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蘭は発芽する際、ラン菌の力を借りないと発芽しないと聞きました。
ランというと何か特別な草花のようなイメージがありますが、
ネジバナの様な雑草もラン科だし、丈夫で育てやすいシランもラン科
ネジバナなどは家の鉢物に植えてもいないのにいつの間にか勝手に
発芽し、花を咲かせております。

つまりラン菌というのはランがいようといまいと普通に土壌に存在する
菌という事なのでしょうか?

もしそうならランがいない時はラン菌はどのような生活を送っているのでしょうか?

それとマメ科の植物と共生する、根粒細菌もマメ科の植物の存在の有無に関わらず普通に土壌にいるのでしょうか?

よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

 ラン菌、という表現は私個人は聞いたことがありませんが、「菌根菌」のことではないでしょうか。

ランは、その特性から実生の時期は根からの養分吸収が非常に弱い(もしくは光合成能力がない)ため、菌根菌の養分吸収能力を使って必要養分を得ています。いわゆる共生です。
 しかし、ランの菌根は特殊で最後は根が菌根菌を吸収してしまうとのことです。ですから、共生ではなく片利共生といったほうがいいかもしれません。
 菌根菌は世界の土壌に広く分布しています。特に、内生菌根菌は宿主を選ばない「宿主特異性」を有していますから、草本植物の多くと共生関係を結んでいます。そこらへんの道端に生えている雑草も内生菌根菌と共生しています。
 また、彼らは絶対共生微生物のため植物と共生することなしに増殖もできず、単独で生育することは難しいとされています。一方で、マメ科根粒菌は宿主植物が存在しなくても生存することが可能です。
 「内生菌根菌」or「菌根菌」or「VA菌根菌」or「AM菌根菌」と一緒に「ラン」or「ツツジ」と検索すればたくさんヒットします。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。
菌根菌の方が正式名称のようですね。勉強になりました。
ツツジも菌根菌と共生するのですね。知りませんでした。
勉強になりました。 ありがとうございます。

お礼日時:2006/07/06 23:26

うろ覚えですが・・・



ラン菌は糸状菌(カビの類です)のうち、ランに有益な環境を作り出せるものの総称です。ある種のランが自身に有益なラン菌と出会えるかは運しだいです。
普遍的かどうかはその場所によります。
ランに出会わないときのラン菌は、まぁ糸状菌ですから想像に難くないでしょう。
根粒細菌も同様です。
一部の果樹では、取り木をするときに母樹の根元の土を利用して母樹と同じ根粒細菌に共生させる、といった方法も導入されています。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。
ラン菌とはカビ(糸状菌)の一種総称だったのですね。
勉強になりました。 ありがとうございます。

お礼日時:2006/07/06 23:25

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