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「のち」のほうは時間的後先でしょうか。また「のち」は「あと」と音がまったくことなりますが、「のち」の語源についても知りたいと思っています。

A 回答 (6件)

「のち」が時間的後先であるとは言えるでしょうが、「あと」とどのように違うのか、少し考えてみました。



「仕事を片付けたのち呑みに行った」は、
「仕事を片付けるという行為に引き続き呑みに行った」というニュアンス。
「仕事を片付けるという行為に引き続き」という意図を表わしていることが要点。
「仕事を片付けたあと呑みに行った」の場合は、
「仕事を片付けるという行為が終了し、その後の時間に呑みに行った」というニュアンス。
「呑みに行ったのは、仕事を片付けるという行為が終わったあとの時間である」という意図になると思います。

もうひとつ例を。
「空に大輪の花が咲いたのち、大きな音が聞こえた」は、
「大輪の花が咲き、それに引き続き音が聞こえた」というニュアンス。
花が咲いたことと音が聞こえたことを一連の出来事として表現しています。
「空に大輪の花が咲いたあと、大きな音が聞こえた」の場合は、
「大輪の花が咲き、そしてそのあと大きな音が聞こえた」というニュアンス。
花が咲いたことと音が聞こえたことの間にある一連性は弱まっていると思います。
ですから、特に音に着目して表現したい場合には、「あと」のほうを使うのではないでしょうか。
一連の出来事として表現したい場合は「のち」ということになるでしょう。
例によって一素人の感覚にすぎませんが、このように思います。
語源については全くわかりませんでした。
  
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この回答へのお礼

連続性についてのご考察は大変為になりました。厚くお礼申しあげます。

お礼日時:2013/01/28 17:30

あと=afterではありませが、アフターに未来の意味がある?必然的にあとが未来側になることと別個ではありませんか。

時間の話題・主旨の文において、あとを使えば未来側になります。
連続性に関しては、のちは、飛躍的で、未来の時点にぶっとんでると私は思います。のちの世やのちの世代という感じです。
英語が本当に英語学習どおりの代物か知りませんが日本語は直線的な時間軸を意識していませんよね。説明に時間軸が利用されているだけで。
説明方法は義務教育の共通認識を便りにしますが、実態の有り様は、義務教育の知識を捨ててもっと原始人的考えに帰着した方がいいのではありませんか。
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あとでは原意は未来ではないでしょう。

どんなに未来だろうがそれが終わらなければダメでしょ。その時は未来になるは解説補足です。

知識は機械的無機的に区別です。感想以外の場で、尾ひれや余韻を付けたら本末転倒のリスクが生じます。

あとはあとというだけ。座標も善悪もありません。
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この回答へのお礼

私には程度が高すぎるご指摘でした。恐縮ですが、私の疑問の解決にはなりませんでした。

お礼日時:2013/01/28 04:45

跡がつく前後がありそれがあとの本体。


あとはその前後を対照的にあとさき。

のちは使用前使用後ではなく未来でありのちの世の事。

現代人の私には、あとの方が事務的で、のちの方がもったいつけた感じがしますが元よりそうだったと思います。乱暴に言えばガキはのちさきを使わずにあとさきだけで万事用を足してしまう。

跡の祭りです。のちの祭りは未来です。先の祭りが過去の祭りになるならのちさきもおかしくない。それなら祭りのあとさきと祭りののちさきでは意味が違います。和語は漢語漬けの現代日本人には紛らわしいのでしょう。情けない事に漢語に物足りない時は和語ではなく英語になります。
宴のあととのちの違いは簡単でしょう。

のちは時間という解説文は国語科学の合理化された表現で柔軟性がありませんが、のちは時間で間違っていません。

この回答への補足

子供が友人からの誘いを婉曲に断るときに、「あとで」と言いますが、これははどのように解釈できるでしょうか。

補足日時:2013/01/27 05:11
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この回答へのお礼

「あとどのくらいで」というような言い方もありますが、時間にも具体的なものなどにも使えますのでご教示納得できました。

お礼日時:2013/01/27 05:18

あと‐さき【後先】


1 ある場所の前と後ろ。前後。「―を見回す」2 ある時点の前と後。過去と将来。前後の事情。「―の考えもなく着手する」3 物事の順序。また、筋道。「―を取り違える」
後先(あとさき)無し
自分の行動とその結果についての思慮がない。「―に予算を使う」
後先(あとさき)にな・る
1 後になったり、先になったりする。2 後のものが先になり、先のものが後になる。順序が逆になる。「話が―・る」

これらは辞書に書かれている解説です。後先も、のち先もあります。
のち‐さき【後先】-日本国語大辞典
〔名〕場所、時間のあととさき。あとさき。*運歩色葉〔1548〕「後先 ノチサキ」[チ] ...
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この回答へのお礼

大変勉強になりました。

お礼日時:2013/01/27 05:11

【あと】は主に場所を指します。

辞書には、《「跡」と同語源》1 人の背中の向いている方向。後ろ。後方。「子犬が―からついてくる」「郷里の町を―にする」2 ある時点からのち。以後。「転んでから―のことは覚えていない」「―で悔やむ」「二年―には完 ...
と、有りますように、此処からという場所を指す意味で使用されます。

【のち】は、時間です。後と書きます。今からのちというように、時間の経過に使用します。辞書には、1 その時のあと。その事のあと。「晴れ―曇り」「協議の―結論を出す」2 これから先。未来。将来。「―の時代を担う人」3 死後。なきあと。「―の世」4 子孫。後胤(こういん)。 
と、説明されています。

語源などありません。

この回答への補足

宴のあとというのと宴ののちというのとでは少し意味合いが違うでしょうか。

補足日時:2013/01/26 12:06
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この回答へのお礼

ご教示感謝いたします。あとさきは時間的にも使いますが、のちさきとは言わないので、補足のほうへ改めて質問を書かせていただきました。

お礼日時:2013/01/26 12:09

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