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膝を叩くとポンッと足が動いて反応を見ますよね?
私の場合、どうやっても動かないんです。
これって何か問題はあるのでしょうか・・・?
みんなと違うと気付いてからもう十数年放ったらかして
いたのですが、病院で診てもらうべきものなのでしょうか?
特に症状もないので気にしていなかったのですが、
人に指摘されてちょっと気になっています。

A 回答 (3件)

お尋ねのようですね。



厳密に脚気を血液検査で判断するには、ビタミンB1という物の量を血液や尿で検査して量を測らないといけません。
通常、この検査がルーチン検査に含まれている事はないでしょう。

しかし、脚気では、心臓の異常、神経の刺激の伝わり方の異常、血液が酸性になるアシドーシスという状態が発生します。

心臓の異常もアシドーシスも重篤な病態ですので、通常のルーチン検査以前に問診でもひっかかりそうな物です。
特にアシドーシスは、緊急の血液ガス分析という物が行われる事が多いです。
それに基づいて医師が項目を判断すればこれらが引っかからない検査という事はありえないでしょう。

なので、脚気の場合、血液検査は確証を得たい場合や体の全体の状態を知る為に行い、脚気を検出するのは大抵、問診になると思います。

ちなみに、普通の健康診断だけでも、脚気を検出するには血液検査ではありませんが、十分な内容が入ってますので、事務処理のミスでもないかぎり見逃される事はまずないです。
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この回答へのお礼

早速のお返事ありがとうございます!よく分かりました。今まで健康診断で特に引っかかった事は無いので問題ないと考えてよさそうですね。また病院に行く時にでも膝外腱反射の検査をしてもらってどうして動かないのか調べてみようと思います。

お礼日時:2006/08/14 16:12

こんにちは。


膝を叩くのは、深部神経反射と言われる検査の一つで、膝外腱反射と言われる検査です。

ときどき、この検査で動かない人がいるのですが、かっけなどを見る場合は、他の場所(腕、アキレス腱・・・)でも何箇所か見ます。

膝外腱だけ反応しない場合、膝の故障(怪我など)や生まれつき膝外腱のつき方が違ってるという場合も結構あるので、これだけで脚気とはいえません。

現在では内科では血液検査も普通に行われるので、医者にかかった事があって、検査した事があれば脚気が見逃される事はまずありません。

それから、脚気は進行すると心臓に異常を来たして死亡しますので(脚気衝心)そんな長期間平気ではいられないでしょう。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございました。血液検査というのは健康診断などでするもので分かるということですか?

お礼日時:2006/08/14 10:21

脚気(かっけberiberi)はビタミンB1欠乏症の一つ。

ビタミンB1の欠乏によって心不全と末梢神経障害をきたす疾患である。心不全によって下肢のむくみが、神経障害によって下肢のしびれが起きることから脚気の名で呼ばれる。ビタミンの存在すら発見されていなかった明治時代においては、西欧人にはみられない日本独特の風土病と認識されており、都市部の富裕層や陸軍の若い兵士に多発する原因不明の疾患として対策が急がれていた。

本症を栄養障害の一種と断定したのが高木兼寛、ビタミンB1の単離に成功したのが鈴木梅太郎である。脚気の原因を巡ってはドイツ系の学派が細菌による感染症説を主張、英国系及び漢方医学の学派が栄養障害説を主張していた。さらに、大日本帝国陸軍がドイツ系学派と、大日本帝国海軍が英国系学派と提携するという構図で対立していた。

高木は海軍において西洋式の食事を摂る士官に脚気が少なく、日本式の米を主食とし副食の貧しい下士卒(兵曹および兵。のちの下士官兵)に多いことから、栄養に問題があると考え、遠洋航海において西洋食を摂る下士卒の艦と日本食の艦とを分けて航海させる試験案を上策し、それが採用され、結果として西洋食の艦において脚気患者が出なかった。このことから栄養障害説を確信したとされる。

だが、海軍で脚気が撲滅された後も、陸軍では森林太郎(森鴎外)、石黒忠悳等が科学的根拠がないとして麦飯の食用に強硬に反対したため、脚気による犠牲者はなおも現れ続けた。ただ、これについては下士官兵たちが軍隊に入ったからには白米を食べたい、麦飯は囚人食か貧乏人の食事と反対し森らに加勢する向きがあったことも挙げなければならないだろう。

自身も脚気に苦しんでいた明治天皇が海軍や漢方医による食事療法を希望した際にドイツ系学派の侍医団から反対された事からやがて西洋医学そのものへの不信を抱いて一時期には侍医の診断を拒否するなどしたため、天皇の糖尿病が悪化した際に侍医団が有効な治療手段が取れなかったのではないかとも言われている。

日清戦争の際に陸軍で脚気患者は数万人発症し、病死者は数千人と伝えられている。戦死者は数百人で戦死者より脚気で病死した兵士のほうが多かった(なお史料により人数は異なる)。

日露戦争の際には陸軍の脚気患者は約25万人が発症し、病死者は約2万7800人とされる。なお日露戦争の戦死者は約4万7000人。ただし戦死者中にも脚気患者が多数いるものと推定される(日清戦争時と同様に史料により人数が異なる。なお、高木の提案を採用して兵員に麦飯を支給していた海軍では軽症患者が少数発生したのみで死者は無しと伝えられている)。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございました。ビタミンB1不足でなるというのは知っていたのですが、仕事柄、栄養面の知識はある方で食事には結構気を付けているので不足しているという事は無い気がするんです。もうちょっと調べてみます。

お礼日時:2006/08/14 10:12

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