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夏目漱石の『それから』の冒頭部分「八重の椿」とありますが「椿」は何色なんでしょう?

主人公は赤というものが嫌いだったし、赤というものを極力生活空間から締め出そうとしていました。
そんな彼が部屋に赤の椿を置くでしょうか?

当時、この小説が下ろされたのは新聞でした。しかし、その新聞の絵には椿は白なんですね~
僕的にはその絵を見たら当時の印刷技術はまだ版画っぽいところがあったように思えます。だから赤にしようとしたらインクで真っ黒になった椿になると思います。だから輪郭だけ黒で他は白になってると思います

ちなみにこれだけの内容は「知の技法」にのってました。どう思いますか?

A 回答 (2件)

おはようございます。

早速調べてみました。
ウィキペディアで見てみるとhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A4%BF
いろんな種類がありますね。このなかでも「八重」の花が咲くのが「雪椿」です。http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HT …
[それから]はyuzuサンの言うとおり主人公は赤が嫌いなので(この花は特に真っ赤ですし)ふつうの感覚から考えると椿の花の色は変です。

ちなみに、下記サイトの真ん中あたりの[カメリア]という色が一般的に言うところの椿色のことです。

参考URL:http://www.asahi-net.or.jp/~QD7K-SD/garden.html
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この回答へのお礼

八重とつくと雪椿になるんですねΣ(゜Д゜ )
すごく役に立ちましたありがとうございます

お礼日時:2006/07/05 11:15

うーん、なるほど。

どうなんでしょう……

四の二には、代助が縁側の硝子戸を開けて「鉢植のアマランスの赤い瓣をふらふらと揺かした」とあります。代助の赤嫌いというのは冒頭部分から始まっていたのでしょうか。このあたりでは、まだ明確に赤を避けていたといことはないような気がします。

それになによりも、白である必然性がないように思います。冒頭が赤で始まるからこそ、シーツの上に置いて立ち去る場面や、青と赤の部屋の逸話などを経て、赤のオンパレードとなる最終場面へと効果的につながっていくのではないでしょうか。百合の白との対比も活きてくるでしょうし。
(というか、これは一般的な解釈のまんまなんででしょうけどね^^;)

しかし、挿絵が白だったんですか。確かにそれは気になりますね。他の文献をあたるしかないでしょう。
回答になっておらず、すみません。
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この回答へのお礼

確かに必然性がないですね。

ちなみに新聞はそのころまだ今とは違う印刷技法だったようでどうにも版画のようなミスっぽいのが目立ちます。

お礼日時:2006/07/05 11:13

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