プロが教えるわが家の防犯対策術!

3年生の息子は、軽い発達遅滞があり、
現在は週に一度情緒学級に通級しています。

担任の先生に、4年生かは、特別支援のある学校に
転校を勧められました。

現在のクラスでもクラスメートも先生も理解があり
そこそこ居心地が良いようですが、
やはり「お世話してもらう」感じの場面が多く
本人も甘えが多少あるようです。

先生も特別支援級に去年行った子は、
いままで指示される側だったのに、
支援級では、イキイキしているといいます。

私としては、今のままでもいいのかな、と思う反面
学年が進むにつれ同級生もいつまでも無邪気で優しいというわけには行かない場面も出てきたり、
いじめがでてきたり、学習面や体育、社会見学の時など、身につかないことが増えて可能性を潰してしまうのかな、と転校を考えたり。

障害手帳も出ないような軽度なので
いずれ社会に出ることを考えると
今、支援学級に入れてしまうことが少し躊躇されたり
複雑な気持ちです。
支援が届きすぎて、一般のシビアな感覚がわからない人になったりするのでしょうか?

そこでご意見をいただきたいのですが、
途中から支援学級に行かれたお子さんの様子、
行かないことを選択したお子さんの様子、

ご経験の方がいらっしゃったら
アドバイスおねがいいたします。

A 回答 (2件)

こんにちは。

子供の一生にかかわる問題、本当に苦しい選択ですね。

さて、
>途中から支援学級に行かれたお子さんの様子、
行かないことを選択したお子さんの様子

とありますが、私は『選択できる』間は普通学級でも良いのではないか?と考えています。又、ひとくちに支援学級といっても、担当教諭のかかわり方や相性の問題もあります。
本当に個人差のあることで、他人がアドバイスすることは不可能かと思われます。
下記HPの掲示板(BBS)に後悔された方のも掲載されていますので参考になさればどうでしょうか。

学年途中で支援学級に変わった子供がいます。
小学校時分から誰の目にも明らかでしたが、結局中1まで普通学級で通しきりました。
思春期とも重なり、中1になってからいじめなどの『被害者』ではなく、異性へのストーカー行為や嫌がらせなどの『加害者』的立場をとるようになりました。それまで温かく見守ってきた友人達も徐々にいなくなり、一人でいることが多くなりました。保護者からも「何とかならないか?」との声が多くあがるようになりました。
翌年転籍しました。

我が家にも注意欠陥の疑いを持ちつづけている息子がいます。小学校時分は不注意で周りの方に大変迷惑をかけました。4年生の時本人と話し合いをし、病院に行かないこと(私は内心行くべきではないかと思いましたが・・・)、自分で努力することを本人自らが決めました。

それ以前は、周りの保護者から「出来の悪い子」「約束を守らない子」と噂されていましたし、仲間はずれにされ、1年近く独りぼっちになった時期も当然ありましたよ。
仕方ないんですよ、一般社会で共生するということは、そういうことなんですから・・・。

差別もあるし劣等感も感じるでしょう。社会からそういったものを根絶することは不可能です。
人間なんて勝手なもので、自分が有利な時は比較したがるくせに、ちょっとでも不利だと感じると競争を避けたがるし、挙句は偏った平等意識を高めます。
上には上がいるのに・・・でもそんな愚かな存在が人間なんですよ。

息子は今現在、問題があるどころか周りの教員や友人達から信頼され、他の保護者からは「すごく変わったねぇ。なんか別人みたいだね。」と言われました。取り様によっては非常に無礼なこの言葉を私はとても嬉しく受け止めました。
学業面も優秀で、学区内のトップ校を目指して毎日頑張っています。
努力してきましたよ・・・親子共々。投げ出したいほど苦しい日々もありましたけど。子供自身も、頑張り続けた自分に誇りを感じているようです。

本人の学力(伸びる可能性)、他者への暴力行為等の有無や授業を受ける権利の侵害などで判断し、支援学級に行くか行かないかを選択できる『余地』が残されていたからこそ今ここにいると痛感しています。
そのどれか一つが欠けていたなら私は病院に行き、担任に相談したと思います。
「本人の言動が原因で周りからはじかれる心配」は判断材料ではありませんでした。

いじめは障害にかかわらず起こるでしょう。
勉強は1番でも体育でビリの子供もいるでしょう。
社会見学などで、まともに話を聞いていない子供など山のようにいるでしょう。
障害が無くても勉強の出来ない子供はいるでしょう。
障害が無くても得意なことが一つも無い子供もいるでしょう。

>いじめがでてきたり、学習面や体育、社会見学の時など、身につかないことが増えて可能性を潰してしまうのかな、と転校を考えたり

という気持ちと、

>支援が届きすぎて、一般のシビアな感覚がわからない人になったりするのでしょうか?

という気持ちが非常に矛盾していて、迷われているお気持ちが伝わってきます。
障害があるとどうしても被害者意識が強くなりがちですが、うちの息子の場合もそうですが逆の場合も存在します。
学校においても『相互理解』という点が非常に希薄であり、どうしても障害者よりの発想が多いように感じます。

>現在のクラスでもクラスメートも先生も理解があり
そこそこ居心地が良いようですが、
やはり「お世話してもらう」感じの場面が多く
本人も甘えが多少あるようです

道徳の時間などを利用して「この子のためにも極力手伝わないようにして下さい」と話すことも出来ますが、もしそうした場合、どの程度授業についていけるでしょうか?
普通学級のままで尚且つ自主性を重んじるということはそいうことなのです。
それを親として不憫だと感じるか?
お子さんが飛び込めるか?
そうすることで状況がよくなることが望めるか?
です。

どちらにしても、一つを得るためには別の何かを犠牲にしなくてはならないこと、良い面ばかりではないこと、期待しすぎないことが肝心です。

私などが言うまでもありませんが、障害を持つ子供の発達で大切なのは、その時その時の1歩が確実に地面に接しているかどうかではないかと思います。

参考URL:http://zenkokuren.com/index.html
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この回答へのお礼

ご返答ありがとうございました。

辛かったご経験の話・・。本当に、社会はいろいろな人間で構成されているので、親の中にも、無神経な発言を悪気なく言う人もいますよね。

うちも、息子が肉屋の前で私の買い物を一人で待っていただけなのに、クラスのお母さんが通りかかり、
「やだ、一人でいるからびっくりしちゃったー、
昨日Y君(ほかのADの子)が脱走したって聞いたから、U君も迷子してるのかとおもったー!」
といわれ、心配してくれてるにしても、余計な事
言う人だなー・・・。とちょっといやな気分になったり。(こんなことはしょっちゅうなのでいちいちきにしていてはいけないのでしょうが。。。)

ご子息も自分の個性と自分の常識と、周りとのギャップに難しさを感じる時期もあったようで、でも、
時期が来て自分の特長を生かす(「特徴」は特別変わった点、「特長」は特に優れた点に使うそうで、ご子息は「特長」ですよね)方向に成長されて何よりです。

お母さんが息子さんの味方であり続けた結果ですね。

じっくり考えてみます。
良いアドヴァイスありがとうございました。

お礼日時:2006/02/16 20:57

以前、発達障害の子供さんのいるクラスに、生活支援として派遣され、クラスの中で一緒に生活をともにしていました。


一般学級にそのままいてほしいお気持ち、支援学級に行ったほうがいいのでは?と思われる気持ち、とてもよく分かります。
発達障害と言ってもそのお子さんによっていろんなことがありますので、見てもいないのに言うのもなんですが、こんなこともある、と思って読んでください。

今までは一般学級にいたのに、あえて変換を進める先生には、それなりのお考えがあると思います。
週1回の情緒学級に行っている間も、クラスのお友達は確実に授業が進んでいます。たぶん、「軽い発達遅滞」のお子さんなら、自分が授業について、分からないことがあったり、そのことで自信が持てなくなっているところもあるかもしれません。
私がいたクラスの子どもは、情緒学級へ行くととても生き生きしていました。得意なことを伸ばせる可能性も、その時間にはありました。そして、一度私に「勉強わからないんだ」とこぼしたことがあります。私も子を持つ親です。自分の子だったら、やはり一般学級で、という思いはあります。でも、このときは、この子にとって、一般のクラスにいつづけることは、幸せじゃないと思いました。今はとにかく、この子にあったことをさせてあげたいと思いました。

それと今の子供たちは、昔ほど「自分と違うお友達」をいじめたりすることがなくなった代わりに、助けてあげることで優越感を感じている子どもが多いのも否定できないと思います。そして、世話をされる側の子も、それを感じ取る場合もあります。
そして、劣等感も感じることもあるはずです。
でも、支援学級なら、自分が役に立つ場面も増えると思うのです。

とてもお悩みになる問題だと思います。よくお話し合いになって、納得の結論を出されることを願っております。
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この回答へのお礼

ご返答ありがとうございます。
今日支援級の見学を申し込みました。
悩んでいるより、一度見てみようと・・。

今一時だけのことではなく、10年後、
どちらがより子供の力を引き出しているか。
という部分に重点を置いて見たいと思います

授業にだんだんついていけなくなることや
いつも人に世話されないと持ち物も良くわからないようでは困りますよね・・。
普通級は33人を一人の先生が見るので
担任の先生も「じっくり見てあげられれば伸ばせるのに、できなくて、伸ばしてやれなくて、もったいない」というのが勧めてくれた理由のようです。

ここまで普通級での生活が楽しいものであるように
私も足繁く学校に通いボランティアもマメに顔をだし、クラスの子供たちほとんどの名前がわかるので、
少し名残惜しいです。

一人悩んでいたので、いっしょに考えてくださり
大変ありがたいアドバイスでした。

ありがとうございました。

お礼日時:2006/02/15 22:15

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