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 日本語を勉強中の中国人です。ある敬語表現についてお伺いします。次の文の中の「いらっしゃる」という語は誤用なのでしょうか。

 「ご存知の方がいらっしゃいましたら、教えてください。」

 回答者の方々に尊敬語を使ったつもりで、「いらっしゃる」にしたのですが、ほかの回答者さんから次のようなアドバイスをいただきました。

 『人を敬う言葉には、尊敬語や丁寧語、謙譲語があります。ご存知は、自分を下げて使うことで相手を敬う謙譲語ですので、いらっしゃると言う丁寧語ではなく「おられましたら」と謙譲語を使うべきだと考えました。』

 なかなか納得にはいかないので、どなたか説明していただけないでしょうか。

 また、質問文に不自然な表現がありましたら、ご指摘いただければありがたく思います。よろしくお願いいたします。

A 回答 (6件)

 こんばんは。


 質問者さんの言い方が正しいですよ。その指摘したほかの回答者さんの指摘の方が間違っています。
 「ご存知」(「ご存じ」)は謙譲語ではなく尊敬語です。「存じる」だと謙譲語になります。ですから、「いらっしゃる」という尊敬語(これも丁寧語ではありません)を用いるのが適切です。もう一つ、「おられる」というのも、謙譲語ではなく尊敬語です。何も間違っていませんよ。
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この回答へのお礼

 ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。間違っていないのですね。これで安心しました。本当にありがとうございました。大変参考になりました。

お礼日時:2007/04/21 16:50

自分の行動には謙譲語


他人の行動には尊敬語
「ご存知」なのは他人 よって尊敬語で
あっていると思います
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この回答へのお礼

 ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。あっているのですね。本当にありがとうございました。大変参考になりました。

お礼日時:2007/04/21 17:32

「いらっしゃいましたら」でも間違いではありませんし、不自然でもありません。

確かに、「おられましたら」という謙譲語を使うことで、よりいっそう丁寧に聞こえるかもしれませんが、そうするべき!というほど確かなものとは思いません。

質問文についてですが、「なかなか納得にはいかない」という表現は、例えば「納得するには説明が不十分でしたので、」「なかなか納得までには至らなかったので」という表現があると思います。「納得にはいかない」とは言いません。「納得がいかない」という表現は使いますが、それは、ほぼ100%理解出来ない又は理解し難い場合使うので、この場合は不的確と思われます。

言葉は日々変化するものなので、絶対、は無いと思います。母国語ではないからといって、失礼にあたる言葉を使っても許されるとは思わないので、敬語を学ぶことはとても重要だと思いますが、awayuki_chさんの言葉はとても丁寧だとおもいます。

また、「不自然な表現がありましたら、ご指摘いただければ、」の『したら』と『ければ』のア行の重複が不自然だと思います。
「ご指摘いただきたく存じます」「ご指摘いただきたいと思います」
の方が、滑らかだと思います。

専門家ではないので、母国語を日本語とする一般的な意見です。
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この回答へのお礼

 ご丁寧に教えていただき誠にありがとうございます。「いらっしゃいましたら」は大丈夫なんですね。「なかなか納得にはいかない」のご添削も大変助かりました。本当にありがとうございました。大変参考になりました。

お礼日時:2007/04/21 17:44

awayuki\ch さん こんばんは。


尊敬語は「相手の動作・状態」を敬う言葉。
謙譲語は「自分の、または自分に属するものの動作・状態」に関して使う言葉です。

「知る」という意味を表す表現では、
「ご存知」は尊敬語です。
謙譲語は「存じ上げる」です。

したがって、awayuki_ch さんのお使いになった、
【ご存知の方がいらっしゃいましたら】は正しいと思います。

このあとの「教えてください」は、
【お教え下さい】とする方がなお良いのではないかと思います。
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この回答へのお礼

 shigure136さん、こんにちは。ご親切に回答していただき誠にありがとうございます。私の使い方は大丈夫なんですね。安心しました。本当にありがとうございました。大変参考になりました。

お礼日時:2007/04/21 17:54

「ご存知の方がいらっしゃいましたら、教えてください。


 ↑
大丈夫です。
間違いでないどころか、正解ですし、全く自然な表現ですよ。

「ご存知」は謙譲語ではなく、尊敬語です。

さらに「教えてください」の部分も丁寧にすると、
「ご存知の方がいらっしゃいましたら、お教えください。」
となります。
しかし、現実には、あなたの言い方の
「ご存知の方がいらっしゃいましたら、教えてください。」
のほうを使う人が多いと思います。
「お教えください」は、非常にかしこまった表現です。


次に、「おられましたら」「おられる」についてですが、
これは、そもそも、敬語として誤った表現です。
なぜかと言いますと、
「おる」という謙譲語を尊敬語的に変換したものだからです。
謙譲と尊敬の両方になってしまうのではおかしいですよね?
しかし、私の周囲の人たちの中でも、電話をかけたとき、
「○○さんはおられますか?」
と言い方をしてしまっている人は、かなりいます。

【「おる」(謙譲語)の正しい使い方の例】
「私には五歳の子供がおります。」
「弊社には社員が150名おります。」
(仕事の電話で)「鈴木さんはいらっしゃいますか?」「おりますので、少々お待ちくださいませ。」


最後に、質問文についてですが、

「納得にはいかないので」
 →「納得いかないので」「納得がいかないので」「納得いきませんので」
  のいずれかに修正すべきです。

「ご指摘いただければありがたく思います」
 →“ありがたく思います”は、あまり聞かない表現です。
  「ご指摘いただければありがたく存じます」

  もっと普通の言い方では、「ご指摘いただけますと幸いです」ですので、
  こちらの方がおすすめです。
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この回答へのお礼

 ご丁寧に教えていただき誠にありがとうございます。おっしゃることは教科書から習ったことと一致しています。質問文の添削にも感謝いたします。本当にありがとうございました。大変参考になりました。

お礼日時:2007/04/21 17:58

 awayuki_ch さんが正しいです。

論拠は、下でみなさんがお書きになっているものと同じですので、あらためて書くことはしません。
 「おられる」という言葉につきまして、一点、追加しておきます。「おられる」という言葉は間違っているというご意見がありますね。ぼくも、誤用として指摘されたことがあります。この話については意見が割れているのですが、ぼくは誤用ではないと考えています。
 「おる」を謙譲語として用いているなら、尊敬語「れる」と組み合わせて使うのはおかしいということになります。しかし、この「おる」は、そもそも謙譲語ではないのです。実は、関西地方の方言では、「おる」を「いる」と同義で使うのです。だから「おられる」の「おる」には謙譲の意味は含まれません。この「おる」に尊敬語「れる」をくっつけた表現「おられる」が、日本中に広まったものだと考えられます。
 実際、ぼくが「おられる」という言葉を使った時、これを誤用だと指摘したのは関東の人でした(そしてぼくは関西人です)。多分、関西圏では普通の表現なのですが、関東の人には耳慣れないのでしょう。言語感覚の違いですね。ですから「おられる」は誤用ではありません。誤用ではありませんが、誤用だと考えている人も少なからずいるので、「いらっしゃる」を使っておく方が無難です。
 なお、ぼくの感覚からすれば、「いらっしゃる」を多用した文章には、少し煩瑣で丁寧すぎる印象を受けます。これも、ぼくが関西人であるせいかもしれませんが、あまり「いらっしゃる」は多用しすぎない方がよいでしょう(必要なところだけを敬語にしましょう)。
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この回答へのお礼

 いつもお世話になります。ご丁寧に教えていただき誠にありがとうございます。「おられる」と「おる」についてご意見を伺えることができて大変嬉しいです。本当にありがとうございました。

お礼日時:2007/04/21 18:02

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