プロが教えるわが家の防犯対策術!

5年生の担任をしています。一部の女子が手紙をやりとりし、一人の子の悪口を書いたり、一人の子を呼び出して文句を言ったり、しかも次々とターゲットを変えて、無視、仲間外し、悪口を言うということが修まりません。今まで、様々な取り組みをしてきました。字数の制限があるので具体的に書くことができませんが・・・。もちろん、何かあるとその都度、個別に、あるいは全体での話、人権や思いやりについてもどれだけ話しをしたかしれません。保健室の先生や、学年主任の先生などにも話しをしてもらったりもしました。
女子の中で2人の強い子A子とB子がいて、この子たちがくっついたり、敵対したりしていて、今は敵対している状態です。他の子たちは2人のどちらかについているか、中立的な子に分かれます。現在はB子が学校に行きたくないと言って不登校状態です。私は毎日昼休みに中立的な子をつれて不登校児の家に行き、はなしをしに行っています。
今日、ようやく明日学校に行くと言ってくれたので、
そのことを全員に伝え、あなた達もB子に対していろいろ思っていることがあると思うけど、今、B子はきつい思いをしていて、ピンチだから明日来たら、話しかけてあげて、支えてあげてと言うと分かりましたと言ってくれました。しかし、帰った後A子たちのグループがいつも私と一緒にB子の家庭訪問に行っている子に電話をかけてきて、嫌がらせのようなことを言ったようなのです。何度指導しても、一時的には良くなるのですが、基本的には全く心に響かず、陰湿で、同じことの繰り返しです。女子の保護者だけでも事情を説明して話し合いを持とうかとも思っています。長々と書きましたが、本当に疲れ果てています
すてきなクラスに変えるために、どなたかいいアドバイスをお願いいたします。

A 回答 (6件)

こんばんは。

私も現職の小学校教員です。女子の問題に対してご苦労されているにも関わらず、不登校の児童に対しても暖かな対応で尽力されているsasuraihide様に敬意を表します。高学年女子のグループ対立と絡んだ不登校、ご心労いかばかりかとお察しいたします。私も苦しんだことがありますので、お役に立てるかどうか分かりませんが回答いたします。

いかんせん文面だけでは、sasuraihide様がこれまで試されてきたこと、sasuraihide様の話を子どもたちがどれくらい受け入れているかということ、子どもたち同士がプラスマイナス含めてどの程度の結びつきを持っているかということ、保護者の学級への信頼感はどうかということなど、多くことが分かりませんので、ダイナミクスから感じたことだけ記させてください。

A子とB子の対立が中心にあるということは、電話の件に限らずsasuraihide様がどちらかに手をかければかけるほど、手のかけられなかった方が問題を起こす形で先生の注意をひこうとしているように感じました。また、それぞれが自分の味方を増やそうとしますので、どちらにも属さない子どもは立場が弱くなり、そうなるにしたがって学級の正義(倫理?)が発揮されなくなってきてはいないでしょうか。おそらくAとB以外の子どもたちもアナーキズムを発揮し始める(学級の問題を見ても止めない状態)頃かと想像しました。その段階になると、保護者が学級経営に口を出し始めますので、更に心労が大きくなると思われます。お一人で苦しまれておりませんでしょうか?

おそらくsasuraihide様もご努力されていることだと思うのですが、私の場合、高学年で学級がしんどいときには、次のことにいっそう力を入れて取り組むことで幸い乗り切ることができました。
(1)Aの群とBの群、また、そのどちらの勢力にも入らない子どもの群からいいところを見つけて、どの群の子も毎日褒めまくります。学級通信でもそのよさを褒めました。褒めた児童の保護者に電話をして、自分の子どものいいところが褒められたことについて聞き、許可をもらった上でそれも通信に載せました。学年の先生や委員会の担当の先生に相談して、問題のある児童のいいところを見つけてもらって、それも学級で「○○先生がほめてたぞ」と紹介しました。目的は、児童が「先生はクラスの問題だけでなく、私たちのいいところも見てくれている」と実感してもらい、教師への信頼を再構築するためでした。これは教師の言葉に耳を傾けてくれることにつながります。私の経験では子どもの耳が「裏返っている状態」ではどんな道徳も正義も入りませんでした。
(2)学級で楽しいことをしました。まず、教師主導で突然やって楽しませ、続きを子どもたちにやらせました。しかし、教師の助力をチョコチョコ入れますが、「自分たちでできたね」と褒めます。低学年に学級行事を教えるときのように小さな行事を何度も繰り返し成功させます。目的は学級が楽しいと思えるようにすることでした。私の場合、自分ひとりでは楽しい行事の定着のさせ方に自信がなかったので、特活のベテランに知恵を借りました。
(3)休み時間はとにかく子どもと遊びました。先輩方からA「しんどいクラスを持ってるんだから、休み時間くらい職員室でゆっくりお茶飲んだら」、B「しんどいと思うけど今が頑張りどきで、今頑張らないと後でもっと苦しむよ。こういうときこそ子どもと遊んだほうがいいよ」の両方の助言をもらいました。どちらも私のためを思う気持ちからでたものですが、私はBを選びました。結果的に大正解でしたが、体力的にこの先も同じことができるかどうか自信はありません。
(4)子どもの対立に直接関係ないことなのですが、授業を大切にしました。このことで学級内対立に嫌気がさしていた狭間の子どもたちが、落ち着いてきました。授業を面白くする教材を自分だけで準備することは、疲労困憊している自分にはできませんでしたので、学年の先生方や各教科のベテランの先生に教えを請いました。
(5)子どもが「どうせ自分たちはダメなんだ」と受け取ってしまうようなメッセージは、とにかく出さないように気をつけました。したがって問題を起こした子どもの保護者にも事実は伝えるものの、「○○さんなりにいらいらをどう表現していいのかわからず、苦しんでいるのだと思います」という形で伝え、家で子どもに指導して欲しいということは言いませんでした。というか保護者の方も、子ども本人も悪いこととは重々承知しているので、それをいわゆる逆切れする形で、良心に対しても耳が裏返ってしまうことを避けたかったからです。どうしても叱らなければならないときは、叱った後に「本当にそうしたいと思ってやったわけじゃないんじゃないのかなあ」という形で、問題を外在化(あなたという人間全部が悪いのではなく、状況が重なってやってしまったという考え方)しました。

今振り返ると、方法としては賛否両論あると思いますし、学級の状態や教師の性格によっても効果が異なると思われます。ただ、子どもたちに「自分たちは先生や友達、親に大切にされているという実感を取り戻してもらう」という方針は一貫してあり、それに対して手立てを打っていった形です。

学級の子どもたちが「何度指導しても」「何かあるとその都度」「心に響かず」という状態であるなら、誰かに話をしてもらうだけでは解決にならない段階であると思われます。他の教員の目も借りて、「子どもたちが排他的な行動をするのは、・・・(さびしい?仲間がいないと不安?仲間はずれになるのが怖い?)からで、・・・・(自信?温かさ?クラスの楽しさ?)を実感する必要がある」という仮説を立てて、そのための手立てを選んで実行していくことが、すてきなクラスに変えるための第一歩であるような気がします。

sasuraihide様の努力されている実情も知らず回答しました故、すでに行われていたり、若しくはsasuraihide様の教育方針には合わない部分もあるやも知れません。あくまで1つの経験談としてお読みいただければ幸いです。
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この回答へのお礼

本当に親身になってご意見を書かれ、本当にありがたいなあと思っています。ponchan816さんのおっしゃるように「褒めまくる」褒めて育てることの重要性はよく分かっているのですが、何を言っても同じことを繰り返してしまう学級を見ると、どうしても褒める気にならず、褒めたくても褒められずという状態でした。でもそれではいけないんですよね。他にも多くの参考になることがあり是非実践してみようと思います。ponchan816さん本当に感謝しています。ありがとうございました。

お礼日時:2006/03/08 22:38

小学6・4を持つ二児の母です



とあるサイトでリア友をいじめてる掲示板がありました(参考URLをご参照ください)このサイトの9割は小学生が利用しているサイトです

多分、このサイトを利用している子供の親御さんも先生方も知らないところでいじめているのでしょう

学校での生活、家庭での生活、子供の環境での心理を探る(表現が適切ではないですが)にはストレートに表現されていると思います

親や教師の前、大人の前では言わないようなことでも、ネットを通してだと(面と向かっては言えない事でも)顔が見えない分、思ったことを書き込んでしまうのでしょう

子供のいじめの大半は、本当に些細な小さなことが発端だと思います
それが少しずつエスカレートし、最終的には収拾がつかなくなり、仲直りをするタイミングを逃してしまうのでしょうね

別の観点から解決の糸口に繋がれば・・・子供の心理や、目線に辿り着くかと思い、投稿させていただきました

参考URL:http://tamago.cool.ne.jp/bbs/index.cgi?mode=view …
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この回答へのお礼

インターネットでも小学生が参加してそんなことやってるんですね。私なんかコンピューターに疎いので全く知りませんでした。なんか複雑な世の中になってきましたね。URLをしっかり観させてもらいます。ありがとうございました。

お礼日時:2006/03/10 19:38

この4月に高校生になる娘の母親です。

ご質問を読んでいて、まるで娘の小学校の時のようだなぁ、とその当時のことがまざまざと浮かんできました。
家の子の小学校は、20名ちょっとの人数が2クラス、2クラスとも女子の数が多く、その環境で育ってきたせいか、強気の女子のグループが2つに分かれていました。ターゲットはコロコロと変わっていたのですが、トラブルは多かったです。
そのグループの中心の子の親は何も気づいていませんでした。なぜ気づいていないことが分かったかというと、小学校最後の保護者会で「このクラスはいじめもなく、皆まとまっていてよかった」と語ったからです。これを聞いて、それまでの平坦な保護者会が変わりました。別の親が
「誰の目にもわかるような、はっきりしたいじめはなかったけれど、いじめられた子の親が学校に相談に来ることは、いくつもあったはず。いじめが無かったとはとても思えない」
これで、また皆が口々に語り合いました。
こんなに色々な人が話しをした保護者会は初めてでした。
ただ、よかったことは、お互いに文句の言い合いや責め合いをしていたのではなく、なぜ子どもたちがそういう行動に出てしまうのだろう、ということを真剣に話し合えたことです。女子の人数が偏っていることもあるが、学力でも体力でもパワーのある子が、弱い子に対して優しくなれないのは、なぜなのか。
わずか1時間の話し合いでは、当然答えなど出るものではありません。でも、始めに「いじめがなくよかった」と話した親が、「このクラスでもやっぱりそんなことがあったんだ」(自分の子どもが関わっていることには思いもしなかったようですが)認識を改めたことは意義があったと思います。
また、子どもと帰って話し合ってみよう、とその場の親や先生とも話しができたことも、決して無駄だとは思っていません。いじめの解決なんて一朝一夕に見つかるはずはなく、こうした小さな積み重ねで自分や周囲を気遣うすべを学んでいくしかないと思っています。
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この回答へのお礼

保護者会で、おたがいが文句の言い合いになることが多いのですが、ponta-mnさんのところは素晴らしいですね。子どもたちの行動の原因はなんだろうという方向で話が進んだということで本当に建設的です。また当事者の保護者が認識を改めたというところが素晴らしいことです。いじめの解決は一朝一夕で見つかるはずはなく、小さな積み重ねで自分や周囲を気遣うすべを学んでいくしかないとおっしゃること、本当にそうですね。ありがとうございました。

お礼日時:2006/03/10 20:08

5年生を持つ保護者です。

保護者の立場でいわせていただきます。
先生の立場からすると保護者は敵対する存在なのでしょうか。いろいろな話を聞いているとそう感じます。確かに問題のある保護者も多いようで自戒しております。
ただ、現在のクラスの状況は、すでに保護者の耳に入っています。子どもから「今のクラスやだ」なんてぐちられて、不安になっている保護者も多いはずです。それに対して懇談会の時にも先生から何も話がないとすると「先生こんな状況を知っているのかしら、何もしてないのかしら」と思ってしまいます。ですから、何かの折りにはきちんと「クラスでこういう事がある。それに対して私は今まで、こういう事をしているがなかなか効果が出ない。そこで、これからこうしたい」等々、お話しいただけると、保護者との意思疎通もできますし、保護者としてもできる限りのことはしたい、と思う方もいるはずです。我が子のことですから。
何も知らされない状況は疑心暗鬼に陥ります。コミュニケーションの大切さは大人同士でも同じです。
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この回答へのお礼

保護者の方から見られたご意見ということで、おっしゃることは当然のことと思います。やはり今までの私のやり方では問題が解決しないとなれば、事情を説明し保護者の方の御協力をお願いすることも考えないといけないのかなと思い、話し合いを持とうかと考えているところです。貴重なご意見ありがとうございました。

お礼日時:2006/03/08 21:21

良いアドバイスになれるのか分かりませんが、少し書かせてください。



全国どこでもこのような悩みをお持ちの担任の先生・学校はあると思います。
A子ちゃんもB子ちゃんもすぐには仲良くなれるはずのないと思いますし、女子の中で派閥が生まれてしまうのは仕方の無いことだと思います。性質上…。

質問者様がお考えである保護者会?ですが、悪口・嫌がらせなどを言う子の親というのも、同じようなレベルです。まさにカエルの子はカエルです。
なので保護者の方と話し合いの機会を設けてもあまり効果はないように思います。しないよりはましかもしれませんが…。

A子ちゃんもB子ちゃんも何が原因でそういう関係になてしまったのか分かりませんが、その子達の関係に応じてクラスの女の子たちの雰囲気が変わっているのではないでしょうか?推測です。大変ですね。
いずれにせよきっかけは些細なことです。その原因がわかれば、いいですね。

何かクラスで団結できるようなものに取り組まれて、達成感をみんなで味わうというのがステキなクラスになる第一歩じゃないでしょうか。
そこで新たに友達のステキな場面がみれます。

しかし、そんなこともいってられない状況なのならば、男の子たちの力をかりるのも一つの手だと思います。
女の子たちのトゲトゲを丸くするというか浄化する力を不思議と持っているのが男の子たちです。

アドバイスにすらなっていませんが、すぐに改善できるものでは無いとおもうので、質問者様もあまりこんつめすぎないで、がんばってください。

ステキなクラスになるといいですね。
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この回答へのお礼

みなさん本当にお優しいですね。親身になって答えて頂いて、気持が楽になります。otukaimusumeさんのおっしゃることは私も同感するところが多いです。何かクラスで団結できるものですね。もう一度やってみます。ありがとうございました。

お礼日時:2006/03/08 22:55

素人の意見ですけど。


やっぱりそういうがんになる子がいるんですよね。
小学校の頃、ボス的な子がいましたが中学に行っていじめにあったらしく、不登校になったそうです。
男女一人ずつそういう子がいたんですけど、二人とも。
自分にかえってくるんだなってつくづく思いました。

自分も同じ目にあわないと分からないんだろうけど、難しいですね。
が、もうここまで手を尽くしてきていてこれなんだから、保護者の方と話し合いを持つしかないのではないでしょうか?
こういう先生がいるっていうことを知って、すごくうれしく思いました。

あとは、6年でクラス替えがないにしても、異例の措置としてクラス替えを行ってもらうとか。そのグループをばらばらにしてしまわないと、と思うんですが、上司(校長先生とか)はノータッチなんでしょうか?
先生も忙しくて大変だとは思いますが、学校全体で取り組んでもいいのではないでしょうか?
先生がノイローゼになったりとか近年多いみたいですし、質問者様のほうがかなりきつい状態になってきていると思うし、心配です。

中学の頃、いじめにあっていた子がいて、私は同じ小学校ではなかったので入学当時話し掛けたりしてたんですけど、周りはなんで話し掛けるのかって聞いてきました。
とてもしょうもない理由でいじめていたみたいだったので、別にそんなことにこだわってどうするのかといじめていた男子に言ったところ、それきりいじめなくなったみたいで、その子も明るくなっていきました。
なんかそんなことを思い出してしまって、一言言いたくなりましてw
かばうと自分がいじめられるようになったりしますもんね。
なかなか難しいです。

アドバイスにならなくてごめんなさい。
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この回答へのお礼

kuma0204さん、なんかたんたんと書いていらっしゃいますけど、全くkumaさんのおっしゃるとおりなんですよね。私もそう思います。クラス替えのこと、難しいとは思いますが校長に聞いてみます。それから今日、校長、教頭、5学年の担任 合わせて8人で現状報告 対策を話し合いました。kumaさん、十分アドバイスになりましたよ。ありがとうございました。

お礼日時:2006/03/08 23:21

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