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先日、電車で職場の知り合いが見たこともない外国語を勉強していました。「シュメール語」で、数千年前の言葉で今はもう誰も話していない死語だそうです。なぜ話されなくなった言葉を学ぶのでしょうか?私ならフランス語とか中国語のような役に立つ言葉を学ぶと思いますが。死語を勉強して何になるのですか?

A 回答 (12件中1~10件)

納得いただけるか,多少自信がないのですが…。



質問者の方は,言語を「コミュニケーション」のツールとして強く考えておられるんじゃないかと思います。であれば,現在の人々が使わない「死語」を学んでも仕方ないですよね?

ですが,言語には「記録」するツールでもあります。昔の事件・生活は,当時の残した人々の記録に頼るしかないのでは。であれば,その当時の人々の言語を会得する必要があります。

また,「現代語訳」にいきなり頼るのもちょっと違うと思います。英語の文章を,日本語訳で読んでもやはりニュアンスが違いますよね?シュメール語で書かれたものについても同じことが言えるんじゃないでしょうか?となるとやはり,「死語」であっても学ぶ必要性が生じるのです。

NO.5の書かれていたラテン語と他のヨーロッパ言語ですが,元々フランス語もドイツ語も英語も,ラテン語の「方言」みたいなものと聞いたことがあります。

ここでこんなことを書くことではないのかも知れませんが…。
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なぜその「職場の知り合い」の方に直接質問しないのですか???

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シュメール語とは随分マニアックですね。

その人はきっと外国語の学習が大好きなんでしょう。
私思うんですが、英語は世界で最も重要な言語ですが、言語学的には面白みに欠ける部分も大きいと思います。ラテン語も死後ですが西洋ではメジャーな古典語なので 勉強しても教養を深めるだけで 新しい発見とか冒険的な要素は低いと思います。私が死後を勉強するんだったら 古代エジプト語が面白そうですが、
その人だって 古代の神秘を紐解く喜びを求めているのだと思います。これは 中国語やフランス語では なかなか味わえないと思います。

最後に人は人、自分は自分です。人それぞれ考え方は違います。自分の価値観という物差しで他人を測るのは危険だと思います。
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シュメール語は死語ですが書かれた文字としては人類初(象形文字以外で)ではないかといわれる貴重な


楔形文字を残しています。シュメール文明は紀元前4,000~2,000ごろと言われ、当時の世界に
(今のアメリカ以上に)大きな影響を与えた事は、言語、神話、伝説などを通じて研究されています。

日本にも研究成果を「地名の語源」という本で発表している人がいます。その説によれば、日本も古代中国や朝鮮半島の影響を受けるようになる前はインド経由でシュメール文明の圏内にあったということです。
証拠としてシュメール語で解説できる地名を多数収集しています。(鹿児島、春日、鎌倉、千曲など)

趣味として一見何の役にも立たない(と思える)事に熱中する人は大人の世界にはいくらでもいます。
私が先述の本に遭遇したのは趣味の梟の研究(?)からでした。梟という言葉もシュメール語での解説が
載っていました。エスペラントにも興味をもって自習していますが、日本で実用性のある言語ではありません。しかし、純粋に言語の仕組みを知るには面白い言葉で、世界の愛好家と文通や大会で会話をすることも出来ます。

あなたの職場の知人なら直接本人にシュメール語を学ぶようになったきっかけや目的を尋ねるのが早道です。
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本人のみ知ると言った所でしょうか。



しかし言語に限らず大人になってからの勉強ってそれが将来役に立つとか便利だからとかを抜きにした方が楽しくないですか?
私も勉強とまでは行きませんが、仕事とは全く関連のない相対性理論とかの本を良く読みます。
生活にも将来にも何の役にも立ちませんけどね。
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実際の理由は本人に聞かないと分かりませんが、


他の方が挙げたように、いくつかの理由は考えられます。

言語は他の方がおっしゃってるようにその時代背景に
よって変化し続けています。例えば日本語の例で言えば
「おかあさん」という言葉は意図的に明治維新後に作られたものです。
文明開化という流れのなかで西洋文化に近づいていこうという
近代化の流れの中で「母上」では固すぎるし、
「おっかあ」では少し品が無いということで
母親の呼び方を「おかあさん」に変えるべきだと
文部省が全階級で言語を統一したようです。
つまり明治政府はその前の言語文化と絶縁してでも
日本の近代化を進めたかったのでしょうね。

また、薩摩藩の人たちは古武士的な性格を重んじる為
薩摩は「義を言うな」と言って、男が議論をするという行為を
あまり好ましく思っていなかったらしいく、
その為、明治維新当時の薩摩弁という言語は
議論に適した言語には発達していなかったという話もあります。

以上の様に言語というのはその時代の背景を
しっかりと反映していますので言語を学ぶことで
その言語を使っていた文化のある一面が理解できるのではないでしょうか?

以上のような話を司馬遼太郎氏が公演で語っていますので、
よろしければどうぞ。非常に面白いですよ。

「司馬遼太郎が語る 第四集 文章日本語の成立」


でも、私も個人的には実用的な言語を学びたいですね。^^

参考URL:http://book.shinchosha.co.jp/cgi-bin/webfind3.cf …
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いきなりの訂正で申し訳ありません。



まず,「言語は『記録』するツールでもあります。」「に」が余計でした…。

あと,NO.5の方の…とすべきでした。お気に触ったらお詫びいたします。

今後はきちんとチェック画面で確認します。申し訳ありません。
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ラテン語もそうですね。



キリスト教の典礼文や動物の学名などではお馴染みですが、それ以外に使われることはまずないのではないでしょうか。

なぜ学名にラテン語が使われているかと言いますと、「死語」だからなのだそうです。
言葉は生き物ですから、時の流れと共に変化しますが、死語は使っている人がいないので、変化しない。そこが重要なのだそうです。

また、個人的な意見ですが「温故知新」だと思っています。
ラテン語の文章を読んだことがありますか?
英語、イタリア語、フランス語などがごっちゃになっている感じで、「これぞヨーロッパ言語の源流(のひとつ)!」と思えてなかなか楽しいです。
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シュメール語は古代メソポタミアの言葉だったと思うんだけど、その時代やその地域、文化に興味を持ったからじゃないですか?



考古学とか、結構面白いですからね。
昔の人がどんな生活をしていたのかって、痕跡から推測して。

でも、一番手っ取り早いのは、他人の意見を当てにするよりも、本人に聞いたほうが早いと僕は思うですが。
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なんか大昔の事研究してるんじゃないですか?


まあ、その本人に聞かなければわかりませんけど。
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