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ドイツ語では過去分詞が名詞化されたときその名詞は女性形である場合が多かった(後に男性形に変化する場合もあり)と読みました。die ...t という風にです。

http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=2428694
ここを読むと、「中世ラテン語では完了受動分詞の女性形からよく名詞が作られたようです。」

ラテン語の完了受動分詞は知りませんが、「分詞化」されると「女性形」になる(なりやすい)というのは結構よくある傾向なのでしょうか?

ドイツ語とラテン語から全体の傾向を勝手に憶測するように聞こえたら恐縮ですが、ほかの言語、またはラテン語では「分詞」の「名詞化」には「性」がどのように関わってくるのか知りたくなりました。

A 回答 (2件)

英語に語尾が-enceとか-anceといった形の抽象名詞がありますがラテン語の現在分詞が基になっています。



古典ラテン語には分詞から抽象名詞を作る方法の一つに、「現在能動分詞の中性複数形(-a)を女性単数名詞として曲用させる」というのがあります。

ascendo「(私は)昇る」 >現在能動分詞男女性単数ascendens>その中性複数 ascendentia

中性複数は主格-entia, 属格 -entium、与/奪格-entibus、対格 -entia ですが、

これを抽象名詞として第1変化単数とし
主格-entia, 属格 -entiae、与/奪格-ent(i)is、対格 -entiam となります。

第1変化というのは単数主格が-aで、名詞では多くは(全てではない)女性名詞です。形容詞の女性もこの型が多いです。

でも以上に述べたことは完了受動分詞には当てはまりません。中世に発展したということは周辺との言語接触が関係しているのかもしれませんね。キリスト教の教会での語法としてもギリシャ語にも思い当たる現象はありません(あまり新約ギリシャ語は詳しくないのですが)。案外ゲルマン系の言語から入ったのかもしれません。
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ちょっと時間内ので、よく読めなくて、ピンとはずれだったらすみません。


過去分詞が名詞化された、というだけなら、それは、それによって、何をさしているかによります。
der Gestorbene なら、死んだ男の人、die Gestorbene  の場合は、女、das Gestohlene は盗まれたもの、といった具合に。
日本語を考えてもらえば分かると思いますが、文法があって(から始めて)言葉があるわけではないので、僕の経験では、男性、中性等は、殆ど語呂で決まっていると思います。
たとえば、-er の語尾は殆ど、男性、ただ、Mutter,Schwester は、誰がどう考えても、男性名詞に入れないだろう、と。(勿論、男性名詞等が、必ずしも、性と一致しない、ということはありますが)
実際それで、Butter を男性名詞にしている方言もあります。
参考になったかどうか分かりませんが。
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