大銀行は、法人税を払っていないのか

10/28共産党佐々木議員の質問で、6大銀行グループが3兆円以上の利益を上げながら法人税を払っていないとあるが本当でしょうか。

No.1 回答者： zorro 回答日時： 2006/10/28 12:56

繰越損失があれば単年度に３兆円の利益を得ても法人税は支払う必要はありません。

参考URL：http://123k.zei.ac/kihonn/kurikosi.html

この回答へのお礼

有難うございます、これで税金の仕組みが分かりました。

お礼日時：2006/10/29 18:35

No.2 回答者： password 回答日時： 2006/10/28 12:59

赤字なら、基本的に税金を支払わなくても良いからです。

過去の負債（バブル期の赤字）を処理するのに使えば、（名目上）利益は無くなります。
まあ、普通の会社は、利益が出て税金を負担するより
（将来的に工場などを建設する名目で）土地を買って、プラマイゼロにすれば
税金を支払わなくても良いルール（社内蓄財）が問題なのですが・・・

この回答へのお礼

有難うございます、税金の仕組みが分かりました。

お礼日時：2006/10/29 18:34

No.3 回答者： tyoto 回答日時： 2006/10/28 12:59

昨年度は法人税を払わなくて良かったからです。

「税務上の繰り越し欠損金」と 相殺でき法人税が免除される、という税務ルールがあるからです。来年も払わなくてもよいはずですね。そういうルールがあるのですから。

また、３兆円以上の利益は見せかけのもので、本業の収益力を表すものではありません。不良債権を多く抱えていた時代に積み上げた、引当金が帰ってきただけですから。それに対し、即座に法人税を課税するという方が不自然な気がしませんか？

この回答へのお礼

有難うございます、これで税金の仕組みが分かりました。

お礼日時：2006/10/29 18:38

No.4 回答者： yakyutuku 回答日時： 2006/10/29 00:56

過去に赤字を抱えた銀行は、現在の黒字と相殺できる制度があります。

さらにバブル崩壊のさなかに黒字を上げていた銀行さえ、赤字を出した銀行と合併することにより、過去の赤字と現在の黒字を相殺しています。

この回答へのお礼

有難うございます、税金の仕組みがこれで分かりました。

お礼日時：2006/10/29 18:30

No.5 回答者： baronmori 回答日時： 2006/10/29 20:02

これまで払いすぎていたのです。

不良債権問題が大きく取り上げられていたときに、金融庁の指導に従い、メガバンクは不良債権を厳しく査定して、大胆な処理を行ないました。
例えば2000億円の利益があれば、それと同額の不良債権処理を行なったのです。当然利益はゼロなので、税金を払う筋はありませんが、
国税はそれを認めませんでした。金融庁は不良債権を厳しく査定しろと指導し、国税庁は不良債権は甘く査定しろと指導したのです。
結果として、利益が何も出てないのにメガバンクは多額の税金を払わせられました。
その不良債権の多くが実際に貸し倒れになっているため、税金の繰り戻しとなり、結果として税金を払っていないという状況です。

以前に払ってしまったので、今は払わなくて良くなっているということです。

この回答へのお礼

分かり易い回答に有難うございます。

お礼日時：2006/10/29 22:06