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26歳の専業主婦です。
私はいわゆるできちゃった結婚なのですが、計画妊娠です。
同棲していた夫と「子供がほしいね」と同意して妊娠しました。「結婚したい」という気持ちはあまりなく、「親になりたい」という気持ちが強かったのです。
結婚というつながりが必要だともあまり思っていませんでしたので、お叱りを受けるかもしれませんが、便利だから結婚した、ってくらいです。

一般的には、「結婚してから妊娠するのが正しい順序」ということになっていますが、私はこれについて疑問なのです。
何故それが「順序」として当然のものとしてルール(?)になっているのか、わかりません。

声高に「それが正しい順番だ!」と、未婚妊娠、妊娠してからの結婚を非難する人に、「何故それが正しいのですか?」と聞いても、漠然と「それが当たり前だろう」という答えしかかえって来ません。

結婚しなくても子供は産めるし育てられる。子供をもうけるのに結婚が必要なのでしょうか。
宗教上では、結婚して初めて一人前として認められ、子供を作ることを許されるそうですが、それが関係しているのでしょうか。

不妊の可能性があったから、妊娠してから結婚しようと言って、妊娠できてから結婚した人もいますが・・・。

明確な理由があるならそれを知りたいのです。それが昔から、世界的に共通しているのはなぜか、ご教授ください。

A 回答 (6件)

昔の日本の庶民は、むしろ婚前妊娠が当たり前でした。

それどころか、夜這いで何人かの男性と交渉があり、妊娠したら女性が結婚相手を指定し結婚する。当然子供が自分の子でない場合も多いのですが、それは共同体の子供として特段問題にされなかったのです。

もちろん、武家やきちっとした商家などは、そのような土俗的な婚姻を嫌い、きちっと婚姻してから子供を作りました。
これは結局家督を誰が継ぐのかという問題が大きかったのだと思います。

明治以降、キリスト教的な概念が入ってきて一夫一婦制が制定されましたし、処女というのもキリスト教的な概念です。それ以前は未通娘:オボコといってどちらかというと否定的な言い回しでした。

また明治以降は四民平等の流れで庶民であっても婚姻をきちっとするというのに憧れがでてきたことと、家父長制の強化のために、家長が許可しないと結婚できないということがあって、婚姻してから妊娠という流れが出来てきたようにおもいます。
また富国強兵を目指す政府にとっては、戸籍がよりどころですので、私生児が増えるのも好ましくなかったのでしょう。

私としては、現在の結婚制度は日本的な土俗に合わないと思っています。
しかし、今の制度になってから100年程度になりますので、結婚→子供というのを疑わない人もおおいですよね。出来ちゃった婚の一番の問題は、そのような世間の目でしょう。
それを除けば、世間的にはの不都合も無いと思います。

しかし、制度上のリスクは自覚しておいたほうがいいでしょう。
まず、妊娠が発覚して必ずしも男性が結婚するとは限りません。この場合女性は不利ですし、子供も認知の問題がありますので、民法上の不利があります。
それに、扶養の関係等、税制や行政サービスの優遇措置を受けられないこともあります。
これは夫婦があって子供が生まれ育てることが出来るということから見れば、行政上結婚を登録していない夫婦まで保護する必要はないということです。
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この回答へのお礼

>昔の日本の庶民は、むしろ婚前妊娠が当たり前でした。
未熟者ゆえ、これについては初めて知りました!
質問には蛇足だと思って書きませんでしたが、精神科医の斉藤学先生の本にあった「子供を産んでから、その子の父親になってくれる男性を探した方がいい」という一文を痛感しました。戸籍制度にも疑問を感じますね。
「世間の目」というのは非常に厄介ですね。
私が「便利だから」と書いたのも、扶養義務等のことなのです。ちゃんと結婚した夫婦同士の子供、として認知されなければ不利だしな、ってことで入籍したのです。
参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2006/04/10 19:15

信じる信じないは別として、結婚は神が取り決めたもので性行為は結婚したものだけに与えられる祝福のようなものです。

それゆえに婚前妊娠をした場合、婚前交渉をしたということになるので、神に対する不敬な態度という事になるからだと思います。また、私生児が増えている一つの要因も婚前妊娠があげられます。ですが、そうなったとしてもきちんとその後結婚して、赤ちゃんを育てているという人もたくさんいるのですから、結局のところ大切なのはそうなった後の行動の仕方でしょうね。
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この回答へのお礼

>結婚は神が取り決めたもので性行為は結婚したものだけに与えられる祝福のようなものです。
へぇ!宗教はやはり強いですね。
ヨーロッパでは、未婚出産の割合が全体の半数に及ぶらしいと聞きました。それをおぎなうだけの制度が整っているとのことですが、つまり税金が多量につぎ込まれているってことなので、いい顔をしない人もいますね。
>結局のところ大切なのはそうなった後の行動の仕方でしょうね。
私もそう思います。私生児を産んだとしても、その後で養ってくれる人を見つけて苦しまずに育てたり、いい関係を築けたりすることができればそれでいいと思いいます。
しかしそう言うと「結婚ってのは二人で幸せになるためにするものでしょ!」とロマンティク思想の人に非難されますf^^;
参考になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2006/04/11 09:26

今でこそ福祉や社会保障が充実していますが、昔は託児所も保育園もありませんでした。


妊娠し、出産する間は、女性は労働が制限されますので、食糧の確保が十分できません。
だから、男性が逃げないように、法的に責任を持たせる形となっています。

人間に発情期無い(一年中発情期です。)のも同じ理由です。
人間以外のほ乳類に比べ、人間は超未熟児で出産します。
普通のほ乳類は、子供が生まれたらすぐ立ち上がり、ある程度の活動ができますが、人間は3歳までは親の庇護が必要です。
その期間、男性をつなぎ止めていないと、母親と子供は飢え死にします。だから、一年中発情することで、男性をつなぎ止めるのです。

結婚という制度は、母親と子供を保護するために法律で定めた物です。
祖父母や福祉の力で、母子だけで生活できるなら、結婚も、特定の男性との共同生活も必要ないと思います。
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この回答へのお礼

>祖父母や福祉の力で、母子だけで生活できるなら、結婚も、特定の男性との共同生活も必要ないと思います。
まったくです。私にあまるほどの財力とがあったら、わざわざ結婚しなかったなぁ。夫のことは愛していますが、結婚という制度が煩わしくて。
質問には蛇足だと思って書きませんでしたが、精神科医の斉藤学先生の本にあった「子供を産んでから、その子の父親になってくれる男性を探した方がいい」という一文を痛感しました。
男性は、女性が子供を胸に抱いている間、食い扶持稼いてくればいい、というと怒る人もいますが、結局結婚という制度でそうなっているのですね。
参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2006/04/10 19:25

それは結局何故結婚というものがあるのか、という問題です。


歴史的には#3さんが触れられているように、私有財産制度の成立とともに、自分の子供に後を継がせる(財産と権力)ことを目的として結婚による家族、というのができ上がっていったわけですね。
日本では第2次大戦後に民法の改正があり、ここで家族制度が大幅に変わりました。結婚も「両性の合意に基づく」ようになったのが戦後からです。この場合どちらかといえば従前の「財産の継承」や「支配の継続」の要素より、母性の保護と子供の保護に重点があります。(「」内のものがなくなったわけではありませんが)
例えば妊娠中や出産直後にどれぐらい女性が働けるか、働けたとして子供と自分の生計を維持できるか、という問題。さらに子供を育てる親としての責任の問題。こういう点で現行民法は結婚や家族制度を維持しているようにも思えます。
無論そういうのはすべて社会の責任においてなされるべきだ、という社会主義的な考えもあるのですが、日本は社会主義の国ではないので、資本主義の範囲内で一定の平等制を維持する上で家族制度を採用しているのだと思います。
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この回答へのお礼

>それは結局何故結婚というものがあるのか、という問題です。
最近の私のテーマをそのまま冒頭に持ってきてくださり、ありがとうございます(爆)
>母性の保護と子供の保護に重点があります。
たしかに、「義務」として弱い立場のものを守らせるための制度ですね。
>資本主義の範囲内で一定の平等制を維持する上で家族制度を採用しているのだと思います。
まったくですね。参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2006/04/10 19:20

 宗教とかそういうのは、この場合関係ないですよ。


 「口約束は破られる」ものですから。

 あなたは旦那さんと巧くいってるからこそ、そういうふうに考えていられるのです。
 でも世界の人口は60億人。人類という種が生まれてからの延べ人数でいえば、数千億人はくだらないでしょう。それら全ての男女関係が巧くいってたわけではありません。
 中には妊娠だけさせてトンズラこく男もいます。
 結婚してから妊娠しないと、人生が壊れるのは本人達なわけですよ。

 無論、あなたは人類全体の中では幸せな部類に入りますので、計画妊娠をしても問題はありません。
 でもそのような計画を作為的に立てられる夫婦というのは、歴史全体からいうと残念ながらそれほど多くないのです。
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この回答へのお礼

なるほど。「結婚」が強くひっかかりますね。
私は夫と、とってもうまくいってるわけではないので(といってもそれなりにはうまくいってますが)、結婚という制度そのものに疑問を感じるようになりました。
質問には蛇足だと思って書きませんでしたが、精神科医の斉藤学先生の本にあった「子供を産んでから、その子の父親になってくれる男性を探した方がいい」という一文を痛感しました。
参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2006/04/10 19:09

社会で言われる一般常識というのは、基本的には答えがないものでみんなが言っているからそれが正しい!


というものが多いです。

見方によっては子供を作る→結婚するという方法では逃げてしまう男性が多いからではないでしょうか?
未婚の母という方法もあるかもしれませんが、やはり子供を育てる上では両方の親がいたほうがいろいろと教えていく上では大切になってきます。

そして、婚前前の交渉は不貞だという考え方もありますし・・・

世界的で言われていることのほとんどは、宗教的な理由で禁止されているからというのが多いでしょう。

実際、結婚するまで性器を使用不能にしている地域もあるくらいですし・・・
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この回答へのお礼

>社会で言われる一般常識というのは、基本的には答えがないものでみんなが言っているからそれが正しい!
というものが多いです。
まったくですね。多数決もここまでくるとおかしいものです。

>やはり子供を育てる上では両方の親がいたほうがいろいろと教えていく上では大切になってきます
男女の役割がありますからね。
参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2006/04/10 19:05

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