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"Overmedication: Are people relying too much on medicine?"
「過剰投薬(この訳がよいかどうかわかりません)人々は薬に頼りすぎているか?」

という内容の作文を書くことになりました。
薬に頼り過ぎているとか、投薬のしすぎとか、
患者の側の面、医師の側の面、両方それぞれに問題があるでしょうか。

最近、同じ内容の薬であるけれど価格の安い薬が登場したり、
その薬の投薬の際に、そっくりの薬を間違えて薬剤師が出してしまう可能性のこととか、
テレビのニュースで見た覚えがあります。

その価格の安い薬のお陰では、病院も経費を抑えることができるとか、
最近は一度に投薬する(出す?)薬の量が決められているとか、
薬に関する事情はいろいろありそうです。
薬が安くなれば、経済的には患者の方も助かりますが。

その他、薬に頼らずに健康を維持することも大切かと思います。
病気になってから飲む薬と、健康を維持するために飲むサプリメントのようなものも
薬を飲むという表現にしてもいいのでしょうか。

私はあまり詳しくわかりませんので、どなたかこの件に対して、
ご意見なり、参考サイトなりを教えてください。
宜しくお願い致します。

A 回答 (8件)

老人の薬の多さについて一言。



老人というのは誰でもどこかは悪いところを持っているものです。検査をすれば引っかかりますから、医師としては薬を処方せざるを得ない、というところはあります。
しかも多くの老人はまるでショッピングを楽しむかのように色々な診療科にかかります。昨日は糖尿病の治療で内科、今日は神経痛の治療で整形外科、明日は肌のできもので皮膚科、という具合です。
どこかで痛み止めの処方をされたとして、その薬に胃を荒らすという副作用があったので胃薬も一緒に処方されたとします。すると別の医師にかかって、そこで血圧を下げる薬を処方されたとします。しかしその血圧を下げる薬にも胃を荒らす副作用があったとしたら?その医師は胃薬を処方します。かくして、患者は知らずに同じ薬を二倍飲んでしまったりします。

こんな現象が起きるのは日本の医療システムには情報を相互で共有するシステムがないからです。また医師の権限が異常なまでに強く、薬剤師が処方箋を見て「こりゃ出しすぎだ」と思っても意見することは出来ないのです。日本の医療では医師の意見が絶対で、他のスタッフ(薬剤師や看護師など)は医師の指示に従うだけなのです(反論や意見はタブー)。
また同じ病院内でも情報は共有されません。例えば、外科は東大系、内科は慶応系、なんてことが実際にあります。するとその病院で外科と内科が情報を共有しあうことは絶対にないのです。日本の医学界は役所以上に縦割りなのです。

最近ではこういうことをなくそうという運動が少しずつ日本でも起きてきました。私の知り合いの薬剤師が「医療情報の共有化とチーム医療」についての論文を書いたそうです。それは、医療関係者がチームとなり患者の治療を行おうという、ま、私たちから見れば至極当然の内容だったそうですが、看護師や薬剤師、理学療法士などには非常に協力的だったそうですが、医師がなかなか協力してくれず苦労したそうです。

というわけで、質問者さんは薬の過剰投与がいつの間にか医療システムそのもののあり方にさえ踏み込んでしまうという・・・大変なことになってしまいましたね。でもその問題はそういった大きな問題に関わることなんです。まるで、国鉄総裁の自殺を追っていったら国家の陰謀にまでたどり着いてしまったようなものでしょうか。松本清張になった気分で頑張ってください。
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この回答へのお礼

なるほど、すごく面白く拝読致しました。
回答をありがとうございます。
確かに私も以前、子供がかかった小児科(個人)の先生が、別の(大学病院の)医師を紹介してくれる際、詳細はちょっと覚えていませんが、ここの大学は何とか・・・と、気の進まないことを言っていたのが印象に残っていたのですが、きっとその「東大系」とか「慶応系」とかいう、バカげたことだったのですね。

そのときの私の感想も「何でもいいから早くいい先生を紹介してよ」というものでしたが、
患者にしてみれば、よい先生なら何系でもかまわないんですよね。
気にするのは医師ばかり・・・。

回答内にあります運動に関するようなことは、以前耳にしたことがありました。
医師に都合の悪い流れには絶対にならないように出来ている。
なぜなら、それを決めるのは医師だから・・・。
まるで政治家の世界と同じですよね。

医師と薬剤師の関係というところも非常に興味深いです。
過剰投薬と一口に言っても、いろいろな背景や人間模様が隠されているのですね。

お話うかがって本当に参考になりました。

お礼日時:2006/08/27 20:33

minnnanouta33さん、こんにちは。


薬に対する考え方、という意味では、まついなつき氏著の「アトピー息子」に書かれていた事が参考になりませんでしょうか。

乳児のアトピーに悩む著者が、医師に言われた一言。
「患部がこんな風に化膿してしまっていると、体の中から治すだけではムリ。一時的にステロイドで傷口をふさいであげて、それから体質改善をしていけばいいのでは?」

薬に対するネガティブな情報も氾濫する中で、的確な指示を元に
お薬を処方できる医師って、少ないですよね。
無制限に投与していいものでも無いですが、緊急時なのにネガティブ
一辺倒になってしまい、疾患を悪化させるケースも少なからず、あります。

ちなみに、一度に投薬できる量は医療事務を勉強すればわかります。
URLもご参照下さい。

例1)1処方につき、7種類以上の内服薬を指示した場合、所定の9割しかお金(点数)を加算できません。

例2)ビタミン薬類は、食事から摂るという考えに基づき、食事から
充分に栄養が取れない状態以外では、お金を加算できません。

英語不如意のため、満足いかない回答でゴメンナサイ。

参考URL:http://www.medianetjapan.com/10/entertainment/ir …
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この回答へのお礼

こんばんは。回答をありがとうございます。
アトピーはうちの今20歳の娘も小さなころに悩まされましたが、元夫の、薬剤師の資格を持っている姉が
ステロイドに関して同様の見解を持っていました。
他の医師がそのようなことを言っているのを聞いたこともあります。
そういう指示に出会って幸い症状がよくなると、
ダラダラと薬に頼っていたことがばからしくなりますよね。

投薬できる薬に関しては、何年か前までは実家の母が冬になると風邪の防止とか言って
医者でもらったビタミン剤をたくさんくれたのですが、
あるときを堺に、私自身が医者に行ってビタミン剤をもらおうとしたときも同様でしたが、
医者ではビタミン剤を出せなくなったと言われたのですね。
お金を加算できなくなったからでしょうか。。
そうだとしたら変な話ですね。

参考サイトと回答をありがとうございます。
とても参考になりました。

お礼日時:2006/08/27 20:40

昭和何十年でしたか忘れましたが高度経済成長期の真っ只中です その十年の間に増えた薬は金額ベースで一般向け十倍 医療関係用は7倍 だそうです 当時物価も高騰しましたので実質4倍と3倍位でしょうか? 生産された全ての薬が飲まれた訳ではないでしょうけれど 


現在はそれ程ではありませんが今になって思うに当時は薬メーカーのTVコマーシャルはすごいものでした 薬を飲めば治る ような雰囲気が作り出されたように思います こうなりますと病院に行って薬を出してくれないと返って不安になるでしょうね?

十年位前のN○Kドキュメンタリー番組(人間ドキュメントと言ったかな?)で見ましたが田舎の病院で父親が引退し 都会でやっていた娘医師が引き継いだそうです 当時既に田舎は年寄りばかりでしたが 其れまで入院患者に飲ましていた薬の数の多さにびっくりし 見直しをしたそうです 数ある中から命に関わらない薬を止めたそうです そうしましたら入院していた患者が通院で良くなったのが ぽつりぽつり と出て来たそうです しかし薬を減らした為収入が減ってしまい 赤字との事でした

真面目な医師は滅多に薬は出さないと言います 昔はこのようだったようです ですから真面目な医師ほど儲からないようです
患者にすれば薬の事は知りませんので早く楽になる事を求める結果 薬をあまり出さない医師の所へは行かなくなるでしょうね? 

もう一つ N○Kクローズアップ現代 で知りましたが薬の効き加減は人によって大きく違い10倍の開きがあると 又医師によっても投薬量に違いがあると

薬の定義 御存知でしょうか?
薬学ではこう定義されております ”薬は毒にして毒をもって毒を制す を本則とす” この定義は他の例えにも使われますがこれから来ているようです
薬は毒から作るのです 医師薬剤師は知っております ですから当人達は滅多に飲まないのです でも患者には せっせと飲ますのです
副作用の無い薬はありません あって当たり前なのです 毒ですから 
副作用は直ぐに表れるとは限りません 何年も経ってから表れたら因果関係は解りませんね?
世間では漢方薬には無いと言われておりますが これは嘘です 漢方医が言っております漢方薬でもあると
薬は必要な時必要なだけ です 毎日飲み続けるものではありません 私は上記の事を知っておりますので滅多に飲みません 頭痛、腹痛、痒み ほって置きます 我慢します 我慢出来ない時は休みます

子供の頃は年に数回家庭常備薬を飲みましたが ここ30年は医師から渡されたもの全部ではありませんが数回です
薬は治すのではありません 症状を抑えるのです
大分前にラジオで聞いた医師のお話では 風薬 と言うものはありません 風をひいたら休むしかありません と 市販の風薬と言われるものは熱や咳を抑えるのだそうで 風 そのものを治すのではないそうです

何年か前のニュースで医療費の中で薬代が占める割合は20%位とか言ってました 人件費も含めてかは言ってませんでした
最近はどうなのでしょうか? 日本で生産される薬の殆どは日本で消費されるとの事でした
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この回答へのお礼

いろいろな面からのご意見をありがとうございます。
とても参考になります。
たとえば、医師と製薬会社の関係、そこに成立するビジネス。
薬を飲んで早く簡単に治ろうとする患者。
患者には出すけれど自分では薬を飲まない医師。
本当にいろんな問題点がありますね。
クローズアップ・・では本当に興味深い点に焦点を当てていますね。
来週月曜から必ず見るようにします。

確かに風邪のときはゆっくり静養するのが一番なんでしょうね。
でも必ず薬を飲んでしまいます。
聞いた話では、風邪を引きそうだと思ったら飲むとか・・・。
まだ症状が出ていないうちに症状を出ないようにするのってちょっと無理がありますよね・・・。

最後の医療費の中で薬代が占める割合は・・というところも、調べてみると面白いかも知れませんね。

本当に参考になるご意見をありがとうございました。

お礼日時:2006/08/27 20:26

先日久しぶりに実家へ帰省したところ、祖母の体調が最近あまり良くないとのこと。

 なにか思い当たることはないか聞いてみたら、最近かかりつけの病院の担当医が変わって、薬の量が増えたというので見せてもらったら・・・ページ辺り8種類ほどの薬の写真が載っている4~6ページ位の冊子が! おそらく1日で全種類摂るわけではないのでしょうが、あまりの量に驚きました。

他の病院でも診察を受けてみることを勧めておきました。 

ちなみに私自身はあまり薬は飲まないほうです。 風邪をひいても市販薬も飲みません。 
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この回答へのお礼

回答をありがとうございます。
それはひどい話ですね。
医者の儲け主義なのか・・・。
日本ではまだまだセカンドオピニオンが浸透していないのでしょうか、
外国ではあちこちで意見をもらうことは
普通のことのようですね。
その点においても日本にはいろいろ弊害がありそうです。

薬を飲まないようにしている方々もいますね。
私は頭痛だとすぐに薬を飲んでしまうなぁ・・・。
頭痛に効くツボがあるとかで、押してもらったことはありますが、
もしそういうので治るとすれば、薬を飲むよりはるかにいいでしょうね。

お話参考になります。

お礼日時:2006/08/26 15:32

体内に化学物質を入れるという発想が乱暴です。


荒っぽすぎます。
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この回答へのお礼

回答をありがとうございます。
西洋医学と東洋医学とありますが、東洋医学では主に自然なものを使用しているようですね。
この点においても参考にしようと思います。

お礼日時:2006/08/26 15:29

訂正します。

英検は七月でした。
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この回答へのお礼

面接員をされているなんて本当にすごいです!
またいろいろと教えてください。

お礼日時:2006/08/26 15:28

 今回は私は医薬系については完全に専門家ではありませんので、よもやま話です。



 この年になると、不規則な食生活や生活のリズムの乱れから、「口内炎」「肩こり」「むねやけ」「便秘」「腰痛」などさまざまな、健康上の不具合が発生します。それらを防止するため、サプリメントは欠かせません。

 若い頃、体育会系の部活に所属し、特に高校時代はそうとう体を鍛えましたので、私の場合それらに悩まされ始めるのが遅く(友人とかの話を参考にしてのことですが)30 代中盤まで、多少不規則な生活をしてもなんともなかった。

 しかしその頃からぼちぼちそれらの不具合になやまされるようになり、40 半ばの今、「腰痛」に悩まされ始めました。

 今では、カルシウム、ビタミンE、ビタミンB、ウコン、H2ブロッカー(これだけは「胸焼け」の頓服ですが)等は毎日服用してます。特にビタミンE、とH2ブロッカーは処方していただいたものです。

 またインフルエンザ(私は毎年一度や二度はかかる)には、その副作用がマスコミで騒がれたタミフルを使ってます。私にはタミフルは特に副作用は見られず(幻覚症状など)、問題なく、(またそれなしではインフルエンザには耐えられません)インフルエンザの特効薬として使ってます。

 今年の一月の英検の二次試験の面接員を勤めたとき、二級の質問に、

What do you think of people relying on supplements?

というのがあり、受験者のなかに、ちょうど私が上に書いたようなことを述べた方がいらっしゃいました。対して、私も

I definitely agree with you.

と、ちょっとテレながら答えたものです。

 
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この回答へのお礼

いつも回答をありがとうございます。
なるほど、サプリメントを補助的に使って健康管理をすることは最近流行・・と言っては語弊がありますが、
昔より情報が豊富になっていますよね。
足りないものを補うのはとても大事なことですよね。
この話題も参考に入れたいと思います。

私のこの間の冬にはインフルエンザにかかりました。
それまでは人の多い職場でなかったので引く可能性が低かったのですが、
昨年一年は事務所に缶詰だったせいか、引いてしまいました。
会社では予防接種をしろという命令が出ていましたが、
まさか引くとは思わず私は打っていませんでした。
lukelivestrongさんは予防接種にはあまり積極的ではないですか?

しかし、さすがにタミフルは効きました!
あれがなかったらどうなっていたか・・・。
本当にインフルエンザってすごい威力ですもんね。
私も幸い副作用はなかったようです。

英検でもサプリメントの質問が出たのですね。
最近話題になっていることは、とりあえず押さえておかないといけませんね。
でも、英検の試験を前に、必死になって情報を集めるようになって、
今まで漫然と勉強していただけだったのが、ニュースを見て表現を書き留めるとか、
そのニュースの背景に興味を持つとか、それに対する自分のもう一つ突っ込んだ意見を持つとか、
いろいろなよい効果が出始めています。

取り掛かるまえは本当にそんな面倒なことが自分にできるのだろうか・・と思いましたが、
始めてみたら、頭や体や時間の使い方などいろんなことが、
それに合わせようとしていくから不思議ですよね。

また後ほど英検のインタビューに関する質問をさせていただくと思います。
宜しければ、面接員の側の意見として
アドバイスいただけると嬉しいです。

いつもアドバイスありがとうございます。

お礼日時:2006/08/26 15:27

「風邪で熱がでただけなのに、抗生物質を出す医者が居る」というニュースを少し前に見ました。


何がポイントかというと、風邪というのは要するに最近感染とは限らないので、抗生物質が効くとも限らないのに、とりあえず飲ませておいている、という事でした。
*****
そのテーマが出てきた文脈が分からないので、私の解釈となってしまうのですが、その表題が指すところは上のような状態の事を指すのかと思い、いわゆる「ジェネリック薬」のトピックとは別なのかな、と思いました。

たとえばインフルエンザも、ウイルス感染ですので抗生物質は直接は効かないという事になっています。もちろんお医者さんとしては、「弱った体に他の感染が発生することを防止する」という意図もあるので、単純に割り切れる話題ではないとは思います。
(参考: http://www.digiplan.co.jp/live/kaze-kousei.html )

それから、過剰に薬品を投与すると、いわゆる「耐性菌」という問題も生まれると聞いたことがあります。

このあたりのワードで検索をかけるなどして、それからより信頼のおける本などをあたられてはいかがでしょうか。
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この回答へのお礼

早速回答をありがとうございます。
「耐性菌」に関する話は聞いたことがあります。
そこも探ると面白そうですね。
私の子供も小さな頃はよくお医者さんにかかりました。
そのたびに抗生物質を出してもらっていましたねぇ。
あまり疑いもなく飲んでいました。
薬に関しては、特別専門的でなくても、日常的な話が
いろいろ出てきそうです。
ありがとうございます。

お礼日時:2006/08/26 00:46

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