破するなどして、広範囲に脳が障害されている と、捉えれば良いでしょうか?

御教示宜しくお願い致します。

A 回答 (1件)

顔面神経は錐体交叉はしません。

脳幹から聴神経と一緒になって内耳道内を走行して、直接顔面の筋肉に分布します。ですから顔面神経が切れた人は額、目の周辺、口の周辺など顔面全ての筋肉が弛緩します。これを末梢性の麻痺と呼びます。例えば脳出血とか脳梗塞で顔面神経領域の麻痺を来す場合には前額部は左右の両側性支配ですので、麻痺にはなりません。これを中枢性麻痺と呼びます。質問の症状は中枢性麻痺と思います。前額部にシワ寄せさせてみてください。麻痺側でも必ずできると思います。
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この回答へのお礼

以前、遷延性意識障害スケールの件についてご回答をくださった先生ですね。いつもお世話になっております。御回答賜りまして感謝致します。

さて、解剖学教室にも問合せてみたところ、一次ニューロン、皮質から脳橋に到る間に、交叉しているそうです。

「口角下垂→流嚥」という症状が、何故身体の麻痺と同側に起こるのかが不思議でした。(両側性支配は確かオデコだけですよね?)

一緒に考えて戴いて本当に有難うございました!!

お礼日時:2005/09/24 06:16

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