プロが教えるわが家の防犯対策術!

 日本語を勉強している中国人です。

 「立つ」の前に「場所+で」をつけるのが正しいのか、それとも「場所+に」をつけるのが正しいのでしょうか。

 勝手に作った文章なのですが、( )の中に「に」と「で」のどちらを入れるべきなのでしょうか。

1.そこ( )立ってください。
2.彼はそこ( )立っています。

 また、( )のことはさておき、「そこ( )立ってください。」と「そこ( )立っていてください。」と、この二つの言い方を両方するのでしょうか。

 それからそれへとお尋ねしてしまいましたが一つなりと疑問を解いていただければ幸いです。作文が上手になりたいと思っていますので、質問文の中で不自然な表現があれば、それも併せて指摘していただければ助かります。よろしくお願い致します。

A 回答 (11件中1~10件)

勉強中であるのに、すごく丁寧な文章を書かれていて


感心しました。

さて、質問ですが、
作られた文章の
1.そこ( )立ってください。
2.彼はそこ( )立っています。
の()には両方、(に)が適当だと思います。
立つの前には、(に)が適当だと思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。両方とも「に」が適当ですね。大変参考になりました。
 本当にありがとうございました。

お礼日時:2005/09/29 22:28

挙げておられる例文の様な場合、文章の主旨によって使い分けることが多いです。



つまり「で」を使う場合は「立つ」行為が話者の主旨であり、「に」を使用する場合は「そこ」が主旨になっています。

そこ「で」(座るのではなく)立ってください。
彼は(他の場所ではなく)そこ「に」立っている。

いずれにせよニュアンス程度の事であまり厳密な使い分けではありません。

日本語、お上手ですね。なまなかな日本人よりずっと上等ですよ(笑)。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 ご丁寧に教えていただき誠にありがとうございます。行為か場所か話者の主旨になるということですね。とても理解しやすいと思います。大変参考になりました。
 日本語はまだまだ下手です。励ましてくださり、ありがとうございました。頑張ります!

お礼日時:2005/09/29 22:42

とても熱心な方ですね。


日常、なんとなく使っている日本語を、このように質問されると、改めていろいろ考えてしまいました。
難しいですよね。
私の考えですが・・・
1.2とも、「に」を入れられるほうが自然ではないかと思います。

>また、( )のことはさておき、「そこ( )立ってください。」と「そこ( )立っていてください。」と、この二つの言い方を両方するのでしょうか。
のご質問は、最初の表現は短い時間、後の表現は少し長い時間、待っていてほしい場合にそのような表現になると思います。
あと、気になったのは
>それからそれへと
という表現は使わないように思います。
次から次へ
という表現を使われるといいと思います。
私も、正しくきれいな日本語を使うように。心がけたいと思いました。
勉強、がんばってください。
 
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。良く分かりました。質問文へのご指摘にも感謝いたします。大変参考になりました。
 応援してくださり、ありがとうございました。頑張ります!

お礼日時:2005/09/29 23:39

こんにちは。



基本的には「そこに立つ」というと場所が重要な情報になり、
「そこで立つ」は「立つ」動作の方が重要な情報になります。
少し例を挙げますね。

1.
「そこに立ってください」
指示命令文の場合は、場所を指し示すことが多いので「+に」が自然に感じると思います。

「そこで立ってください」
場面が限られます。
例えば音楽を流しながら体操をしているときに「そこで立ってください」というと、ある時点(曲の変わり目など)にきたら立ち上がって欲しいという指示になります。
(座っているという暗黙の前提があります)
「そこで立ち上がってください」
と同じです。

一方、「そこに立ち上がってください」は
特定の場所(例えば椅子の上や何か高いものの上)に立ってほしい時にしか言いません。

「そこに立っててください(=そこに立っていてください)」
「そこで立っててください(=そこで立っていてください)」
これはどちらでも一緒で、どちらも使います。
厳密に言えば、「そこで立っててください」は座らないで立っててね、という意味で「立つ」ことが重要なのに対して、「そこに立っててください」は「(あっちじゃなくて)その場所に」というニュアンスが少しだけ出やすいかと思います。

2.
「彼はそこに立っています」
命令文ではないので、「そこに(場所)」「立っています」のどちらも重要な情報である可能性があります。
前後の文脈で変わります。

例1)100m歩くと公園の入り口があります。彼はそこに立っています。
→「公園の入り口にいる」ことが重要です。

例2)電車で席が空いたにも関わらず、彼はそこ(と向こうのドア付近を指さす)に立っています。
→「(座っているのではなく)立っている」ことが強調されます。

「彼はそこで立っています」
これも「立っている」ことが強調されますので、立っていることが重要な情報であるときにだけ、使います。

わかりにくかったらいつでもご質問ください。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。例と合わせて説明していただき、理解しやすくなりました。大変参考になりました。
 本当にありがとうございました。

お礼日時:2005/09/30 00:22

1・2に関しては皆さんと同様、「に」が適切だと思います。



「(今)そこに立ってください。」
「そこに(短時間~長時間)立っていてください。」
どちらも使いますし、どちらも間違いでは有りません。
( )内の言葉が省略されているので、上記のように( )内の言葉を入れるとわかりやすいと思います。

「それからそれへと」は間違いです。
「次から次へと・次々と・あれこれと」などの言い方があります。どれも同じなので、どれを使用しても問題ありません。

「お尋ねしてしまいましたが」も少し気になります。間違ってはいませんが、「尋ねてしまいました」が適切です。日本語の「お」や「ご」はどの状況で使うか難しいですね。

「一つなりと疑問を解いていただければ」は意味がわかりません。「一つだけでも疑問を解いていただければ」と解釈して良いのでしょうか?

「作文が上手(じょうず)になりたい」も合っていますが、「作文が上手(うま)くなりたい」のほうが自然な使い方です。

ダメだし(=間違いの指摘)ばかりになってしまったようで恐縮です。
ちなみにこの「恐縮です」も、いざこざにならない為に一歩引いた、すぐに謝る日本人ならではの特徴的な表現ですね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。「に」の方が適切ですね。質問文へのご指摘にも感謝いたします。「恐縮」の使い方も大変参考になりました。口語でも作文でもまだ使えない表現です。
 本当にありがとうございました。

お礼日時:2005/09/30 09:47

両格助詞共にいくつか用法があり、この例文に当てはまるものは以下の通りです。



●格助詞『に』

(2)場所・範囲を指定する。
「アパート―住む」「空―星がまたたく」

(4)帰着点や動作の及ぶ方向を表す。
「家―たどりつく」「車―乗る」「危篤(きとく)―おちいる」

(9)変化する結果を表す。
「学者―なる」「星―なりたい」

●格助詞『で』
(1)動作・作用の行われる場所を表す。

☆「場所を表す」という『用法』においては同じですので、置き換えが可能です。





「で」と「に」の明確な使い分けがある用法、用例は以下の通りです。

・格助詞『に』(4)帰着点や動作の及ぶ方向を表す。
「家―たどりつく」「車―乗る」「危篤(きとく)―おちいる」

・格助詞『で』(4)手段・方法、または道具・材料を表す。
「ペン―書く」「汽車―行く」「木と紙―できている日本の家」

上掲のような『ニュアンス』を含む場合は、使い分けがされます。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 いつもお世話になっております。
 ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。基本的な使い方を列挙していただき、大変参考になりました。
 本当にありがとうございました。

お礼日時:2005/09/30 09:52

こんにちは。

鋭い質問ですね。
1も2も大抵は「に」を使います。
「そこで立ってください」は「そのタイミングで立ってください」という意味が強いですね。

2つ目の問いですが両方の言い方ともします。
「立っていてください」は立ち続けることを意味します。継続ですね。

蛇足ですが、「頂点に立つ」「爪先で立つ」などの表現もあります。
「東京で住みたい」「東京に住みたい」は同じ位使われますね。
文法的には「東京に」のほうだと思いますが。

「それからそれへと」は「次から次へと」「次々に」「沢山」がいいでしょう。
「一つなりと」は難しい表現です。「一つでも」のほうが親しみやすいと思います。

日本語頑張ってください。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 いつもお世話になっております。
 ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。「そこで立ってください」はやはり「そのタイミングで立ってください」という意味が強いですね。質問文へのご指摘にも感謝いたします。いろいろ大変参考になりました。
 いつも応援してくださり、本当にありがとうございました。日本語の勉強頑張ります!

お礼日時:2005/09/30 09:57

一文だけでは自然か不自然かは答えることが難しいです。


特に1でおわかりいただけるかと思うのですが文脈がないと適・不適は答えられません。
文脈がないと、は/が・で/に、などの適・不適を判断するのは難しいです。
それだけややこしい助詞ってことですね。。

1.そこ( )立ってください。
「に」でも「で」でもどっちでもいいんです。といういか場面によって向き不向きがあるんです。
一文だけで自然・不自然を判断するのはあまりよいこととは思えません。
場面によっての向き不向きを書きます。。

A:「動作(どうする?)」が主眼の場合「に」を使うと変な場合がある。

-ここに何すればいいんですか?
「そこに立ってください。」

-ここに何してればいいんですか?
「そこに立っていてください。」

上記二つの問答は日本語の会話として成り立っていません。
これだって「場所+に」という構図ですが、
この場面において「ここに何すればいいんですか?」「ここに何してればいいんですか?」という文を使っても問答が成り立たない。
おかしな会話だなって感じてもらえれば、「で」と「に」の使い分けが容易になるのですが、、どうです?

「に」は動作が主眼の質問には不向きであると思います。
従って動作が主眼の文は「で」を使うと無難だろうと思います。

-ここで何してればいいんですか?
「(そこで)立っていてください。」

-ここで何すればいいんですか?
「(そこで)立ってください。」

B:「場所」が主眼の場合は「で」でも「に」でもどっちでもいいと思います。
(a)
-どこで立ってればいいんですか? 
「そこで(立っていてください)。」

-どこで立てばいいんですか?
「そこで(立ってください)。」

(b)
-どこに立ってればいいんですか?
「そこに(立っていてください)。」

-どこに立てばいいんですか?
「そこに(立ってください)。」

この場合「で」と「に」のニュアンスは同じと考えていいです。
相手の質問の「で」「に」に答えを一致させると自然であるというだけです。


注:
「ここに何すればいいんですか?」「ここに何してればいいんですか?」という文を使っても問答が変にならない場合。

-ここに何すればいいんですか?
「(そこに)色を塗ってください。」

つまり「動作の行われる対象」の場合。
■1の6を参照
http://dic.yahoo.co.jp/bin/dsearch?p=%A4%CB&dnam …


2.彼はそこ( )立っています。
これは場面が主眼の文としか考えられないのでどっちでもいいんだと思います。これも文脈がないと判断できません。

ちょっと変な会話になりますが、、

-彼立ってますよ。
「どこで?」
-(彼は)そこで(立っています)。

-彼立ってますよ。
「どこに?」
-(彼は)そこに(立っています)。

てな具合です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 いつもお世話になっております。
 ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。文脈がないと判断しにくいですね。いろいろな具体例を書いていただき、大変参考になりました。
 本当にありがとうございました。

お礼日時:2005/09/30 10:01

主たるご質問については、


私の申し上げたいことは既に他の方が述べてくださっていて、
改めて付け加えることはありません。

ただ1点、"それからそれへと"という表現についてだけ、
申し上げたいと思います。
この言葉は、使われなくなりつつある、美しい日本語の一つだと思います。
久しぶりにこの言葉を「awayuki_ch」さんのご質問の中に見出したとき、とても嬉しく感じました。
ですから、
このような失われゆく日本語をお使いになっている中国の方に対して、
日本人と思しき回答者が、それは言い換えた方がよいとか、そういう表現は使わないなどと
お書きになっているのを拝見すると、複雑な思いがあります。
確かに"それからそれへと"はこのようなところで使うにはいくぶん文学的な表現かも知れませんが、
訂正するほどのことではないと思います。

漱石の「坊ちゃん」にも登場する、この由緒正しい言葉(もちろん辞書にも載っています)が、
分かりにくいからといって書き換えられなければならなくなってしまっているとしたら、
悲しむべきことです。

ともあれ、いい言葉を思い出させてくださった「awayuki_ch」さんにお礼を申し上げます。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 ご丁寧に教えていただき誠にありがとうございます。「そこからそこへと」は文章が上手な方からいただいた表現です。ちょっと文学的な感じの言葉ですね。さすが本がお好きな方。ZeusSeesSuezさんもきっと本がお好きなのですね。これからもたくさんの日本語の文学作品を読みたいと思います。いろいろ大変参考になりました。
 本当にありがとうございました。

お礼日時:2005/09/30 10:38

No.8です。

訂正です。

2.彼はそこ( )立っています。
これは場面が主眼の文としか考えられないのでどっちでもいいんだと思います。これも文脈がないと判断できません。

⇒「場面」ではなく「場所」の誤りでした。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 再びありがとうございます。よく理解できました。ありがとうございました。

お礼日時:2005/09/30 10:43

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!