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雛人形と一緒に飾られる市松人形。
モデルは江戸時代の女形歌舞伎役者の市松さんだということはわかったのですが、どういった由来でひなまつりに飾るようになったのでしょうか?

A 回答 (2件)

私の母は7人兄妹です。


まあ当時は(今は全然違う!)なんとか裕福な方(笑)の家の生まれなのですが、1の方が書いていらっしゃるように、段飾りの雛人形は長女の時だけしかあつらえず、あとの子はいちまさんだけだったそうで「これは誰の」と、はっきりしていたそうです。
雛人形はもともと「悪い運を肩代わりしてくれるもの」として考えられてもいたので、雛人形を買わなかった場合は、いちまさんにその役目を負わせていたのかなと思います。

それと、母の実家の場合、雛祭りは「お人形を飾るお祭り」という感じにもなっていたらしくて、いちまさんの他にも、はいはい人形さんや、抱き人形さんなどズラリと飾っていたと言います。
這い這いや抱きの人形は、誕生祝か初節句などに親戚から贈られたものだったようです。
(旧家の雛飾りの写真で、同じようなのを何度も見たので、そういう飾り方って一般的だったのだと思います)

我が家にはなぜか祖母の時の雛人形がありますが、我が家でも、今もそれを飾る時には、他のお人形も周りに飾るのが慣例になっています。
最近じゃ、アンティークビスクドールまで一緒に座っていますよ。華やかで可愛らしいです。
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この回答へのお礼

ありがとうごさいます。
昔から人形は、遊び道具としてだけでなく色々な通過儀礼に欠かせないなものだったんでしょうね。
「ひとがた」ですしね…

雛人形は長女のものだったとは、NO.1さんの回答も含めて初めて知りました。
市松人形も可愛いですが、下の子達がお姉さんの雛人形を羨ましがる姿が目に浮かぶようです(笑)

お礼日時:2006/05/08 20:32

ひな祭りは古くからある伝統行事ですが、3月3日に雛人形を飾ってお祝いする風習になったのは江戸時代中期からだそうです。


雛人形はその家に初めて生まれた女の子(すなわち長女)のために買い、市松人形は次女、三女・・・ということだそうです。昔は段飾りで、子沢山の家庭が多かったので、女の子の数だけ雛人形を飾るわけにはいかなかったからです。
私の実体験です。母方の祖父母が雛人形を買ってくれまして、父方の祖父母が市松人形を買ってくれました。どちらも健やかに育つことの願いが込められていて、両家の祖父母の愛情が感じられます。今でも宝物です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
確かに女の子がいっぱいるご家庭では大変そうですね。
両家からそれぞれ思いのこもったお人形を頂けるなんて、素敵ですね!うちは雛人形オンリーでした。
でも今も大事に飾っています。

お礼日時:2006/05/08 20:26

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