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100%アイソタクチックポリスチレンが
溶液中でらせん状になりやすいのはなんででしょうか・・・
ニューマン投影図?と関係があるようですが;

化学が苦手なのでいまいち分かりません。。

A 回答 (1件)

ニューマン投影式は、分子の三次元的な形状の表現方法にすぎませんので、アイソタクチックポリスチレンの構造そのものとは関係ありません。


関係あるとすれば、説明にニューマン投影式を用いたということでしょう。

アイソタクチックポリスチレンが溶液中で螺旋状になりやすいとすれば、それは、その構造(立体配座)が安定だからでしょう。

すなわち、ポリスチレンはポリエチレンの炭素鎖に対して、1個おきにフェニル基が置換していると考えられます。フェニル基はかさ高い原子団ですので、それらのフェニル基間には立体的な反発がはたらきます。その反発が最小になるのが螺旋状の構造と言うことでしょう。

その辺りのことは、分子模型を組み立てるか、三次元的な構造の書かれた図を探すか、可能であれば分子構造の計算ができるソフトウェアを使ってコンピューター上で分子モデルを組み立ててみればわかるはずです。ただし、分子模型の種類によっては、原子核の位置のみが表示されるので、原子の大きさのようなものがわかりにくいかもしれません。

要するに「フェニル基の立体的な反発によって螺旋構造になる」ということです。なお、螺旋構造を説明するにあたって、ニューマン投影式は無力だと思います。おそたく、ポリエチレン鎖がまっすぐ並んだ状態では、フェニル基の反発が大きくなるということを説明するためにニューマン投影式を使ったのだろうと想像します。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。とても分かりやすかったです。

ニューマン投影図・・関係ないのか~~;/(。◇。)\

お礼日時:2006/04/03 14:49

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