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今回のダイヤ改正で出雲号の廃止など、また夜行列車が減ります。

新車投入などの話も全く聞かず、将来はカシオペア号など、ごく一部を除いて夜行列車はなくなってしまうと考えて良いのでしょうか?

減便される理由はいろいろあるでしょうが、客が少ないというのが最大の理由なのでしょうか…

A 回答 (6件)

理由はいろいろあるでしょうが、一番は時代の流れでしょうか?



まず、移動方法が速達化されたことにより夜間移動が不要になりつつある現状です。
特に九州への寝台列車はこれに該当します。
なんといっても東京を夕方のラッシュ前に発車してしまいますから・・・。それで終点には次の日の午後。これでは航空旅客機が発達した今では誰も乗りません。
夜行列車が出た後の最終便で目的に到着ホテルに入る。または、早朝の一番の便で夜行列車より目的地に早く着くことが可能になることもあるのです。

次に値段です。なんといっても寝台料金は高いです。
高速バスがここは台頭してくるわけですが、この台頭も高速道路発展なくてはありえませんでした。
自動車は鉄道より自由度が効くし、なんといっても勾配量が違います。
あの碓氷峠が凄い勾配とか言われてますが、隣の上信越道はもっと凄い勾配です。
つまり、自動車道路は鉄道以上にショートカットしやすく作れるのです。鉄道が峠を越えるため迂回をするのに対して、高速道路はまっすぐ作られるわけです。
そうなれば所要時間でもバスに有利になります。そこに料金が安ければ、だれも寝台列車に乗りません。

次は車両の老朽化です。寝台列車はその特性上、同じ車両を運用できる列車があまりありません。
つまりこの列車のために車両を用意することになります。
この効率の悪さが、各社新車導入になかなか踏み切れないところです。それで、これといったテコ入れされず放置。上記2つの理由も絡み乗客の減少。
そして車両の耐用年数が限界に来た時点で、採算を考え車両廃止のついでに列車も廃止という過程になるわけです。
今回の出雲はこれが原因かな。

いずれにしろ夜行列車が減少傾向にあるのは確かですが、そうでもない列車もありそうです。
サンライズ、銀河、北陸、ムーンライトでしょうか。
これらはいずれも、飛行機の最終便の後に発車。早朝便の前に目的地に到着します。
サンライズは車両が個室主体の新車であること、ムーンライトは快速であるためリーズナブルであること。
銀河は東京-大阪の2大都市を結ぶため、それなりの需要があることが主な要因でしょう。

鉄道会社がこれらの要因をプラスと考えれば、これらの条件に該当する路線に夜行列車を新たに設定するのもありではないかと考えます。
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この回答へのお礼

>東京を夕方のラッシュ前に発車してしまいますから・・・。それで終点には次の日の午後。

安いわけでもなく、豪華というわけでもなく、確かにこれでは時間がある人や飛行機嫌いの人くらいしかのらないですね…

>サンライズ、銀河、北陸、ムーンライトでしょうか。

このへんに夜行列車を育てる要素がわずかながら残っているのでは?と、私も思うのですが…
新幹線が発達していても東京~大阪などは相当の移動の需要があるはずで、もっと活用できないものかと思います。

ありがとうございます。

お礼日時:2006/03/10 12:22

客が少ないというのが最大の理由だと思いますが、九州ブルトレについては、4社またがりというのも理由の1つにあるようです。


てこ入れしようにも、東日本・東海・西日本にとってはメリットが小さく、九州にとっては荷が重い、というわけで、結局放置→縮小→廃止、となってる部分があると思います。

また寝台列車だけのために機関車を作るのは非経済というのもありますね。
貨物との共用は難しいでしょうし…

そして北海道系統も、当分は安泰でしょうが、北海道新幹線が出来ると廃止の可能性が高いと思います。
フリーゲージトレインが進歩すれば話は別でしょうが。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
4社も関係すると各社の利害が一致することは、極めて難しいとは思います。
結局、客が多くないとそれを満足させることはないでしょうね。

時代ということも大きいのでしょうが、国鉄が分割されずに残っていたら今の夜行列車はどうだったのかと思います。

お礼日時:2006/03/10 12:14

一番の理由は新幹線の食堂車と同じようなものです。



速達化された為です。
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この回答へのお礼

新幹線の食堂、なつかしいですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/03/10 12:08

やはり乗客が少ないと、廃止することにはなります。

廃止しなくても、減車してますよ「あけぼの」は。
でも夜行バスが対抗できない路線は残ります。
以前の夜行列車は、夜のうちに移動すると言うことが主体でしたので、代替の交通機関としての、
新幹線や飛行機が普及したところでは、廃止されていきます。
また、廉価に走る夜行高速バスの普及も大きいでしょう。

カシオペアや北斗星やトワイライトエクスプレスは、「列車の旅を楽しむ」というコンセプトがありますので、
豪華設備を維持していく方向に変わっていくでしょう。
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この回答へのお礼

夜行バスが対抗できない路線、と言えば本州~北海道方面と日本海縦貫線くらいでしょうか…

豪華路線のカシオペアなどは例外として、実用本位的な夜行列車はやはり難しいのでしょうね。

ありがとうございました。

お礼日時:2006/03/10 12:07

考えられる理由は、やはり、航空機や新幹線、高速バスとの競合による利用者減が理由の一つと考えられます。



その他では、人件費の問題や車輌の老朽化(代替車輌の開発が、列車の存続に見合うものかどうかが疑わしい)ことなどが、夜行列車の存続自体を難しくしている他の原因と考えられます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

おっしゃる理由はすべてあてはまると私も思いますが、逆に言うと廃止されるのを待つのみ…とあらためて認識させられますね。

見込みがないものには攻勢をかける(新車投入など)こともできないでしょうね。

お礼日時:2006/03/10 12:05

新幹線の整備で、遠距離も日帰りでいけるようになった=そんなに時間をかけていく必要がない=需要がシフトしたのがおそらく考えられる要因だと思います。


また、寝台料金の問題もあると思います。たとえば、東京~新大阪間は新幹線「のぞみ」が\14050に対して寝台急行の銀河だと\16000超かかかります。(旅行で朝から遊ぶ、という場合以外は向いていない)なので一般の人から見るとメリットがあまりないと思われるので結果、乗客減に繋がったのではないでしょうか。
また、夜行高速バスや航空機に客をとられた、という例も考えられるでしょう。(昔の急行『八甲田』廃止のときは確か高速バスに取られたと記憶しておりますが)
今後はおそらく関東~関西/中京圏間(人が多い)や北海道方面(一種のブランド)のように需要が見込まれる列車以外は合理化で廃止/減便されるでしょうね。
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この回答へのお礼

便利な新幹線ですが、そのぶん夜行列車の需要も減ってしまいますね。
値段は本当に高いですね。
今となってはカーテン1枚の開放寝台は時代に全く合っていませんし、それで6300円はどう考えても高いです。

値段を下げても需要を喚起することは、もう不可能なのでしょうか…
ありがとうございました。

お礼日時:2006/03/10 12:02

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