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大学文学部フランス文学専修卒業した人は最低限これだけは知っていてほしい。
また、これだけは読んでおいて欲しい。という、知識や書物はありますか?

当方、切羽つまり気味です。
厳しい選択をしてもうた。

A 回答 (4件)

仏文科出身者です。


私はもともとが読書を好み、またフランス文学が好きだったもので、在学中はもとより入学前からかなり幅広く読んでいたという自負がありました。
が、卒業後数年経って、職場の同僚から「フランスの現役の作家の作品で面白いのない?」と聞かれ、答えることが出来ず、「仏文科出てるんでしょ?」と唖然とされました。
最低限読んでおくべき作品ってことならば、文学史に載っているような作品はいちおう読むべき(概して面白いですしね)かと思いますが、大学ではおそらく学ぶことがないであろう“現在”の作品にも目を光らせておいた方が良いかと思われます。
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この回答へのお礼

そうですね。
文学史に載っている(=有名な作品)実は結構面白いんですよね。なかなか、触れる機会が無いんですけど。

ついこの間、本当に情けないですが初めて「ボヴァリー夫人」よみました。ホント、凄いですね!感動しました。
あの、次の章に行く前の最後の描写が大好きです。次の展開を暗に予測させるような…。それを、エマ指先の動きや自然の描写で書いてしまうんですよね!すごい。

本当はもっともっと読みたいです。でも、何か取っ掛かりがないとなかなか手を出せなくて…。

今図書館から「悲しき熱帯」借りてきました。次はこれを読破しようとしています。文学じゃないけど…。

返答ありがとうございました!もし、またなにかあったら返答ください。

お礼日時:2002/06/30 17:31

門外漢な者としては,星の王子さまの原文は読解できて欲しいです.

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この回答へのお礼

返答ありがとうございます。

星の王子様いいですね!僕も好きです。
でも、星の王子さまが良いとお感じのかたなら、作者サンテグジュペリの他の作品もお奨めですよ!

「人間の土地」「南方飛行/夜間飛行」などいいですね。
人生に対する真摯な姿勢、目線を感じます。

星の王子様は多分原文で読めると思います。

お礼日時:2002/06/30 17:26

質問させてください。


既に専門課程であるならば、その専門は?
まだ教養課程でしたら、どの辺りに興味を覚えて仏文科へ?

もう少し具体的なお答えを用意できるかも知れません。
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この回答へのお礼

大学の文学部フランス文学専修3年生です(21)。

僕の大学には専門課程というのはなく、とりあえずフランス文学≪専修≫が最後のカテゴリーです。

実はもう今年のうちに卒業論文を執筆してしまおうなどと大それたことを考えていまが、まだ完全に的を絞れているわけではありません。(その理由として、学生最後の一年間を海外旅行をしてすごしてみたいと考えているからです。奨学金も毎月下りることだし。もっと実際の世界を知らねばならないと思います。)

しかし、興味があるのは
『オリエンタリズム、外国との出会い、フーコー(視線という点で)、ブルデュー、最近のグローバリズムと絡めて』というような感じです。(ほんとにまとまってなくてすいません…。)


実は海外旅行が好きなので、それに絡めて執筆できればそんなに苦もなく書き終えることができるだろうなどと考えております(苦しい…)。


フランス文学を選んだのはもともと映画が好きでして、アメリカ映画の古いものはよく見ていました。今でもアメリカ映画は好きです。でも、それひとつに絞るよりもフランスの文化やフランス映画を勉強すればもっと複眼的に映画を見れるようになると思ったからです。また、フランスに関することなど独学ではなかなか根気が要ると、当時思っていたからです(今は面白いので独学は可能です。)。
もうひとつの理由は、上記のものと似ているのですが、映画だけでなく、世界を知るために英語だけではかなり偏った見方になってしまうという思いがかつて強くあり、そのカウンターパワーとしてフランス語がやはり重要なのではないかと思っていました。中国語、スペイン語なども重要ですが、ジャーナリズムという観点から見てフランスの方が成熟しているのかなと漠然と感じていました。
(今、独学で少しずつですが中国語とスペイン語は継続的に勉強しています。趣味のようなものですが…。あと、英語もこれはちょっぴり力を入れてます。)

映画はやはり大好きですが、今はやはり卒論を仕上げてしまいたいという思いのほうが強いです。

最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。
具体的なアドヴァイスをいただけたら本当に感謝します。本当に…。

お礼日時:2002/07/01 17:08

No.3に対するお返事ありがとうございます。


それをもとにアドバイスさせていただきます。

オリエンタリズム、外国との出会い、ということでいいますと、ネルヴァルは読んでおいた方がよいでしょう。日本ではマイナーな、マニアックな人気の作家ですが、『東方見聞録』(Voyage en Orient)はこの方面の作品の傑作でしょう。

作品ではないですが、筆を折った後のアルチュール・ランボーの生き様をおってみるのも良いかもしれません。タイトル、その他のデータが手元にないのですが、この部分に光を当てた研究書が去年か今年初め頃に出たはずです。

またフランス人といえば、とかくプライドが高く、母国語が世界一美しく、母国の文化が世界最高と考えていると思われています。いや、実際そうで、ハリウッド映画の輸入、上映本数を規制し、外来語はフランス語の発音体系に当てはめてしまう(わが国ではなるべく本来の発音に近いものにしますね)し、そのプライドの高さは現地へ行けばいやと言うほど味わわされたりしますが、ピカソ、マン・レイ、藤田嗣治などなど、外国人芸術家の才能をいち早く見出し、評価するのも彼の国の人々である、という事実も一つの切口になるかもしれません。

映画ではやはりゴダールは押さえておかねばなりますまい。もう御覧になられているかもしれませんが、『映画史』なる作品を撮っています。また評論、批評本もけっこう出ていますので、読まれると良いでしょう。まあ、この人の作品自体が批評精神の塊のようになっていますが……。

とりあえず、おもいつくままに。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
御礼が遅れてすいませんでした。

ネルヴァル。読もうと思っているのですが、なかなか手をつけられないまま今に至ってます。必ず読みます!

ランボーはたしかイエメンに少し滞在しましたよね。僕欄ボートは関係ないのですが、昔からイエメンに興味があり、行ってみたい国でした。

いろいろ教えてくださってありがとうございました。

お礼日時:2002/07/15 02:59

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