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ニュースで風評被害の啓発活動を行っているとか。
風評被害を防ぐために、食べても問題ないとか。被害はでてないとか言っているようですが、私には信じられません。
みなさんはどう思われますか?

A 回答 (5件)

 一応職務上、専門知識を有しているということで「専門家」として書かせていただきます。

まあほんとの専門家なら、今頃忙しくてこんな書き込みなどできませんが。

 まず、No.3さんとNo.4さんの回答ですが、おおむね正しいのですがちょっと補足しておきます。

 まずNo.3さんの「宿主特異性」というのは正しいのですが、それでも「まったく安全」とは言い切れません。それほどきっぱりしたものではないので、現に以前京都で発生したときも感染したと思われる方がいましたし、アジアではもう100人以上の人が亡くなっています。これらは全て「鳥型のインフルエンザウイルス」の感染例です。

 もうひとつ、「ただの鳥インフルエンザウイルスならたいしたことはない」という点ですが、過去3回のインフルエンザパンデミックを起こしたウイルスは、そういう意味ではみな「ただのインフルエンザウイルス」でした。H5やH7の高病原型ではありません。
 遺伝子再集合によって出現した、つまりNo.3さんが言われる「合成ウイルス」は、ヒトはまったく免疫を持ちませんから、それだけで大きな脅威になりうる、ということです。

 そして高病原性鳥インフルエンザを最重視して防疫措置をする理由は、養鶏産業上は「極めて甚大な被害をもたらす伝染病だから」です。
 同時に公衆衛生上は、「遺伝子再集合の機会を与えないため」です。
 ただのインフルエンザでも遺伝子再集合によるリスクは同じと上で書きましたが、「そもそも数が桁違いに増えている」という点で、高病原性鳥インフルエンザウイルスはやはり危険な存在です。

 No.4さんですが、「直接肺の中に多量に吸い込む」という状況は、「感染した鳥を食べる」という行為では作ることができません。
 まあそれでも「生」はさすがに感染リスクゼロとは言えない、とは思いますが。
 とはいうものの、通常の鶏や卵の処理過程でインフルエンザウイルスは死滅してしまうので、普通に流通しているものならウイルスで汚染されているようなものはほぼあり得ません。

 という前提を踏まえた上で理解していただきたいのですが、重要なことは「卵や鶏肉の流通は停止されている」ということです。
 発生農場はもちろん、その半径10kmの範囲内にある全ての養鶏場の卵と鶏の移動が禁止されています。
 そして発生農場は全ての鶏を殺処分するのが法律で定められています。

 今回の宮崎での発生例では、14日中に発生農場の殺処分が全て終了しています。
 殺処分後、発生農場は徹底的に消毒されます。
 その消毒措置が終了してから21日間、半径10km内の農場に対し、移動禁止措置が続きます。
 その21日間に2回、ウイルス検査を実施して清浄性が確認されて初めて開放、となります。(卵の出荷だけは最優先で検査を実施して開放することになっていますが)

 というわけで、とりあえず「ウイルスに汚染されている可能性があるもの」は食品として流通しないことになっています。

参考URL:http://www.maff.go.jp/tori/h161118.pdf
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この回答へのお礼

本当に大丈夫なのか?という回答が多いなかの専門家からの回答ありがとうございます。やはり、今は極力食べない。に限りますね。とりあえず、福島県産のものはやめておきます。
福島県の方には申し訳ないですが、やはり自分と家族が大事なので。

お礼日時:2007/01/16 19:00

ウィルスは生きた細胞内でしか生きられませんので、その肉を食べても問題はないでしょう。



ただ、人に全く感染しないと言い切るのは危険だと思います。普通のインフルエンザのように、鼻の粘膜にコロニーを作って、そこで増殖して体中に広がると言うことは無いようですが、直接肺の中に多量に鳥インフルエンザウィルスを吸い込むと感染する可能性があります。
東南アジア等では人への感染も確認されています。養鶏場で働く人が感染することはありえますし、発症した人を小さな部屋の中で看病した人にも感染する可能性はあると思います。
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こんにちは。


煮るなり焼くなりしたならウィルスは死滅してますから何ら問題ないと思います。
早い話、全部焼き鳥にして出荷したとしても全く問題ないでしょう。
処理工程の人たちに影響が出る可能性は考えられますがそれも以下の理由で可能性は非常に少ないと思われます。

ウィルスには宿主特異性というのがあって、鳥インフルエンザウィルスは人間の細胞では増えることが出来ませんので、本来は全く安全なのですが、人間のインフルエンザウィルスが存在してる人(つまりインフルエンザの患者)の体内に鳥インフルエンザウィルスが入った場合、それらの合成インフルエンザウィルスが出現する、と考えられています。

過去、スペイン風邪を始め、猛威を振るったインフルエンザはこうしてできたというのが現在考えられてる主な考え方です。

ただの鳥のインフルエンザなら人間と合成しても大したことないのですが、今回のは強毒性が確認されていますので、これと合成された人間インフルエンザが出てしまったら大変な事になるので、それだけは阻止しよう、というのが今回の処理です。

従って、現在の鳥インフルエンザその物が危険である、という事ではないので、極論すれば刺身で食べても一応は安全である、という事になります。
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おもいっきり地元の人間で、かつ、発生したその日にトリ三昧で宴会やってました。

刺身も食べました。
「ありゃま」と思いましたが、だからと言って今後鶏を買わないように食べないようにするかというと、そうでもないかな、私の場合。
ニュースでも言ってましたが、感染している鶏に直接触れなければ被害はないそうですし、食べて感染したという話も聞いていません。

信じる信じないはまぁその人の考えでしょうけど、BSEにしたって、ちょっと神経過敏になってるところがありますよね、日本の場合。

ちなみにくだんの鶏料理屋はお気に入りの場所なので、おそらく気にせずまた行くと思います。関係ないとまではいかないけど、これで私の食生活は変わったりはしません。

家で食べるときは元からちゃんと加熱するようにしていますしね。
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実際に、鶏を食べて病気になったという人の報道が無いということは、風評なのではないでしょうか?



もっとも、鳥インフルエンザに感染している鶏を、生で食べてはいけないとは思いますが。
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この回答へのお礼

そうですね。インフルで生はちょっとね。
以前に、エイズに感染している人の唾液をバケツ1杯のんでも感染しませんなんて報道してましたけど、後で取り消されてました。クチでは言えても行動には移せません。

やはり、いくら安全と言われても産地表示してない鶏肉は買って食べようとは思いません。昨日、鶏肉を買いましたが思わず産地をみて買ってしまいました。

お礼日時:2007/01/15 22:08

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