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すごく基本的な質問です。ガソリンのオクタン価ってなんですか?単位は?何の性質のことですか?ガソリンにしか使わない言葉なんですか?よく使う言葉なのにふと、理解できていないことに気がつきました。どなたか詳しい人、教えてください。お願いします。

A 回答 (7件)

ガソリンエンジンにおいて燃料が自然発火し難い度合いを表す指数だそうです。



どっかで見た質問と思いましたが、案の定、過去質問多数です。
「オクタン価」で検索するといっぱい引っかかります。
良質の回答もたくさん出ています。
ご参照ください。

http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1662514.html
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1313728.html
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ガソリンでは、オクタンが一番いいです。

今やっているかどうかわかりませんが、ガソリンに4エチル鉛をいれて、オクタンが多いように見せかけたガソリンがありました。環境に悪影響があるので使わないで欲しいです。
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イソオクタンがオクタン価100、nヘプタンがオクタン価0です。


エンジンのノッキングがイソオクタンとnヘプタンの混合試料と一致したときのイソオクタンとnヘプタンの混合比(%)がオクタン価。非常にシンプルな指標です。
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ガソリンエンジンは吸入行程、圧縮行程、爆発行程、排気行程の4つの行程があることはご存知だと思います。

吸入行程でガソリンと空気の混合気がシリンダー内に吸入され、圧縮行程でピストンが混合気を圧縮し、爆発行程で点火プラグにより燃焼し、排気行程で燃焼によって生じた排気ガスが排気されます。
この内、圧縮行程では、なるべく高い圧力まで圧縮した方がエンジン効率は高くなります。しかし、圧縮しすぎると混合気が自然発火してしまうため、ピストンが上限に達する前に混合気が爆発してしまうことがあります。このような自然着火による爆発はエンジンを逆方向に回そうとする力になってしまいます。こうなると、エンジンの出力が低下するばかりか、エンジンに衝撃を与え、ひどいときにはエンジンが破壊されてしまうこともあります。これがノッキングです。
したがって、圧縮してもなるべく自然発火を起こしにくいガソリンが求められます。この自然発火を起こしにくい指標がオクタン価です。他の方の回答にもあるように、イソオクタンとノルマルヘプタンの割合を様々に変えた混合物を作り、この混合物と実際のガソリンのノッキングの起こりやすさとを比較して、オクタン価を決めます。イソオクタン100%と同じノッキングの起こりやすさのガソリンをオクタン価100、ノルマルへプタン100%と同じノッキングの起こりやすさのガソリンをオクタン価0として、試料ガソリンと同じノッキングしやすさを示すイソオクタンとノルマルへプタン混合比率をオクタン価として表示します。単位はありません。
オクタン価はガソリンにしか使われない指標です。ちなみに日本ではレギュラーガソリンのオクタン価は90くらい、プレミアムガソリンは100くらいです。
なお、過去にはオクタン価を上げるために有毒な鉛化合物を混合していましたが、現在の日本では特殊用途を除いて使われていません(外国では使っているところもあります)。また、一時期、MTBEという化合物がオクタン価を上げるために使われていたことがありましたが、採算が取れないことから、これも使われていません。
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燃焼を表す言葉の中に発火、引火というのがあります。

それに対応しての燃料の性質として発火点、引火点というのがあります。ご存知ですか。危険物取扱者資格第4類では必須項目です。

オクタン価の説明の中に「燃えやすさ」という言葉を使っているものがときどきあります。発火、引火の区別を意識しないでこの言葉を使っても十分な説明にはなりません。

ガソリンエンジンにはガソリン、ディーゼルエンジンには軽油(灯油に近い)を使います。ガソリンと灯油はどちらが燃えやすいと言いますか。普通はガソリンですね。ビーカにガソリンを入れて火の付いたマッチを近づけます。すぐに火が尽きます。灯油の場合、マッチでは火が付きません。ビーカを加熱して温度を上げるか紙や布に染みこませてから火を付けるかをしないと駄目です。この様な着火は引火といいます。今使われているコンロはほとんど電気火花で着火しますから引火です。アルコールやエーテル、ガソリンは引火点が低い燃料の代表です。蒸発しやすい燃料は引火点が低いです。
ところが火種のないところでただ燃料を加熱していったときにどこで火が付くか(この様な着火を発火といいます)で考えると事情が変わってきます。ガソリンよりも軽油(灯油)の方が発火点が低いのです。発火点と引火点の高低はガソリンと軽油で逆になります。

ガソリンエンジンは圧縮した後、電気スパークで着火させます。ディーゼルエンジンは圧縮だけで着火させます。着火方式が違います。ガソリンエンジンには引火点が低くて発火点が高い燃料が向いています。ディーゼルエンジンには発火点の低い燃料が向いています。圧縮だけで着火するディーゼルエンジンの方がピストンの圧縮率が高いです。その分エンジンを丈夫に作らなければいけないので重くなります。振動も大きいです。乗用車はガソリン、トラック・バスはディーゼルという使い分けがされていた理由です。(ディーゼルエンジンはシリンダー内での温度上昇が均一ですので燃焼効率がよいようです。ガソリンエンジンでは炎の伝播が問題になります。)

軽油の方がガソリンに比べて蒸発しにくいのは含まれている分子が大きいからです。では大きい分子の方がなぜ発火しやすいのでしょうか。空気との混合気体が燃え始めるためにはまずきっかけが必要です。分子がちぎれて不安定な破片(ラジカルと言います)が出来るのがそのきっかけだと考えられます。大きくて細長い分子の方がちぎれやすいです。

ガソリンの主成分であるオクタンC8H18について考えると枝分かれのあるものと枝分かれのないものとでは発火点が異なるという予想が付きます。枝分かれがない方が細長いですから発火点が低いです。枝分かれのあるオクタン(イソオクタン)を基準物質に選んでオクタン価という値を考える理由です。イソオクタンの指標を100,直鎖のオクタンの指標を0としています。

ディーゼルエンジンでは発火点が低い方がエンジンには都合が良いです。セタンという物質の直鎖の方の指標を100、枝分かれの多いセタンの指標を0としています。

オクタンの場合もセタンの場合でも異性体で比べていますから燃焼の化学式は同じです。構造が異なることで発火点の値が異なっているだけです。
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先の回答にもありましたし余談ですが、ガソリン販売各社のハイオク(プレミアム)ガソリンには100という名称がついているものがあります。


これは、オクタン価が100だということを暗に意味しているものと思われます。

ただ、実際のハイオクガソリンは残念ながらオクタン価が100のものはほとんどないようです。
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No.4です。

あまり他の人の回答に文句をつけたくないのですが、間違った知識が広まるとよくないと思いますので・・・
N0.6の方の回答で

>ただ、実際のハイオクガソリンは残念ながらオクタン価が100のものはほとんどないようです。

というのはどのようなデータの基づくものでしょうか。これが本当だとすると石油会社は消費者をだましていることになります。
多分、No.6の方は間違った情報を得られたか、単なる勘違いではないでしょうか。
日本のハイオクガソリン(プレミアムガソリン)のオクタン価は100です。
資源エネルギー庁が作成した資料を添付しておきます。
http://www.meti.go.jp/committee/materials/downlo …
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