プロが教えるわが家の防犯対策術!

<米デルが5万6千台納入 防衛庁の業務用パソコン>http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/keizai/20060413 …

防衛庁がDELLのパソコンを大量導入しました。正規の入札で談合はなかった模様です。DELLは今でこそCMなどで個人向けのイメージが強いですが、もともと日本市場から撤退したゲートウェイと違って企業に対して市場開拓してきた企業です。だから製品の信頼性はあると評価しています。

問題は5万台以上のパソコンを全て海外企業のDELL製でまかなう必要があったのか、ということです。

所詮DOS/Vパソコンですし、他社のパソコンとも高い互換性があるはずです。それにNEC、富士通、日立といった国内メーカーは面目丸つぶれです。入札の仕組みに詳しくないので、質問いたします。

1)今の入札制度では、5万6千台の需要をDELLと国内各メーカーと折半することができなかったのか?

以上、よろしくお願い申し上げます。

A 回答 (13件中1~10件)

海外企業ですが、日本法人です。


最終的に本社に利益がいくかもしれませんが、日本法人は日本の会社です。
当然法人税も日本に納めています。

国内メーカーの面目は関係ないでしょう。
単に競争に負けただけですから。
面目気にするなら、それらの企業が努力すればよいだけです。

まあ戦車と同列に扱ってはならないでしょう。
戦車は国防に必須です。
そのために国内にも軍需産業をキープし続けておく必要があります。
しかし、PCと違い、そんなもの購入してくれるのは国家だけです。
つまり、産業の保護を行う必然性があります。
PCメーカーにその必要性があるか?といえば、まったくないでしょう。

>米政府がパソコンに盗聴チップやソフトを仕掛けて
元々日本にはスパイ防止法はないので、まずそちらでしょう。
それにPCに仕掛けされてれば、簡単に分かります。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2006/04/14 13:47

できれば、質問を上げる前にきちんと背後の事情を調べてから、書き込みを


お願いしたちところです。質問者の方は、ずぶの素人ではないようなので。

いちおう私はITが専門なので、専門家として回答します。

参考:『魁!清谷防衛経済研究所 ブログ分室』-
    『防衛庁が私用パソコンで秘密情報取り扱いを全面禁止に-この問題の根底には…』
    http://kiyotani.at.webry.info/200602/article_31. …

ウィニーによる情報漏れ事件が多発していますが(実際は表に出ていなかった
だけで、かなり前から情報漏れは起きていました。役所の方でネットを調べる
体制が整ったので、最近になってボコボコ明るみに出ているだけです)、問題の
根底は官公庁のパソコン不足にありました。

今の時代、きちんと仕事をするにはパソコンは必須ですが、お上が支給して
くれない以上、私物を持ち込まざるをえないわけですが、支給品のパソコン
と違って私物のパソコンにはいろんなソフトが入っており、その中にウィニー
があったので情報漏れが起きてしまったわけです。

その事態を根本から改善するため、防衛庁は早急に大量のパソコンを調達する
必要がありました。


>ところが海外企業のパソコンを導入すると、米政府がパソコンに盗聴チッ
>プやソフトを仕掛けて、防衛庁の情報を把握するといった可能性はないの
>でしょうか?

ありません。パソコンはハードだけでは動かず、ソフトが必須です。
実は世界市場を独占しているWindowsというOSは、プログラムソースを公開
していないため内部がまったくのブラックボックスで、正直DELLより
よほど怪しいのですが、とりあえずOSを入れ直せば、情報を流出するソフト
が入っていたとしても消されます。
それでも心配であれば、オープンソースのOSを入れれば、なおさら大丈夫です。

またパソコンは部品が完全に規格化されており、怪しいチップやボードがあれば
専門家が見ればすぐにわかります。
防衛庁もセキュリティ意識は向上しているはず(だと信じたい)ので、そう
いう事情も加味すれば、質問者の方の疑念は杞憂であると私は思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

実はマイクロソフトの方が米政府と加担して、アプリに小細工しているという噂を聞いたことがあるんですが、そっちの方を問題にした方がよさそうですね。

あと全然関係ないんですが、どうして cse_ri2 さんのご回答文は、いつも改行が不自然なのでしょうか。素朴に疑問に思っただけですが…。

とりあえず専門家としての詳細なご回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/04/14 13:45

きちんとした入札である以上、何の問題もありません。


談合等無いから価格勝負になったわけですし。
価格勝負の結果DELLになっただけですが、何の問題があると思うんですか?
日本メーカーにしてもっと高く買えって言うことでしょうかね?

また、メーカーを分けるとメンテナンスが大変です。
DELLが自主的に日本メーカーと折半すればともかく、防衛庁が主導したら「官製談合もどき」ですよ。

日本メーカーパソコンもほとんど基盤は台湾製、CPUも海外製、メモリも海外製、等全部品が純国産と言われる物は皆無です。
逆に旧IBMのノートパソコンみたいに日本の大和研究所で企画設計された「海外製」もあります。

今のパソコンに日本製海外製を区分する理由はなにもありません。

この回答への補足

わあ~、何か凄い反響ですねえ。ビックリしました。回答者様各位のご意見は十分参考にさせて頂きます。

ところで今回の防衛庁のパソコン大量発注の最大の目的はウィニー対策です。ところが海外企業のパソコンを導入すると、米政府がパソコンに盗聴チップやソフトを仕掛けて、防衛庁の情報を把握するといった可能性はないのでしょうか?

日本は、自国開発では高くなるにも関わらずM1エイブラムス戦車やレオパルトIIを輸入せずに、国産戦車を使い続けています。主砲は3つともドイツのラインメタル社の120ミリ砲を採用していますので、性能的にはほぼ同じです。しかし国内軍需産業を経済的・機密的に守るためにこうした措置が行なわれています。

防衛庁がDELLパソコンを導入した際、ちゃんと盗聴チップなどの検査が行なわれるのか、甚だ疑問に思われます。

補足日時:2006/04/14 11:16
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/04/14 11:16

>1)今の入札制度では、5万6千台の需要をDELLと国内各メーカーと折半することができなかったのか?



正常に入札が行われたと言うことです。
今までの入札が「官制談合による入札」だったのですから、正常な動きです。

DELLが海外企業というのは、あまりにも早計です。
DELLパソコンの中身には、日本企業の部品製品も多数入ってます。

パソコンについては、単に外見をみて「海外製」という判断をされても困ります。
中身は、いろいろな企業の部品が入ってます。
ですから、「DELL=海外企業」というのは、認識が古いでしょう。

「DELL=国際企業(グローバルカンバニー)」という認識を持たれた方がよいです。
他にも「コカ・コーラ」「ペプシコーラ」「P&G」「トヨタ」も「グローバルカンパニー」と言って差し支えはないでしょう。
パソコン関係では、「トレンドマイクロ社」「シマンテック社」「マカフィー社」もグローバルカンパニーになります。

国境を越えた部品調達になっているので、やはり、価格帯の安い部品を多用すれば、価格は自然と下落します。

ちなみに、国内メーカーのパソコンにも、海外製の部品は使用されています。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/04/14 11:15

デルは世界で一番安くパソコンを製造するノウハウをもっています。


国内メーカーには、まだそのノウハウがありません。
まともに価格競争すれば、最初から国内メーカーに勝ち目はありませんでした。
私自身、対象はPCサーバーでしたが、デルの圧倒的な価格に太刀打ちできず、
商談の場で涙を飲んだ経験が何度もありました。

また、防衛施設庁の問題が明るみになり、随意契約にも批判が向けられている
状況では、妥当な行動かと思います。

さらに追加すると、国内メーカーがDELLに対抗できる価格で納入すると、
おそらく採算割れになります。(それくらいDELLは原価が安い)
かえって国内メーカーに負担をかける結果となりかねないので、問題はないと
私は考えます。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/04/14 11:15

すでにいろいろ書かれていますが。



正常な入札なら、これで当たり前です。
分けるぐらいなら、最初から5万台を入札にさせません。
折半することは談合になってしまいます。
それだけです。
一社独占がいやなら、防衛庁が分けて入札させるでしょう。
また、一気に同じ型のパソコンが入れば、使い方の説明も簡単です。(電源ボタンの位置もCDトレイの使い方も同じですから)
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/04/14 11:14

ユニアデックスとデルや国内メーカーとの関係も気になるところですが・・・。

    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/04/14 11:14

2です。


1の方へコメント(質問者さんへの回答の一部です)

>おっしゃる通り、ビジネスモデルなら国産PCでも似た価格ですね。

入札時の価格が想像もつかないくらい安いです。
(さすがに5万台だと1円にする事は無いと思いますが。)
あまりに厳しい入札の場合、お付き合い的に参加しますが、落札予想額より2~3割高く提示したりします。(それでも市場価格よりは安い)
各社得意分野があって、得意分野では本気の価格を出してきます。
全部の分野で勝負したら、生産やメンテで赤字産むだけになりますので。
今回はデルが戦略的に日本政府に食い込みたい為に大赤字で打ってきた事がなんとなく予想されます。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/04/14 11:13

それじゃ入札ではなくなってしまいます。


入札ってのはとにもかくにも「1円でも安い金額を提示」できたところがその権利を得る仕組みです。
国産メーカが「高い」金額を提示したから負けただけです。
これでつぶれる面目ならないほうがましです。

それとも「意味もなく防衛予算で高い買い物」をするほうがいいですか?
それこそ問題行動だと思いますが。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/04/14 11:12

どうなんでしょうね。

最近、アメリカから大きな兵器を買っていないように思いますし、沖縄の基地移転経費でももめていますよね。あと、防衛とは関係ないですが牛肉の輸入再開もまとまっていません。

アメリカ製品を多量に買うことでご機嫌を取ろうとしたのでは。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/04/14 11:11

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!