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実際にやった事のある方か、JRにお勤めの方にお尋ねしたいんですが、旅行の途中でやってもらうと、どのような切符に変えてもらえるんでしょうか?

変更分をマルスで作ってもらうんでしょうか?
全体を作り直されるんでしょうか?(だとしたら元の切符は没収?)
それとも、大きな駅でも手書きなんでしょうか?

あと、これって「乗変」では無いんですよね?確認させてください。

A 回答 (3件)

まず、旅行開始前の変更を乗車券類変更、旅行開始後の変更を区間変更・種類変更・指定券変更・団体乗車券変更といいます。

「乗変」印は乗車券類変更の際に捺されるものですから、旅行開始後の変更では「乗変」印は捺されません。

一部の例外を除いては、区間変更の際はもとの乗車券類(原券といいます)を回収します。

普通乗車券を原券とする旅行開始後の変更は区間変更のみですから、ここでは区間変更についてのみ話をします。

発駅計算とすべきもので、駅で精算する場合は、MARS端末での発券となります。通常「乗車券」と印字される位置に「区間変更券」と印字され、原券の額と領収額とが印字されます。POS端末しかない駅ではわかりません。端末がない駅では改札補充券を使用します。

打切計算とすべきもので、駅で精算する場合は、端末では発券できませんので、改札補充券を使用します。

例えば[区]東京都区内→新潟の普通乗車券を盛岡ゆきに変更するならば、「原券」欄に[区]東京都区内→新潟という情報とその有効開始日・期間が書き込まれ、「収受又は変更区間」欄に大宮→盛岡という情報と経由・変更後の有効期間が書き込まれます。

その他諸々考えても、発駅計算とすべきものよりも書き込まれる情報が多いです。原券の情報は発駅計算ならその額だけでいいのです。また、分岐駅が明記されるのも特徴でしょう。

上記の場合で、区間・駅によっては、特別の区間変更券を設備してある場合もあり、これは原券とともに使用する時に限り有効とするものです。

車内で精算する場合は発駅計算・打切計算ともに車内補充券を使用します。要はあのオレンジ色のレシートみたいなペラペラのきっぷです。印字内容は駅で発券した場合とほぼ同じです。

実際にやってみるのは構いませんが、係員によっては面倒臭がったり、知識がないために発駅計算してしまったりと、いろいろとトラブルが予想できますから、それをご理解の上で。

この回答への補足

たくさんの説明ありがとうございます。よく分かりました。
打切計算だと手書きなんですね。ありうる仕事とはいえ、端末よりも面倒な事をさせそうだな・・・こういうときはむしろ必要そうな事を全部自分でメモしておくかな。。。

もう一つお聞きしたいのですが、(ここからはもはや悪趣味の範囲に思えもするんですが、)区間変更だと規則上は何回でも出来ますよね。そういうときは、原券と束になった補充券全てを有人改札に持っていって長々と説明することになるんでしょうか?それともいたって簡単に通してくれるものなんでしょうか?というのも、ネット上のことですが、何回か連続で方向変更したという(ある意味)自慢が載っていて、(事実か否かは怪しいものの)気になった次第です。

補足日時:2006/08/08 01:57
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今年春、実際に方向変更でいわゆる「運賃の一段落とし」を実行してみました。


その切符は「川西池田→米子」を、「広島行き」に変更するというもの。
分岐駅は倉敷駅になります。
そして尾道駅で途中下車し観光する予定でした。

まず福山駅新幹線精算所で切符の方向変更を依頼すると、
あろうことか「倉敷→広島」の運賃を別途請求されました。
そして「切符の方向変更なんかできない」と言い張った挙句
「在来線改札の精算所に行け」とたらいまわし。
在来線改札でも「何処に行く?」「尾道で途中下車したい」「なら尾道駅で精算してもらえ」
と、たらいまわし×2。
仕方なく在来線普通列車に乗り換え、
車掌さんに方向変更をしてもらいました。

どうも駅の改札では乗り越しや早い戻しのレクチャーは受けていても、
方向変更のレクチャーは受けていないようです。
下手すると方向変更のルールすら知らないかもしれません。
逆に車掌さんは講習を受けているようで、
あっという間に作ってくれました。

ということで、駅の改札で方向変更してもらえるかどうかは、?
マルスで発券はできるんでしょうが、オペレーターにその能力がないかも。
車掌さんに頼めば、必然的にレシート状の切符になります。

ということで方向変更は車掌さんにやってもらうのが一番いいと思いますが
最近はワンマン列車も多く走っているので、
その辺のリスクの見極めも大切ですね。

あと川西池田駅→広島駅は201km以上あるので
通常の切符は「川西池田→広島市内」になりますが、
分岐駅の倉敷駅→広島駅は200km以内なので、
方向変更後の切符は「川西池田→(倉敷)→広島」になりました。
ということでこの<分岐駅によっては200kmルールが適用されない>
という新たなルールを使うと
「川西池田→(分岐駅)→海田市」のような、通常は発券されない
区間の切符を作ることができるみたいです。
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この回答へのお礼

体験談ありがとうございます。
なるほど、リスク高そうですね・・・。実際やるのは難しいかな。机上でいくらか落としてみた事はあるんですけれどね。

お礼日時:2006/08/09 19:25

>>1です。



> 区間変更だと規則上は何回でも出来ますよね。

その通りです。

> 原券と束になった補充券全てを有人改札に持っていって
> 長々と説明することになるんでしょうか?

先に書いた通り、
> 一部の例外を除いては、区間変更の際はもとの乗車券類
> (原券といいます)を回収します。
ですから、原則として、区間変更を請求する際に持っている乗車券は1枚ですし、変更後に受け取る乗車券も1枚です。原券の情報は変更後に受け取る乗車券に集約されています。

「一部の例外」というのは、特別の区間変更券を設備してある場合です。例えば、といってもこれ1例しか知らないし、ひょっとすると全国でこの1例しかないのかもしれないが、長岡には「六日町←→犀潟」の区間変更券が常備されており、これは北越急行線経由の乗車券を所持する旅客に対して発売するものです。この場合原券は回収されず、区間変更券は原券とともに使用する時に限り有効です。
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この回答へのお礼

例外がほとんどない、ということが掴めていませんでした。
大変よく分かりました。ありがとうございます。

お礼日時:2006/08/09 19:28

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