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 国保や介護保険の「住所地特例」とは、どのような制度なのですか?

A 回答 (1件)

 国保の場合には、扶養関係があったとしても住民票を単位として保険証を発行しますので、「住所地主義」とも言うことが出来ます。

社会保険の場合には、住所に関係なく扶養関係だけで認定がされることになります。

 医療機関への入院や介護保険施設などへ、入院や入所をした場合で1年以上滞在が予定される場合には、住民票を入院・入所している施設の住所に移すことになります。国保の場合には、住所地主義を取っていますので、住民票を移した場合にはあたらしい市町村で国保に加入することになります。この場合に、住所地主義を取っていた場合に、医療機関や介護保険施設が充実している都市への転入者が増えて、医療費を使う住民ばかりが増えることになりますので、不都合が生じることになります。

 そこで、このような理由による転入の場合には、元の住んでいた市町村の国保をそのまま使うことが出来るようにしています。この制度を「住所地特例」と言います。住所地主義の特例、ということです。
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