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工学部で建築学を学んでるのですが、物理は教養程度しか習ってません。自分は建築構造設計を専門にしたいのですがドームなどを設計する場合は高度な数学・物理力がいります。教養程度の物理では満足できないので物理学科の授業に潜入してますが、今度は物理学科の解析力学・量子力学なんかは難しすぎます。力学だけは物理学科の学部レベルはクリアしておきたいのですが、わかりやすい教科書で物理学科の授業で使うような参考書を教えていただけませんか?

A 回答 (3件)

 結論から言うと、工学部用の教科書と演習書を用いて学習した方が良いでしょう。



 建築系の設計で必要になる物理学といえば、剛体と弾性体の力学でしょう。解析力学も、ラグランジュ形式が場合によっては役立つかもしれません。しかし、量子力学は建築設計には役に立たないでしょう。また、物理学専攻の解析力学では、量子力学の基礎とするために無限小変換やポアソンブラケットなどを学習しますが、これらは古典力学の問題を解くのに特に役立つというものでもありません。

 物理学専攻の学部の授業は、電磁気学、量子力学、統計力学、固体物理、相対論、場の理論、素粒子論などが中心で、先にあげた解析力学以外の古典力学はほとんど学習しません。私の場合、剛体の力学などは教養部時代に工学部の人と共通の授業でした。弾性体力学は3回生向けの授業でしたが、流体力学とともに連続体力学という講義にまとめられていました。
 建築に必要な工学に限って言えば、工学部のほうがわかりやすく、詳しく、実践的な講義をしているのではないかと思います。
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建築はよく知りませんが,


多分,力学と有限要素法などのシミュレーションをするのであれば,解析力学が必要になるのでしょう.
自分は物理出身ですが,この辺が分かっても構造計算は出来ないような気がします.構造力学(こんな感じ?)などの応用力学を学ばないと,結局役に立たないのではないでしょうか.調べるためなら,"工学のための力学"のような,いろんなことが書いてあるような本がいいかもしれませんし,基本的なことなら教養の物理の教科書で十分と思います.
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自分は物理学科の学生ですが、個人的には『単位が取れる力学ノート/橋元 淳一郎』が分かりやすいと思いますよ。

ただ概要だけで応用問題とかがないので、大学生協の本屋で物理学科の棚で大々的に出ている本とかも参考にしたらいいと思います。
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