好奇心旺盛な子どもたちの物語

Question

現代社会に暮らす少年少女（小学生～大学生ぐらい）が、好奇心や暇つぶしで猟奇事件や都市伝説のような非日常の世界に足を踏み入れていく、みたいな話ってありませんかね？
短編でも長編でもいいので、トリックなんかに重点を置いた探偵団的なものより、人間ドラマなんかに重点を置いた青春っぽい物のほうができればありがたいです。

nathimari · Accepted Answer

ファンタジーに分類される作品でもよろしいのなら、梨木香歩さんの『裏庭』がお薦めです。ハリポタなんか目じゃないぞっ、ていうくらいファンタジー感まるだしな作品ですが。主人公の少女は小学五年生くらいでしたので、質問者様が挙げておられる年齢制限には引っかかっていないと思われます。
　内容は人の命を吸い取るという、バーンズ屋敷の裏庭に主人公の少女が吸い込まれ、そこで大きく成長する。・・・という、作品で西洋物のファンタジーとは一味違ったファンタジーですのでハリポタなどが苦手、という方には是非読んで頂きたいです。逆にハリポタ大好き！　という方には薦めかねる作品です。

　また、少年少女の怪奇小説といえば恩田陸さんが一番じゃないでしょうか。彼女は人の心理を上手く突いたホラーとミステリーの中間辺りの作品を非常に上手くお書きになられると、私は思います。NHKでドラマ化された『六番目の小夜子』なんかも恩田さんの作品ですし。まぁ、私自身『六番目の小夜子』は読んだことがないのですが(^^;;
　でも、私が読んだ事のある『NEVER LAND』という恩田さんの作品は始めは学園ホラーの様相を呈していたのですが、最後はとても綺麗な形で締めくくられている、とても美しい青春小説です。
　ちなみに質問者様が仰られる人間ドラマも、主人公は高校生四人と年齢制限もバッチリですので機会があれば是非一度目を通してみてください。

ungaikyou · Answer

・上遠野浩平『酸素は鏡に映らない』
http://www.amazon.co.jp/dp/4062705826
小学生とその姉の女子高生、落ちぶれたヒーロー俳優（18歳）が宝探しをする話。普通の人間である三人が、自分の知恵と能力でピンチを乗り越えて行く。主人公の成長ものでもある。

・米澤穂信『さよなら妖精』
http://www.amazon.co.jp/dp/4488451039
都市伝説や猟奇事件というほどの事件ではないけど、謎解きの要素あり。青春小説として一級だと思います。

j2ee · Answer

「夜市」（恒川光太郎・角川書店）収録の「風の古道」がおすすめです。幼いころに近道として教えられた古道に再度足を踏み入れた少年二人は、その途中で災難にあってしまう。その古道は、常人は知らないが妖しげなものたちが通り、夜は危険となる道だった、という話。けっこうえぐい災難が二人にふりかかり、そこから起こる感情が興味深かったです。

chirobu- · Answer

『恐るべき子供たち』・・・ちょっと違うかなー？

aluminizedman · Answer

悪童日記　アゴタ　ハヤカワ文庫

第二次大戦時の疎開した双子少年が、タフに生き延びる話。
読み易い。僕が、今まで読んだ中でベスト５に入る名作。
中学生でもスラスラ読めるが、内容は大人の童話みたいな感じ。
少年が大人の軍人や神父と、互角以上に渡り合ってる。
国境をこえろ！

takomari · Answer

眉村卓の小説って、そんな感じのが多いかな、と思いましたが…
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%AD%E3%81%98%E3%82%8C%E3%81%9F%E7%94%BA-%E7%9C%89%E6%9D%91-%E5%8D%93/dp/4061486772
これは「ねじれた町」という小説ですけど、他にも少年少女がフシギなことに引き込まれていくのがけっこうあります。

mshr1962 · Answer

#1です。すみません。あわてててタイトルの文字の順序が逆でした。
「媒人花」でなく「人媒花」が正解です。
各巻のタイトルはミステリー風ですが、どちらかといえばサスペンスだと思います。
第1巻「ラベンダーが見ていた」
第2巻「ローズマリーがささやく」
第3巻「フェンネルは夢見る」

mshr1962 · Answer

大学生でいいなら、こんなのは如何？
麻城ゆう「媒人花シリーズ」全3巻
新井素子「２分割幽霊奇譚」全1巻

好奇心旺盛な子どもたちの物語

ファンタジーに分類される作品でもよろしいのなら、梨木香歩さんの『裏庭』がお薦めです。

・上遠野浩平『酸素は鏡に映らない』

「夜市」（恒川光太郎・角川書店）収録の「風の古道」がおすすめです。

『恐るべき子供たち』・・・ちょっと違うかなー？

悪童日記 アゴタ ハヤカワ文庫

眉村卓の小説って、そんな感じのが多いかな、と思いましたが…

#1です。

大学生でいいなら、こんなのは如何？

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　ファンタジーに分類される作品でもよろしいのなら、梨木香歩さんの『裏庭』がお薦めです。

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