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情報社会の経済においてモノよりも情報の方が価値があると言いますが具体的にどのような意味なのでしょうか??

よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

お邪魔します。



消費者側から説明した方が判り易いかも知れません。

今の日本や欧米の先進国の話ですが。
世の中には「物」は溢れています、一昔前のように「物」を作れば売れる時代ではなくなりました。消費者は同じ「物」なら安くと考えます。
これでは、単純に「物」を作ってもあまり儲かりません。
画期的な新製品は「新しい物」ですから、消費者は少し高くても買います。
しかし、画期的新製品は、簡単にはできません。
そこで「物」と「物」との間に差異をつけて、今までと違う「新しい物」にする「情報」つきの「物」という戦略がとられるわけです。

「ブランド」「有機農法野菜」「健康食品」「行列のできる店」

貨幣論で有名な岩井克人さんなんか「利益は差異から生まれる」とまで仰っていましたね。差異を付ける為に「情報」が重要性を増した豊かな時代です。

勿論、為替や株式相場のように「生の情報」が直接利益につながる事も有りますが。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

消費者側の視点で説明していただき、大変理解しやすかったです。
とても参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/10/09 00:14

使う人や文脈によって意味が変わってきます。



やさしく言えば、昔は情報の種類と量がすくなく相対的に(特に庶民には)情報の価値が低く、物づくりが有利(優位)でした。

現在はあらゆる情報が管理され、価値の高いものは特許などで権利が保証されます。ある情報を人より早く入手したものは、それを利用して儲けることも可能です。情報が物づくりと対等、或いはそれ以上の価値を
得たわけです。

現実には情報も物も同じ価値を持ち、どちらが上というものではありません。情報では飯が食えなかった時代から情報でも飯が食える時代になったと理解すればいいでしょう。両方とも大事です。情報には広義でソフトも含まれます。
情報があっても、生きるためには物(食料も含め)が必要です。一方、情報がなければいい物は作れません。流通業者などは物と情報の間で生きているといえるかも。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
とっても分かりやすい具体例でした。

ありがとうございました。

お礼日時:2005/10/09 00:12

たとえば特許。


特許というのはモノではないから情報と言えます。まぁ情報というよりは権利というべきなんでしょうが、その特許の権利を得るためのもとになるものは、やはりモノではなくて情報です。ある設計のノウハウとかそういう事です。

モノは誰でも生産できますが、そのモノを生産するにも特許に触れていれば特許権利者の許諾が必要ですし、特許権利者にお金を支払わなければいけません。特許権利者はモノを作らなくてもお金が入ってきます。

もちろん、自分でモノを作って売ろうと思ったときにも、特許を自分のところで持っている技術であれば、その分だけ他よりローコストで作れます。

モノを作らずに技術だけで食べている会社だってあるわけで、そういう意味で情報というものは重要でしょう。もちろん、これは一例にしかすぎません。
販売であればマーケティング(どのようなものが売れるか)という情報をつかむ事だって「重要な情報」ですし。

まぁ、なんにしろその言葉がどのような文脈で出たかに依存するので、そこだけ聞かれてもちょっと漠然としちゃいますよね。
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この回答へのお礼

さっそくのご回答ありがとうございます。
特許・・・確かに!!

言葉足らずな質問にわかりやすく教えていただいて大変助かりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/10/09 00:09

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