プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

30代後半の妊婦です。季節柄と年齢のせいでしょうか、冬になると肌が大変乾燥するようになりました。身体に関しては市販のクリ-ムやベビ-ロ-ション等を用いて保護するようにしていますが、寒くなった今月に入ってから急激に頭髪の地肌が乾燥によりカサカサ、痒くてかくとフケのようにポロポロ落ちてくるようになりました。
シャンプ-して一旦キレイになったように見えても、髪が乾くとまた痒くて同じ所を掻いてると、なんだか血も滲んでくるようになりました。 妊婦なので、あまり強い薬品は困るのですが、何かよいクリ-ム等ご存知の方、是非お教えください。 それとも、皮膚科にかかった方が良いのでしょうか?

A 回答 (1件)

髪の毛の専門家である理容師ですが,ご質問に対するアドバイスには,スキンケアなども含まれていますので,一応,一般人に印を付けています。



30歳代後半の女性と言うことですから,まずは,シャンプーの回数を2日に1回としてください。
というのは,女性の場合,30歳代に入りますと,男性ほど皮脂の分泌量がありませんので,毎日シャンプーしてしまいますと,皮脂を取りすぎてしまうのです。
また,頭皮や頭髪の汚れは,分泌される皮脂と混ざり合うことで汚れとして付着しますから,実は,2日に1回のシャンプーでも構わないのです。
ということで,まずは,シャンプーは2日に1回としてくださいね。

さて,問題は,頭皮にシャンプー剤の洗浄成分が残っているかどうかです。
もし,残っていますと,洗浄成分である界面活性剤が皮膚を軟らかくしてしまい,皮膚膜を傷つけやすくしてしまいます。
そして,皮膚膜が破れてしまいますと,そこから水分が蒸発してしまうようになったり,空気の刺激を受けやすくなってしまいます。
この空気の刺激によって,痒く感じるようになるのです。
ですから,妊婦さんですので,たいへんだと思いますが,次のことに留意するようにしてください。

1.
シャンプー剤を使用する直前には,シャワーを使い,1~2分間程度,頭皮全体をすすぐようにしてください。
また,アゴのラインよりも長いロングヘアの場合は,その部分の髪の毛をすすぐ時間をこれに加えるようにしてください。
2.
(市販シャンプー剤やサロン専売シャンプー剤,および,それに類するシャンプー剤の場合)シャンプー剤は,500円玉1枚程度の量(ポンプ式ボトル入りの場合は,ポンプ1回押しの量)を手に取り,必ず,最大でシャンプー剤と同量までの水分を加えてよく馴染ませ,両手でこれ以上泡立たないところまで泡立たせてから,その粟を頭皮と髪の毛に移してシャンプーします。
なお,アゴのラインよりも長いロングヘアの場合は,シャンプー剤を最大で1円玉1枚程度まで追加しても構いません。
ただし,もし,頭皮の一部(痒い場所)がピンク色になっていたり,毛穴の周りが赤くなっているようでしたら,シャンプー剤は,ここに書いた量の半分で使用するようにしてください。
3.
シャンプー剤のすすぎは,シャワーを使い,頭皮全体で2~3分間を目安にすすぐようにしてください。
なお,アゴのラインよりも長いロングヘアの場合は,その部分の髪の毛をすすぐ時間をこれに加えるようにしてください。
また,もし,すすぎに自信が持てない場合は,シャンプー剤の泡を全部流してから,お風呂に潜って(潜り方は,背泳ぎみたいに仰向けに潜ると負担がかかりにくいと思われますが,負担のかかりにくい潜り方にしてくださいね),頭皮全体で1~2分間程度すすぐようにしてください。(お風呂に潜った場合は,ロングヘアでも髪の毛を改めてすすぐ必要はありません)
4.
すすぎやシャンプーの最中,および,頭が痒いときもそうですが,絶対に,爪が頭皮に触れないようにしてください。
また,痒みが治まるまでの間だけでも,ゴシゴシ洗いを避け,頭皮が動く範囲でもみ洗いをするようにしてください。(アゴのラインよりも長いロングヘアの場合は,その部分の髪の毛とシャンプー剤の泡が馴染む程度で充分です)

なお,身体を洗う際も,ゴシゴシと洗うのではなく,手指やタオル・スポンジなどが,肌に触れるか触れない化くらいの力で洗うようにしてみてください。

もうひとつ,大切なのは,実は,栄養です。
特に,妊婦さんの場合,お腹のお子さんに栄養を摂られてしまいますので,妊娠前に比べ,食事量を多くする必要がありますよ。
また,出産後,今度は,授乳婦さんになるのですが,このときも,お子さんに与える母乳に母胎の栄養を奪われてしまいますので,妊娠以前よりも食事量を多くしなければなりません。
なお,お子さんをミルクで育てる場合であっても,母乳が出ている内は,授乳婦だと考えるようにしてくださいね。
ということで,

http://www.mhlw.go.jp/houdou/2004/11/h1122-2a.html
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2004/11/h1122-2b.html

この2つのページ(いずれも「食事摂取基準」の具体的数値です)を参考にして,食事量を調整するようにしてみてください。
また,食品(食材)が含んでいる栄養価については,

江崎グリコ
http://www.glico.co.jp/

を開き,「栄養成分ナビゲーター」を活用してみてください。
ただ,残念なことには,栄養を充分摂取するようにしても,すぐに効果が現れませんので,そのあたり,ちょっと根気がいるかもしれません。

一応,頭皮も肌の一部ですので,同じスキンケアで構いません。
ですが,栄養関係に於けるスキンケアの場合,まずは,体内に吸収されているすべての栄養が充分以上存在していなければ,肌にとって大切だといわれているビタミンCやコラーゲン(実は,タンパク質)など,大量に摂取したとしても,まったく意味をなさなくなってしまうことがあります。
ですから,まずは,栄養バランスのとれた食事を心懸けることが大切になります。
その上で,肌に大切だと言われている栄養を多めに摂取するようにしてください。
なお,毎日毎日,その日毎に栄養バランスのとれた食事をしようとしますと,これは,栄養のプロである栄養士でも至難の業だそうですので,栄養については素人の私たちでも無理だと思います。
そこで,一昨日,昨日,そして今日の3日間で,食事摂取基準の3倍(3日間ですから,3倍となります)となるような食事を心懸けるようにしてみてください。
なお,先に紹介した食事摂取基準のページを出てくる「許容上限摂取量」というのは,「1日でそれ以上摂取すると危険な状態になる可能性がある量」ですので,許容上限摂取量が定められている栄養については,1日の内でそれ以上摂取しないようにしてくださいね。

また,感情は,どのようなものであっても,ちゃんと表現するようにしてください。
というのは,頭皮や肌,髪の毛だけの問題どころか,お腹のお子さんの生育にまで関わってくるかもしれないことなのですが,感情をちゃんと表現しませんと,ストレスになりやすいのです。
もし,ストレスになってしまいますと,それを感じている間は,実は,栄養の吸収が悪くなってしまいます。
肌や髪の毛,身体のいろいろな場所,そして,妊婦さんの場合は,お腹のお子さんを作る材料は,manamusさんの身体の中に吸収されている栄養ですから,もし,ストレスのために,栄養の吸収が悪くなってしまいますと,影響が出ないという保証は全くないと思われます。
もっとも,体内に吸収されている栄養は,どの場所にも均等に分配されているのではなく,生命維持や子孫繁栄にとって重要な場所から順に分配されていきますので,お腹のお子さんに影響が出るのは,一番最後だと思いますけどね。
でも,その分,生命維持にはほとんど関わりがない髪の毛などや肌には,栄養がまわりにくくなってしまいますので,ストレスは出来る限り早く解消することが望ましいですし,また,感情は,ちゃんと表現することが望ましいと思います。
もし,お腹のお子さんが男の子だとしますと,ちょっとしたことでいらいらする場合があるかもしれません。
旦那さんには迷惑な話だと思いますが,でも,旦那さんですから,少しくらいなら,八つ当たりしても構わないと思いますが・・・?

あと,外出時は仕方がないとしても,自宅内にいるときは,加温器(ストーブやエアコンなど)だけでなく,加湿器も適宜使用するようにしてみてください。
空気が乾燥しているから,肌も乾燥してしまうわけですからね。
ということで,情報量は少ないかもしれませんが,

NHK健康ホームページ
http://www.nhk.or.jp/kenko/2001/pf/takamori_kenj …

の下の方にある「乾燥肌とかゆみの原因」「乾燥から肌を守る工夫」「乾燥とかゆみ」「かゆみの治療とスキンケア」の順番で一読されてはいかがでしょう。
また,この「NHK健康ホームページ」には,例えば,「番組表」のところから,2002年11月11日12日のところで「乾燥を防ぐスキンケア」や「肌を守る生活の工夫」などの情報もありますし,同じ2002年の12月2~5日にも有用な情報があるみたいです。(おいしそうな情報もありそうですよ)

最後に,皮膚科などを受診するべきかについてですが,これは,manamusさんの頭皮を直接見ませんと判断出来ません。
ですから,まず,旦那さんなどに頭皮の状態を確認してもらってください。(出来れば,理容師か美容師が良いと思いますが・・・)
そして,頭皮のことに詳しい人が以上があるようだと判断した場合や,痒みのある部分が他の場所と比べてピンクが強かったり,その部分の毛穴の周りが赤くなっているのを確認出来るようでしたら,皮膚科を受診するようにしてくださいね。
ただし,たぶん,抗炎症剤は使えないと思いますので,現在している皮膚を保護する以外に,施しようがないかもしれませんが・・・。
強いて言えば,流水に浸して水分が移りにくいまでに絞ったタオルで,痒くなって仕方がない部分を冷やす程度かもしれませんね。
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この回答へのお礼

gakusyaneko様!!!
ご丁寧な回答、本当にどうもありがとうございました。どなたからも返答頂けなかったので半ば諦めていました。御礼が遅くなり申し訳ありません。その合間に病院に行ったのですが、特に投薬もなく「シャンプ-が刺激が強いのかも。変えてみれば?」との医師からのアドバイスですが、その後良くなる気配もなく依然悩んでいた所でした。おっしゃること明日から実行していこうと思います。 (残念ながらTVの方は見逃してしまいましたが。。)どうもありがとうございました!

お礼日時:2005/12/12 01:20

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